少し前まで、ミニバン選びというのはかなりむずかしいものだった。どれくらいの人数が乗って、どれくらいの荷物を積むのか?を考慮する必要があったからだ。
しかし、今は大勢乗れてたくさん積めて、残った部分は遊ばせておけばいい……という雰囲気。でも、これって無駄のかたまり。多くの人が求めているミニバンは、セダンの延長線上にあるモデル。それを考慮すれば、オススメとして候補にあがるのがマツダのプレマシーだ。
アクセラをベースとした3列シートモデルで、サードシートの居住性も高い。セカンドシートはセンターシートを展開すれば3名分、ふだんはセンターシートを収納し、セパレートシートとして使えば、ゆったりと乗ることもできる。
もっともオススメしたいのは151馬力の2L・直噴だが、これはまだ中古車市場への流入は少ないだろう。2.3Lはプレミアムガソリン指定なので、今のガソリン価格を考えるとちょっと手が出しづらい。というわけで2Lのベーシックなエンジンが残る。ふだんの走りからワインディングまで十分に対応してくれるフレキシビリティさを持つぞ。
コンパクトカーに求める性能は多様だ。本来苦手な室内の広さ、エンジンのパワー、乗り心地などないものねだりになりがちで、さらに燃費や取りまわしなども追求される。
でもやはり、クルマは乗って気持ちよくて、走らせて楽しいことも大切。ここ数年でコンパクトカーとしての総合性能が高いと感じているのがスズキのスイフト。1.5Lや1.3Lでも十分にスポーティな走りが可能。マイナーチェンジ前のモデルは、リヤシートがダブルフォールディング式。最新より中古車のほうがマルチ性の高いクルマが手に入るのだ。