なるほど!これが100万円カー
ONE MILLION CAR
ミニバンのユーティリティ&ワゴンの走り オールマイティなファミリーカーがほしい!
HONDA STREAM
ホンダ・ストリーム(先代)
HONDA STREAM
元祖ワゴン型ミニバン スタイルと走りはいまだ新鮮
「100万円」という予算のなかで中古車を選ぶなら、もちろん、もともと新車価格の低いコンパクトカー系がズラリと顔をそろえている。しかし、それが「お買い得かどうか」は、話は別。できるだけリーズナブルな予算で、満足できるクルマを……がコンセプトだから、とりあえずコンパクト、それに軽自動車は外すことにした。まあ、その両カテゴリーなら、もうちょっと安くみても探せるだろうからね。
 そこで本誌が目をつけたのは、まずはワゴン型ミニバン。探してみるとこれが、代表的な人気車がけっこう豊富にそろっていたりするのだ。
 その一番手となるのがストリーム。5ナンバーサイズのステーションワゴン風フォルムに、3列シートを備えた7人乗り。デビューは平成12年10月だから、このテのミニバンでは、元祖といっていいだろう。
HONDA STREAM もちろん、車高を抑えたのは、走りを重視したホンダのこだわり。エンジンは2LのiーVTEC(5AT)と、1.7LのVTEC(4AT)を選べるが、2Lは力強く、1.7Lは軽快そのもの。いずれのエンジンにもFFとフルタイム4WDが用意されている。
 室内は、これもホンダならではの低床設計で、見た目以上に広く、頭上スペースも十分稼がれている。シートバリエーションはボックス型ミニバンというほど豊富ではないが、3分割式で長モノ積載に便利なセカンド、フラットにたたんでおけるサードなど使い勝手は上々。これで5ナンバーの経済性は、かなりお得!
ONE MILLIONの条件
中古車相場 92万円 年式:平成13〜14年式
グレード:1.7L、1.7L Sパッケージ
走行距離:4万〜7万km
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 ずばり100万円が相場の中心となる先代ストリーム。先代初期型の1.7Lの各グレードが100万円前後の相場を形成しているが、2L車でも少し走行距離の伸びたクルマならこの価格帯に入ってくる。物件数はどちらの排気量でもかなり豊富だ。アブソルートが新グレードとして追加された先代後期型(15年式後期)の相場は、プラス20万〜30万円といったところ。
P O I N T
7人乗れる走りのミニバン コンセプトは明快 HONDA STREAM
 新時代の7シーター・ミニバンとして、ストリームがこだわったのは低重心フォルム。それはセダンやステーションワゴンのような操縦性を実現するためだ。もちろん扱いやすいボディサイズは、普段の足としても活躍してくれるだろう。2Lと1.7L、エンジンの選択も、経済性という点で1.7Lがオススメ。走り自体も至って軽快だ。2Lはロングツーリング派に。
HONDA STREAM HONDA STREAM
HONDA STREAM HONDA STREAM
主要諸元:平成13年式・1.7L
全長×全幅×全高 4550×1695×1590mm
車両重量 1330kg
エンジン/総排気量 直4SOHC/1668cc
最高出力/最大トルク 130ps/15.8kgm
10・15モード燃費 14.2km/L
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
乗車定員 7名
●低床設計によって室内は外見以上にフトコロが深く広い。ATシフトレバーやスイッチ類など操作系はセンターパネルに集約。フロントはサイドウォークスルーも可能だ。シートアレンジは通常のステーションワゴン並みだが、セカンド3分割で、4人乗り状態でもボード類などが積める。サードシートはスペース的には及第点。折りたためばフラット収納できるが、ただし左右一体式で少し不便。
MAZDA PREMACY
マツダ・プレマシー(先代)
MAZDA PREMACY
街なかで機動力発揮の ハイトワゴンでもOK
 5ナンバーサイズのミニバンは、ストリームのようなステーションワゴンタイプ、そしてハイトワゴンから派生したタイプに分けることができるが、そのハイトワゴン系の代表格が、初代プレマシーだ。
