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最新のBMWを理解するキーワードは「よりいいモノができましたので」だ。その心というか読み解きは、意味のないモデルチェンジはしていません、ということだ。
もちろん生産車メーカーだから、モデルチェンジには一定の周期はある。が、中途半端なままスケジュール重視の新車投入は、まずしない。こだわりを持ち、旬のいい素材しか客に出さない料理屋みたいなものだ。
3シリーズは、クラスでは小さいほうに属するものの、BMWにとってはカンバン車種であり最多販売モデルでもある。幅広い層に乗られるクルマだけに、BMWの粋と哲学が詰まっていると言って過言ではない。
哲学は「駆け抜ける歓び」。ただ速いだけでなく、ステアリングインフォメーションがより明確なFRに固執し、エンジンブロックにマグネシウムを採用して前後重量配分を追求などといった哲学実践のために手を抜かない姿勢を貫いて、ポンッと高い完成度で出してくる。
大人の哲学は時に遊び心にもこだわる。好例は最新のカブリオレだ。軽量化よりもスタイリング重視のメタルルーフ採用で市場投入。一途な頑固者にオトナは心惹かれるのだ。 |
| ●3シリーズは、ボディサイズ的には2Lクラスのミドルセダン同クラスの大半がFFであるのに対して伝統的にFRを採用するが、室内スペースや居住性でほとんど劣るところはない。また、FRならではのプロポーションも魅力的。 |
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