平成17年はミニバン・ナンバーワンの販売台数を誇ったウィッシュだが、18年は新車ラッシュのため4位。しかし、それでも総合7位と検討し、相変わらずの人気モノぶりだ。
ただしこのクルマの場合(そして今回10位に入ったストリームもそうだが)、ミニバンというよりも、ワゴン的なユーティリティを求めて……というユーザーが多いのかもしれない。基本的なボディサイズは5ナンバー枠に収まるものだし、全高も1600mm以下で立体駐車場にも入る。要するにサードシートはあくまでエマージェンシーで、おそらく年に数回、子供を乗せるだけ……なんて人が選ぶのだろう。
事実、室内のシートアレンジなどをボックス型のミニバンと比較してしまうと、いかにもモノ足りない。2列目、3列目とも分割可倒機能があるので、乗車人数と荷物に合わせたアレンジはできるので実用上は十分だが、「ミニバン」の楽しさはない。3列目をフラットに収納して、ワゴン的に使うほうが使いやすいだろう。
ラインアップは、2L Dー4エンジンを搭載する「Z」と「G」、そして1.8L搭載の「X」の3タイプ。ウィッシュは基本的に2+3+2の7人乗りとなるが、Zだけは2+2+2の6人乗りで、しかもオーバーフェンダー付き3ナンバーのスポーティモデルとなる。CVT仕様だが6速シーケンシャルシフトマチックも装備している。
また1.8LのXには、エアロバンパーなどを装備した「エアロスポーツパッケージ」と、装備厳選の「Eパッケージ」を用意。駆動方式はFFが基本、フルタイム4WDは1.8Lでのみ選ぶことができる。 |
|
| 乗り込んでみると外観からの想像以上に広い室内。ただしボックス型と比べると……。2列目は、Z以外はベンチ式で6対4に分割可倒。座面の跳ね上げ+背もたれの前倒しでフルカーゴのモードも可能。グレードによっては助手席シートバックがテーブルにもなる。 |
|
 |
 |
 |
 |
3列目シートは背もたれを倒すだけでフラットなカーゴスペースを提供。5対5分割可倒式なので使いやすい。 |
 |
 |
2、3列目を収納してカーゴスペースをフルに広げた「ビッグキャビンモード」。ワゴンレベルの広さではある。 |
|
| その走りはもちろん、背の高いボックス型ミニバンとは一線を画すもの。操縦性はごく自然で、山道のワインディングも快適に走れる。スポーティグレードのZなら、パワフルなD-4エンジンのフィーリングと、CVTでマニュアル風のシフトワークも楽しめる。 |
|
 |
 |
 |
 |
2L D-4はCVT、1.8Lは4ATとの組み合わせ。パワフルさは2Lだが、1.8Lは実用上は十分で燃費も良好。 |
| 2LのCVT、1.8Lの4ATとも、インパネシフトを採用。1.8Lの2WD車にも4速マニュアルモード搭載。 |
 |
 |
|
 |
 |
| 平成15年デビューのウィッシュは、非常にタマ数が豊富で探しやすい。市場の中心となる1.8LのXを例にすると、各年式の価格差は約8万〜10万円と、妥当なセン。やはりホワイト(パール)、ブラック、シルバーが人気色で、この3色で9割を占める勢いだ。 |
| 主要グレード中古車平均相場 |
 |
| 175万円 |
 |
 |
 |
平成17〜18年式 1.8Xエアロスポーツパッケージ |
|
 |
|
|
|
|