 デビューは平成11年4月、ファミリアをベースにしているだけに、街なかでの取りまわしはラクラク。ハイトワゴン系とはいえ全高は1600mm以下で、立体パーキングの利用も可能だ。
 こんなに小さいのに、シートはきちんと2ー3ー2名の3列・7人乗りを実現(一部グレードに2ー3名の5人乗りもある)。シートアレンジについては、やはりボックス型ほどの豊富さはないが、サードシートがタンブル式の折りたたみ、あるいは脱着もできてしまうのが便利。外したシートの置き場所に悩みそうだが、たとえば4人家族なら普段はサードシートを外しておけば、ラゲッジをフルにワゴン的に使える。
MAZDA PREMACY セカンドシートはダブルフォールディングで前倒しが可能、助手席も含め、シートバックを倒してテーブルとしても活用できる。またフロントーセカンドによるフルフラットシート化も実現されている。
 エンジンは当初1.8Lのみだったが、13年7月からは2Lも追加。とくに2Lを積む「スポルト」は、エアロパーツをまとったスポーティな走りがなかなか楽しい。
 駆動方式はFFがメインだが、1.8Lでのみフルタイム4WDを選べる。またトランスミッションは全車、コラム式の4AT採用だ。
ONE MILLIONの条件
中古車相場 95万円 年式:平成14年式
グレード:G、Gスポーツパッケージ、スポルト
走行距離:3万〜6万km
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 年式を考えると「100万円」物件の走行距離は短く、比較的程度はよさそう。物件数はまずまずだが、先代プレマシーの価格分布はかなり幅広く、先代初期型(平成11年式)は40万〜60万円台。平成14年式前後で80万〜120万円に収まる物件なら比較的良好と言えそうだ。プレマシーは後期型になるほどタマ数が減り、選択肢が狭くなる。
P O I N T
積むモノを選ばないシートアレンジ MAZDA PREMACY
 プレマシーのシートユーティリティはワゴン以上、ミニバン未満といったところ。助手席やセカンドシートのシートバックがタンブルできて、ご覧のように長尺モノの積載もOK。シートバックはテーブルとしても活用できる。さらにはサードの脱着機能や、1−2列フルフラットなどが便利だ。
MAZDA PREMACY MAZDA PREMACY
MAZDA PREMACY MAZDA PREMACY
主要諸元:平成14年式・1.8Gスポーツパッケージ
全長×全幅×全高 4340×1695×1580mm
車両重量 1350kg
エンジン/排気量 直4DOHC/1839cc
最高出力/最大トルク 130ps/16.4kgm
10・15モード燃費 13.0km/L
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
乗車定員 7名
●ハイトワゴン風のフォルムだが、走りは至ってスポーティ。キビキビ走ってくれるのは、ボディ剛性の高さゆえか。サードシートはタンブル収納(後期はフラット収納になった)だが、ジャマなら脱着も行える。ラゲッジのフロア下は十分なサブトランク(FF、4WDはサイドスペースのみ)。インパネは実用性を追求、シフトレバーはコラム式だ。写真のホワイトメーターはスポルト専用装備。
SUBARU TRAVIC
スバル・トラヴィック
SUBARU TRAVIC
欧州テイストにあふれた走り派 サードシートの使い勝手も魅力
 スバル初の3列シートミニバンとして13年8月デビューしたトラヴィックだが、じつはGMが生産するオペル・ザフィーラ(初代)と同型車。ただし2.2Lエンジンや、スポーツチューンされた足まわり、またエクステリアも専用エアロパーツを装備したグレード(Sパッケージ)を主力に置くなど、スバル流の哲学が貫かれている。
 シートの乗り味は欧州車的で、やや硬め。国産ミニバンのようなフカフカさはないが、じつはロングドライブではこれが疲れにくかったりする。シートユーティリティはシンプルだが、サードシートは左右分割で、バッタの足のようにたたむ構造。フラットなラゲッジになり、日常の使用時には大きなスペースを提供してくれる。
ONE MILLIONの条件
中古車相場 104万円 年式:平成13〜14年式
グレード:全グレード
