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よい意味での「らしさ」は
残して進化したゼロクラウン |
ゼロ・クラウン。クラウンが変わったことを示すのに、これ以上の言葉があるだろうか。「いつかはクラウン」に並ぶ名コピーだと思う。
たしかに現行型は、パッケージングから激変した。ホイールベースは70mmも伸びた2850mm。6気筒エンジンは伝統の直列からV型に切り替わった。ノーズはスラントし、キャビンは前後のウインドウが傾けられ、一気にモダンになった。ロングホイールベースのおかげで、もちろん室内も広くなっている。
しかしこの大変革は、あくまでクラウンの枠のなかでのこと。外から眺めれば、それは依然としてクラウンだった。中央に王冠を掲げた格子のグリル、横長のテールランプというディテールがその証拠だ。室内も同じ。水平基調のインパネ、赤系の木目調パネルとベージュのファブリックシートといった見慣れた光景が、安心感を与えてくれる。
走りもまた、クラウンだ。低中回転の静かさと滑らかさが印象的なV6・Dー4エンジン。街なかでのふんわりした乗り心地。すべてが60km/h以下に焦点をしぼった感じがする。ステアリングの切れ味もマイルドで、クラウンに乗り慣れた人を驚かせることはない。それでいてロングホイールベースや新採用のマルチリンク式リヤサスのおかげで、コーナリング性能は大幅にアップした。
いい意味でのクラウンらしさはそのままに、悪い意味でのクラウンらしさを消し去った。それがゼロ・クラウンに込められた意味なのだ。 |
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コンサバティブなデザインがクラウンらしい。それでいて、ウッドパネルやレザーなどで高級感をしっかり演出する。 |
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ロングホイールベース化に伴い、室内の居住性、快適性は大きくレベルアップした感じがする。 |
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スイッチ類は整然と並べられ、操作がしやすい。ルーバースイング式のエアコンやG-BOOKナビなど、快適装備が充実する。 |
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クラウンの心臓は256馬力の3Lと215馬力の2.5L。どちらもV6エンジンとなる。 |
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専用のキーインテグレーテッドウォッチ。その名のとおり、時計とキーが一体となる。 |
| 中古車平均相場 |
平成15年 |
平成16年 |
平成17年 |
平成18年 |
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| 2.5Lモデル |
303万円 |
325万円 |
343万円 |
352万円 |
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| 3Lモデル |
330万円 |
350万円 |
389万円 |
395万円 |
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| ●現行クラウンの中古車は、約2対1の割合で3Lモデルのほうが多い。どちらの排気量でも言えるが、メイングレードはやはりロイヤルサルーンで、走行距離が少なくコンディション面は期待が持てる。ホワイトやパール系のボディカラーが多い。 |
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