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オトナたるもの、洗練されているかどうかをつねにモノ選びの尺度にしたいと心がける。クルマの場合は、デザイン、メカニズム、機能……と洗練度を追求したくなる部分は多いのだが、そのなかに「無用に大きくない」というのもある。大は小を兼ねる恩恵は経験則でわかっていても、プライベートで乗るなら、そんなに大きいクルマはいらない。
ブレイドは、先に出たオーリスの中身に2.4Lエンジン、ダブルウイッシュボーンリヤサス、7速シーケンシャルCVT、高い安全性能と居住性を詰め込んだ5ドアハッチ。
欧州車ではより高級でスポーティな兄弟車、ゴルフとアウディA3の相関を思い起こさせるラインだ。国産車では意外なことにスッポリと開いたデッドゾーンだった。そこに登場したブレイドは、スペックはもちろん見た目にも大人心をくすぐる。
ヘッドライトはゼロクラウン、フロントマスクはマークX、リヤコンビはハリアーやクラウンとそれぞれ共通する意匠。トヨタの高級車たる雰囲気はきちんと備え、路上で隊列に加わっても違和感は少ない。
小型ハッチバックながら、見る人が見れば洗練度が高いとわかる部分を的確に押さえる。オトナの価値観を満足させるクルマなのだ。 |
| ●前後のデザインはボリュームアップしたが、シルエットやフライングバットレス(建築仕様のひとつで空飛ぶ支柱の意)をモチーフとしたセンターコンソールなどのインテリアの基本形はオーリスと共通。ただし内装材は本革とアルカンターラを組み合わせたトリムを採用するなどショート・プレミアムたる性格を盛り込んでいる。 |
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