オールマイティの条件について、もう少し話を進めてみよう。
サイズや余裕といった物理的な制約をクリアしたとして、もうひとつクリアしたいのは乗り手に訴えてくる魅力があるかどうかだ。ここでは、見る相手がどう受けとめるかということはひとまず置いておく。ビジネスでは重要なポイントだが、仕事から解放されたオフタイムでは関係ナシだからだ。結論を先に言おう。走りの性能に満足いくかどうか? だ。
オフでの時間の過ごし方を考えてみる。オフの前日、翌日に備えたかったが結局いつものように遅い時間に帰宅したキミ。やや寝不足気味に朝、家を出る。案の定高速渋滞に巻き込まれながらも途中からスイスイ流れ出してハイペースで走って第一目的地には予定どおり昼には着いた。
さぁ、ここからは快適にレジャースポットでドライブと休暇を快適に満喫。帰りも渋滞が待っているものの、インター入り口までハイペースで走って、結果的に日付変更線を超えない時間に家にたどり着いた。
どうだろう、走りの楽しさはもちろんだが、走りのよさが結果的にキミのオフを有効に過ごすサポーターなんだとわかってもらえただろうか。
ん、「オフがそうならウィークデーのビジネスツールとしても走りとフットワークのよさは大いに助かる」という声も……そこをホントは理解してほしかったのだよ! |
|
| アコード |
| 時代時代によってクルマの流行は変わる。現在ならば、そのトップはミニバンかコンパクト、とマーケティング的には分析されるだろう。が、実際にビジネスのことも踏まえて考えると、エバーグリーンたるセダンの存在も大きい。なかでも、時代に即して変化と進化を遂げてきたモデルに目を向けない手はない。今、時代の先を行くセダンは、すばりスポーティセダンだ。動力性能もさることながら、足まわりやボディデザインにまでそのオーラは宿る。 |
|
|
| ヨーロッパ仕様と共通のボディデザインを採用する7代目アコード。ボディサイズは3ナンバーで、エンジンは直4の2Lと2.4L。どちらもi-VTEC。トランクスルーできるリヤシートなど使い勝手も考えられたキャビンは、骨太の乗り心地も備え長距離でも疲れない。ATは5速を搭載し、6MT搭載のユーロRもラインアップする。 |
| シビックハイブリッド |
| エコへの配慮、先進技術への注目といった先を見越せるビジネスマンにとってハイブリッド車はパートナーとして最適な1台。ECOにこだわる取り引き先へのアピール度も高い。セカンドジェネレーションに入ったハイブリッド車は、エコに加えて高効率パワーユニットに十分見合ったフットワークが備わるようになり、行動範囲を広げても確実にこたえてくれる。しかも価格的にも垣根はグンと低くなった。もちろん税制面での優遇も見逃せないポイントだ。 |
|
|
| スリーステージi-VTECの1.3Lエンジンを搭載し、先代から20%パワーアップしたシビックハイブリッドは、最大で31.0km/Lという超燃費を実現した。サスペンションや内装は普通のシビックと同様、つまり上級モデルをもしのぐ第一級のシャープな走りが味わえる。バッテリーによる車重の重量増はほとんど感じさせない。 |
| プリメーラワゴン |
| 今、もっともクルマ好きが「乗らず嫌い」になっていると言えるのが2Lクラスのミドルセダンベースのワゴンだ。もともとこのクラスのセダンは、重量配分や運動性能のバランス、キャビンの高いアメニティといったメリットがあることに加えて、ちょうどいいボディサイズなどなど、グローバルではコアなマーケットを維持しているのだ。ゆえに、輸出も考えられたこのサイズのワゴンの性能は、侮れないレベルにある。もちろんセダンも使い勝手はセダンに劣らない。 |
|
|
| 初代からヨーロッパでの評価が高く、名実ともにヨーロピアンテイストが売り物だったプリメーラ。インテリアにITを大幅に採り入れた現行モデルもその実力は変わっていない。3ナンバー化されたことでデザイン的にはより豊かさと個性が増し、存在感も大きくなった。車種の豊富さでは前期〜中期がねらい目。 |
| レガシィ B4 |
| 先頃シリーズ全体のマイナーチェンジで新しく生まれ変わったレガシィ。ビジネスからブライべートまでと言えばツーリングワゴンが勝るかとも思われるが、ここはセダンのB4。ツーリングワゴンは走りのよさや趣味性の高さをアピールしすぎるのでは?その点、B4ならどうとかそれ以上の性能で、うまく高性能車のイメージを和らげてくれる。3Lと2Lターボには新規の機構でSI-DRIVEを搭載。エコモードからシャープな加速までスイッチひとつで切り替え可能だ。 |
|
|
| すべてのモデルを4WDラインアップでそろえる現行レガシィ。国産では数少ない、トップグレードでも4WDが購入できる点でも稀少な存在だ。悪条件でも安心して目的地にたどり着くためのデバイスに対する対費用効果は高い。現行は、さらにSIドライブを採用してシーンに応じた走りが楽しめる。 |
 |
アイコンタクトとして、自分なりのモディファイをどこかに施したい……とはいえエアロはかなり目立ちすぎてビジネスにはマイナス。そこで、注目したいのが足もと、つまりインチアップやホイールの交換だ。質よりも実重視の純正からトレンディなホイールに替えるだけで印象はグンと若返ることもまま多い。 |
|