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何千年も10進法を使ってきた人類は、数字のキリがよすぎるため10位以上、以下で区別したがる傾向があるかもしれない。しかし、8〜12位のところで書いたように、10位前後からは販売ランキング乱高下があるので、そうそう見逃しもできない。
実際どうだろう、ここに並ぶ4台は知名度や街で見かける頻度ではけっして今回ベスト10入りしたクルマとそう変わらないはずだ。なかには「予想外に低いランキングだ」とアナタに思わせるクルマもあるだろう。だから、販売ランキングウォッチの面白さがあるともいえる。
それはさておき、全体では新車の行き渡りがひと段落したかな、といったクルマが並ぶ。もちろん人気が急落といったネガティブ傾向ではない。いずれもモデルチェンジやデビューからマイナーチェンジを経て2巡目に入ったクルマ。今後、特別仕様やお買い得仕様の設定、ディーラーの販売攻勢といったカンフル剤によって、もっと上位に上がる可能性は十分にある。というのも、以前は、10位前後につけることもあったクルマばかりだし、最新ライバルに対する見劣りはなくまだまだ十分な競争力を内包しているからだ。
たとえば、アルファードならば、エスティマが先行した3.5Lを積めば、商品力はかなり向上する。
デミオ、キューブの2台も、商品力を武器に息の長い人気を維持しているクルマだ。それは、個性的という商品力。デミオはコンパクト界に上質なスポーツ&カジュアルのテイストを持ち込み、キューブはマイルーム感覚を採り入れることでデイリーユースに新しい楽しさを提案した。どちらも、それらの点でパイオニアだし、魅力も落ちていない。
ヴォクシーが、当時の5ナンバークラスミニバンのひとつの到達点的存在であったように、デビュー当時のイメージやインパクトを大きく変えることなく続けることも、販売上は大きな効果をもたらすのだ。強烈なボディブローがいつまでも効いているといったところか。
ところで、新車の行き渡りが進んだクルマは、中古車でもまた、台数が豊富で価格のこなれかたも進んでいるケースが多い。言い替えれば、選び出しやすく、リーズナブルに買えるということだ。
ここの4台は、いずれも車検サイクル、年式、距離などから「買いのバランス」では高ポイント。しかも、人気のコンパクトとミニバン……ということは別にしても、新車ランキングと中古車市況は意外に関係が深いということを知っておいてほしい。 |
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| TOYOTA ALPHARD |
| トヨタ・アルファードV/G |
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| 6月 |
12位 |
7月 |
14位 |
8月 |
16位 |
9月 |
16位 |
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| 装備充実の特別仕様車が毎年のように豊富に登場することもアルファードのアドバンテージ。豪華さをさらに強調することが販売の推進にもつながる。 |
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| エスティマとFFのプラットフォームを共有し、さらに余裕ある室内空間を持つトヨタ最上級ミニバン。もちろんサードシートも余裕たっぷりで、宴会派もよろこぶリヤ対座も可能なモデルもある。エンジンは直4とV6。もちろんライバルはエルグランドだが、あちらが洋ならアルファードは和のおもてなしといったインテリアのテイストに大きな違いがある。 |
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| 6月 |
13位 |
7月 |
15位 |
8月 |
14位 |
9月 |
12位 |
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| ノアが現行にモデルチェンジしたと同時に出たブランニューの兄弟車。前後フェイスやインテリアカラーなどに違いがあるが、エンジンなどメカニズムは同じ。ただし、より精悍なイメージやヤングファミリー向けのCM効果などから、販売ではヴォクシーがやや上まわる。ATのCVT化やサイドモニター新設など大小の変更にはこと欠かない。 |
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| 6月 |
17位 |
7月 |
16位 |
8月 |
8位 |
9月 |
13位 |
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| 基本グレードを装備や性能、価格帯などでハッキリと3種類(現行は2種類)に分け、ユーザーがチョイスしやすい販売戦略が成功。マーケットでの結果をフードバックすることで、より売れる仕様を新設して息の長い商品になった。ゆえに、伝統のキャンバストップやエアロなども健在。もちろんヨーロッパで好評の走りも健在。 |
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| 6月 |
18位 |
7月 |
18位 |
8月 |
18位 |
9月 |
9位 |
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| ソファのようなシートは、実際に座ってみると写真やカタログで想像する以上のリラックス空間。それはリヤシートも同じで、ショールームでのキラー効果は大きい。さらに走りは見た目ほどトロくないのも魅力的。全体に価格は抑えられ、小手先のドレスアップをするよりライダーを買ったほうが経済効果あり。 |
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| HONDA ODYSSEY |
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ホンダ・オデッセイ |
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| 数々の魅力を認めるも個性の強さがユーザーを選ぶ |
| マイチェンによって重厚感を増した外観、ドアミラーウインカー、装備の見直しなどマーケット対応も抜かりはない。が、ローフォルムのスタイリングはやはりユーザーを選んでしまうのか? 待望される3Lクラスエンジンの復活・搭載があれば、再びライバルを出し抜く実力を発揮してくれるはず。 |
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