プレミアムセダン、もうひとつの必須条件がスポーティであること。セダンと言えば、お行儀のいい乗り味。また大排気量のハイパフォーマンスなエンジンを積んでいるクルマでさえ、スポーティテイストを隠してしまう例も多い。ところが今どきのプレミアムセダンはそのパフォーマンスを隠さない。むしろ、それを強くアピールする存在だ。
もちろん、ふだんはジェントルでかまわない。が、ひとたびドライバーがヤル気モードに突入し、アクセルを踏めば、まるでスポーティカーのように反応し、他者を圧倒的に凌駕してしまう……そんな実力を備えている、というわけだ。
それを裏付けるのは、エンジン性能ばかりではない。剛性感にあふれた筋肉質なボディ&シャシー。軽快なフットワークを実現する、鍛えられ均整の取れたサスペンション。そして、それら全般をサポートするインテリジェンスなデバイスの数々。ショッピングのため街へ出るもよし、ロングツーリングの相棒とするもよし。どんな走りにもこたえてくれる懐の深さがあるのだ。
レクサスISの走りを検証してみよう。ISの場合、選べるエンジンは2.5L V6(215馬力)、そして3.5L V6(318馬力)。そのスペックが物語るとおり、走りの力強さは2.5Lとて圧巻だ。さらにそのクリーン性、静粛性、低燃費性など、環境性にも注目しておきたいところだ。
またモノチューブ・ショックアブソーバー採用で上質な乗り味とリニアな操舵性を両立させた足まわりは、VSCやTRCといった電子デバイスのサポートで、より安全性を高めた挙動を確保。加えてIS350にはVDIMというクルマの挙動を統合制御するシステムも搭載。ミリ波レーダーによるクルーズコントロール、インテリジェントAFSは全車に用意がある。
豪快な走りをサポートする繊細な安全機能。プレミアムなスポーティ性能とは、まさにそのことだ。