CAR OF THE YEAR JAPAN
2002-2003 第23回 日本カー・オブ・ザ・イヤー 平成14〜15年
世界に誇れる日本車に嬉々として乗ってみたい
 23回すべてにおいてではないが、日本カー・オブ・ザ・イヤーの国産車各車は、世界各国・地域に輸出されているクルマが大半を占める。選考にあたって、輸出の有無を必ず意識しているかどうか定かではないが、結果的にドメスティックな尺度にとらわれていないことだけはたしかではないだろうか。
 好例がこの年に選ばれた2台。フェアレディZは、350Zの共通ネーミングのもと、ほぼ全世界の日産ディーラーで扱われ、イメージリーダーやフラッグシップとしての地位にある。アコードも、国や地域によって車名や細部の仕様は異なるものの、やはりホンダが全世界で展開する重要な戦略ブランドだ。
 どちらも20年以上の歴史を持ち、デビュー当初から両メーカーのカンバン車。Zは買いやすいプライスで本格派のFRスポーツ、アコードは実用性とスポーティさ、ハイクオリティを備えた手ごろなサイズのミドルクラスセダン、そんな基本的な部分ではいささかもブレることなく続いてきた。
 この年の10ベストに、ミニやベンツEクラス、ポロといった輸入車の強敵のノミネートが半数を占めたにもかかわらず、この2台が勝ち抜けた要因には、そういったことが影響していたのかもしれない。
 中古車バイヤーズガイドとして日本カー・オブ・ザ・イヤーの各タイトリストを見直してみた場合、世界的なスタンダードに価するか、通用するかどうかを気にするユーザーにとって大いに参考・指針になる、とも言える。
HONDA ACCORD / ACCORD WAGON
日本カー・オブ・ザ・イヤーホンダ・アコード/アコードワゴン
ホンダのグローバル ブランドを代表
 販売される国や地域によって造り分けし、ある意味無国籍だった先代からグローバルモデルとして内も外も統一された現行・7代目。ちなみにグローバルはシビック、シビックHB、CR-Vで、現行ではアコードが戦陣を切るカタチだった。スタビリティを増したボディや足まわりに組み合わされるエンジンは2Lか2.4Lの直4・i-VTEC。ハイパワーモデルのユーロRは、ヨーロッパのスポーティ仕様(現地ではタイプS)同様のルックスで、専用チューニングで220馬力までパワーアップした2Lの心臓に6MTが組合わさる。
ホンダ・アコード/アコードワゴン
アコード
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アコードワゴン
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 3ナンバー化されたものの、全体で見ればセダンは2Lモデルが主流。スポーティイな24Sや24TLスポーツパッケージの台数も少なめ。ユーロRの人気高の反動ともとれる。ワゴンは逆に24Tが中古車流通の中心で、マイチェンによる外観の差やグレード構成の増減が少なかったため、初期型でも値落ちは少ない。マイチェン後は一部装備の簡略化が行われたことも前期型人気の一因かもしれない。
グレード/アコード20EL
新車時価格 中古車平均価格
214万円(消費税別) 平成17年式 176万円
  平成16年式 166万円
  平成15年式 162万円
  平成14年式 167万円
ホンダ・アコード/アコードワゴン ホンダ・アコード/アコードワゴン ホンダ・アコード/アコードワゴン
NISSAN FAIRLADY Z
特別賞/Most Fun日産・フェアレディZ
毎年マイナーチェンジするイヤーカー
 惜しまれつつ平成12年に生産が終いえたフェアレディZを2年ぶりに復活。スカイラインと同じFMプラットフォームを採用し、前後重量配分や空力性能などスポーツカーとして重要なポイントを追求した結果、2シーター専用モデルとなった。もちろん日産が世界中で売るイメージリーダーたる格はそのまま。エンジンも高性能V6・3.5L。ブレンボ製ブレーキやアルミ採用のマルチリンクサスなどスペックにも事欠かない。先日のマイチェンでは早速スカイラインと同じ313馬力のVQ35HRエンジンを搭載した。
日産・フェアレディZ
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 デビュー当初は6MTのみの設定。徐々にATモデルが充実し、平成15年にはタイムラグ感が少ないシンクロレブコントロールATの搭載、17年のマイチェンで294馬力にパワーアップなど、リニューアルごとに性能アップを行っているので、中古車相場もまた年式やグレード、内容による差が如実に現れる。全体的には高級志向が反映され、革シート車の人気も高く維持されている。
グレード/バージョンST
新車時価格 中古車平均価格
360万円(消費税別) 平成17年式 329万円
  平成16年式 286万円
  平成15年式 246万円
  平成14年式 258万円
日産・フェアレディZ 日産・フェアレディZ 日産・フェアレディZ
※グレードは中古車市場でもっとも流通していると思われるものに限定。新車時に売れたグレードとは異なる場合があります。また、新車時価格はデビュー当初の関東地区の希望小売価格となっています。
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