走行距離:2万〜8万km
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 同じ価格帯に入る物件でも、走行距離の幅が示すように使われ方がかなり違うようだ。グレードは3構成だが、これも相場にはあまり影響していない。走行距離に比較する相場形成で、ねらいはもちろん3万km走行以下。
P O I N T
室内をフルに活用できるシート構成 SUBARU TRAVIC
「フレックス7シート」と名付けられたシート構成。サードシートは足元スペースも広く、乗り心地も良好、そしてペタンペタンとバッタの足のように折りたたむことで床下に収まってしまう。5名乗車時もまったくジャマにならず、ラゲッジをフルに活用することができるのだ。
SUBARU TRAVIC
SUBARU TRAVIC
主要諸元:平成14年式・Sパッケージ
全長×全幅×全高 4315×1740×1630mm
車両重量 1470kg
エンジン/排気量 直4DOHC/2198cc
最高出力/最大トルク 147ps/20.7kgm
10・15モード燃費 10.0km/L
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
乗車定員 7名
●ボディ全幅はやや広めだが、基本的に扱いやすいサイズ。セーフティセル構造のボディなど、欧州流の安全性能も充実。インテリアの造りもコクピット然として硬派。ハンドルやアクセルはやや重めだ
TOYOTA WISH
トヨタ・ウィッシュ
TOYOTA WISH
後発の強味? ワゴン型ミニバンナンバーワンヒットを記録
 15年1月、大ヒットしていたストリームのあとを追うような形でデビューしたワゴン型ミニバン。5ナンバー枠に収まるサイズとエンジン、7シーター、軽快な走りと、コンセプトはまったくストリームと同様。しかしサードシートの広さと分割可倒できるユーティリティが功を奏してか、ストリームを上まわる人気車種になった。
 エンジンは2Lと1.8Lで、2LにはCVTを、1.8Lには4ATを組み合わせる。またFFのほか、1.8Lではフルタイム4WDも選べる。
 さらに2Lには、スポーティグレードとしてXを設定。17インチホイールやオーバーフェンダー装着(ボディワイド化で3ナンバー)、しかも6名乗りとして走りにもこだわっている。
ONE MILLIONの条件
中古車相場 109万円 年式:平成15年式
グレード:1.8L、X、X Sパッケージ
走行距離:4万〜9万km
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 本来、ウィッシュの相場の中心は平成15年式でも150万〜160万円台。人気車種だけに物件数は豊富なので、価格帯下位に位置する100万円台の物件もあるということ。さすがに走行距離は進んでしまうが、今ならまだ買い!
P O I N T
操作性にこだわったギミックも魅力 TOYOTA WISH
 スポーティテイストを追求したZには、スポーツマフラーが装着されるほか、マニュアル操作可能な6速シーケンシャルシフトマチックを設定し、ドライビングする楽しさを盛り込んでいる。1.8Lに採用される4ATもゲート式でマニュアル風操作は可能、こちらなら4WDも選べる。
TOYOTA WISH
TOYOTA WISH
主要諸元:平成15年式・X Sパッケージ
全長×全幅×全高 4550×1695×1590mm
車両重量 1300kg
エンジン/排気量 直4DOHC/1794cc
最高出力/最大トルク 132ps/17.3kgm
10・15モード燃費 14.4km/L
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
乗車定員 7名
●基本は5ナンバーサイズ、立体パーキングにも入る全高ながら、室内の広さは十分。サードシートの余裕はストリーム以上。インテリアの造形はスポーティなテイスト。走りもそのイメージ通りのもの。
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オールマイティなファミリーカーがほしい!
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