走る、積む、遊ぶ 7Days SUV
7Days SUV 走る 街なかから、高速、ワインディング、そしてオフロードまで自在に走る
日常を楽しくする
スムーズさと快適さ

 SUVがファミリーカーにふさわしいクルマかどうか。それを見極めるには、じっくりこのクルマとつき合ってみるしかない。目安としたのは1週間=7Days。平日に走る都会や街なか、そして休日にはハイウェイを飛ばして自然のなかへ、オフロードへ……。そんなSUVの使い方や乗り方をシミュレーションして、そのポテンシャルをチェックしてみよう、という具合だ。
 まずは気になる「走り」について。SUVといえば大排気量にモノを言わせ、巨大なボディをグイグイ引っ張るようなところがある。それはたしかにSUVの魅力かもしれないが、デイリーユースということを考えると、あまり現実的じゃない……。
 ところが、今回のモデルカー、アウトランダーは、サイズもほどよく(前ページで紹介したが、ほとんど5ナンバーミニバンクラス)、取り扱い良好。たとえば街なかへショッピングに出かけても、狭い道はスイスイ走れてしまうし、駐車も楽々。全高1680mmでタワーパーキングはちょっとムリだけど、たいていの駐車場ですんなり止められる。これならウイークデーにママさんがふだんの足として乗るにも、十分オススメできるだろう。
 そして走り自体も、快適そのもの。2.4Lのエンジンは、力で押し切るようなタイプではないが、とにかくスムーズ。信号や交差点などで繰り返されるストップ&ゴーも、しなやかにこなしてくれる。このあたりは、かつてのゴツゴツした乗り味のクロカンや、少し大げさなほどのプレミアムSUVたちと一線を画すポイントだろう。もちろん、最近はこのアウトランダーのような、いわゆる「ミドルクラスSUV」も増えつつある、うれしい状況だ。
 またさらにうれしいのが、ミドルクラスSUVは、高速のクルージングも、ワインディング走行も、まったく不満がないということ。街なか同様、スムーズで快適。室内居住性も含め、へたなセダンやワゴンより、その資質は上だと言っていいのだ。
DRIVING 走破性の高さをチェック
カーライフのあらゆるシーンで活躍する
オールランドな走り

 かつてのクロカン4WDよりも、もっと日常走行での快適さ、オンロードでの操縦性能を高めて登場したのが「SUV」だ。たとえば高速道路のクルージングでは、ゴツゴツした乗り味もないし、騒音もほとんどナシ。エンジンパワーの余裕、燃費など、すべてが今という時代にふさわしい性能を持っている。しかし、かといって氷雪路やオフロードでの走りを犠牲にしているか、というとそんなことはない。先進の4WD機構や、トラクションコントロールなどの電子デバイスで、むしろその性能も向上しているといっていいだろう。ただしSUVの場合、4WDモデルだけでなく2WDモデルもあるので、購入時にはチェックしたい。
街なかからワインディング、高速クルージングまで、オンロードでの走りは快適そのもの。セダンやスポーティカーにも匹敵する。 もちろん、オフロードでの安心感もSUVならでは。オールラウンドな走行性能の充実ぶりが何よりの魅力だ。
4WDシステムはクルマによりさまざま。アウトランダーは2WDと4WDオート、4WDロックを切り替える方式だ。アウトドアユースで頼りになる装備だ。 ほかのクルマより高いアイポイント、これがSUVのアドバンテージ。先の交通の流れまで見通せるので運転に余裕が持てる。
特選ラインアップ 走りが自慢のSUV
TOYOTA HARRIER
ハリアー
すべてがラグジュアリー。国産プレミアムSUVの頂点
 高級サルーンとSUVのキャラクターを併せ持つ、元祖ラグジュアリーSUV。北米ではレクサスブランドからリリースされる、プレミアムな装備群が魅力だ。走りのよさなら、平成18年1月登場の3.5L V6モデルが筆頭だが、2.4Lモデルや、それ以前の3Lモデルでも満足度は高いハズだ。
TOYOTA HARRIER 力強い走りとともに、プレミアムな装備群にも注目。ただしオフロードでの安心感はSUVとしてはモノ足りない。
TOYOTA HARRIER
中古車相場 338 万円
平成16〜17年式:3.0AIRS
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NISSAN MURANO
ムラーノ
4WDが選べるのは3.5Lのみなので注意
 ニッポン国内でも、そして北米でもハリアーの好敵手に位置づけられるプレミアムSUV。日産のスポーツカーや高級セダンにも搭載される3.5L V6エンジンと、6速マニュアルモード付きエクストロニックCVTによる走りも自慢だ。4WDシステムは日産自慢のオールモード4×4。
NISSAN MURANO 未来的なフォルムで存在感ばっちりのムラーノ。室内も広く居住性は高い。今後のSUVのスタンダード的存在か?
NISSAN MURANO
中古車相場 308 万円
平成16年式:350XV FOUR
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SUZUKI ESCUDO
エスクード
ローレンジギヤも備えた本格クロカンSUV
「ライトクロカン」の先駆車としてイマドキのSUVとしては長い歴史を持つエスクード。ただしこのクルマは、本格クロカンの必須デバイス「ローレンジギヤ」も持っているのがミソ。快適なオンロード性能とともに極悪路走行や、アウトドアギアの牽引にも高いポテンシャルを見せてくれる。
SUZUKI ESCUDO 4WD方式はフルタイム。センターデフロックやローレンジへの切り替えはダイヤルを回せばOK。走破性は折紙付き。
SUZUKI ESCUDO
中古車相場 202 万円
平成17年式:2.7XS
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