NEW GENERATION SUV 新世代SUVで行こう
CROSS-COUNTRY フィールドを選ばないタフな足
電子デバイスの発達でオフロード性能が向上
 石ころがゴロゴロ転がる河原、不整地が続く林道などなど、自然のフトコロのもう一歩奥まで踏み込んでいける、いわゆる「オフロード走破性能」を持っていること。これもSUVの大きな魅力だろう。
 たとえばアウトドアスポーツを趣味とするとき。ラゲッジユーティリティに加え、このオフ性能は武器になる。ほかのクルマではとてもムリな、ボートを水辺のすぐそばまで運ぶことだってできるし、スノーボードに出かけ、帰りに万が一の大雪に見舞われたとしても、SUVの走破力で安心して帰って来られるはず。
 もちろん、こうしたオフロード性能は、ちょっと前までは本格クロカン4WDの専売特許だった。しかし電子デバイスの発達したイマドキのSUVは、クロカン並みの走破力を存分に発揮できる存在だ。
 CR-Vの場合だと、サスペンションは4輪独立式で、オンロードの乗り心地や操縦性、そしてダート走行での追従性に威力を発揮する。しかし、いわゆる「サスペンションストローク」は短めだから、デコボコ道では簡単にサスペンションが浮いてしまう……。これを補うのがTCSやVSAといったトラクションコントロール(=電子デバイス)。より精度の増した「新リアルタイム4WD」との相乗効果で、高い走破性をみせてくれるわけなのだ。
 ビッグサイズ、ミドルクラスを問わず、今やSUVと電子デバイスは切っても切れない関係。それだけSUVの信頼性はグレードアップ、オフでの安心感も増しているのである。
スズキ エスクード SUZUKI ESCUDO
ミドルクラスSUV随一の
走破性を誇る本格クロカン
スズキ エスクード
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 デビュー当時からRAV4と並ぶ「ライトクロカン」として扱われてきたエスクードだが、その本質はトランスファ(=ローレンジギヤ)を備えた、あくまで本格的なクロカン車だ。
 4WDシステムはフルタイム式だが、画期的なカム式LSDを採用したセンターデフにより、雪道などスリッピーな路面での高い操縦安定性を確保している。もちろんセンターデフロックも可能、ローレンジギヤは牽引時など大きな駆動力を必要とするときに重宝する。
 エンジンは2.7L V6と2L直4、そして1.6L直4の3種だが(1.6Lはローレンジなし、しかもMTのみ)、もうひとつ、その走破性を高めているのが2.7Lに標準、2Lにオプションとなる「ESP」。この電子デバイスの採用は、エスクードの雪道やラフロードの走行性をミドルクラスSUVナンバーワンと言えるものにしている。
平成17年式 2.7XS(5AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4390×1810×1695mm
ホイールベース 2640mm
トレッド前/後 1540/1560mm
車両重量 1620kg
エンジン V6DOHC
総排気量 2736cc
最高出力 184ps/6000rpm
最大トルク 25.5kgm/4500rpm
10・15モード燃費 10.2km/L
サスペンション前/後 ストラット/マルチリンク
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 225/65R17
新車価格 252万円
中 古 車 相 場
平成17年式 2.7XS 210万円
スバル アウトバック スズキ エスクード ミドルクラスSUVであるとともに、本格クロカンとしての顔も持つエスクード。ローレンジ付きトランスファを備える駆動系、リヤに背負ったスペアタイヤもその証し。
スズキ エスクード スズキ エスクード 主力の2.7L搭載車は5ATのみの設定、ESPは走行シーンによって解除することもできる。
日産 エクストレイル NISSAN X-TRAIL
テラノやGT-Rの
4WDシステムを受け継ぐ
日産 エクストレイル
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 はっ水シートやウォッシャブルラゲッジボード、さらにはポップアップステアリングなど、アウトドアトランスポーターとしてラフな使い方にも対応してくれるエクストレイル。しかし走りのほうだってタフそのものだ。4WDシステムは、あのテラノからの流れを受け継ぐ「オールモード4×4」。2WDと電子制御式4WD、そして4WDロック、3つのモードが選択可能だ。しかも2LターボはVDC+ブレーキLSDも装備する。
平成13年式 S(4WD・5AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4445×1765×1675mm
ホイールベース 2625mm
トレッド前後 1530mm
車両重量 1400kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1998cc
最高出力 150ps/6000rpm
最大トルク 20.4kgm/4000rpm
10・15モード燃費 12.0km/L
サスペンション前後 ストラット
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 215/70R15
新車時価格 200万円(消費税別)
中 古 車 相 場
平成13年式 S 133万円
日産 エクストレイル はっ水性や防汚性に優れたインテリアユーティリティ同様、タフなシャシーも魅力。
日産 エクストレイル ミドルクラスSUVのなかでも実用性はNo.1だ。
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