ハイブリッドカーに大注目!!
HYBRID CAR BUYERS TARGET 燃費のパフォーマンスを最優先したい
エネルギーを回収して「得」をするハイブリッド
 エネルギー保存の法則って覚えている? エネルギーは形を変えるだけでつねに存在し続けるという定理だ。あまりむずしいことは抜きにしたいけど、これだけは知っておいてほしいのが、クルマが減速するときは、エンジンで作り出されたエネルギーを捨てていること。
 ブレーキをかけるというのは、運動エネルギーを熱エネルギーに変換して、空気中に捨てること。これはクルマが生まれてからずっと変わらなかったことだ。
 ハイブリッドカーの場合は、その捨てていたエネルギーの一部を電気に変換して、バッテリーに貯めて、もう一度使うことで燃費を稼いでいる。これが回生ブレーキといわれるシステム。エネルギーを回収して再利用するのに、もっとも簡単で実用的だったのが電気というわけ。
 ハイブリッドカーの真価が発揮できるのは、普通なら燃費が悪くなるはずのストップ&ゴーをくり返す市街地。これはクルマを停止させるときにエネルギーを回収できるからだ。
 効率よくエネルギーを回収するのには、ちょっとしたコツがいる。しかしそのコツも、ハイブリッドカーに装着されているエネルギーモニターを有効活用すれば簡単。アクセルやブレーキを踏むタイミングなどで、回収効率は大きく変わる。
プリウスのモニターには、回収されたエネルギーの量がグラフ表示される。なんだか貯金が増えるようで得した気分になれる?
高速道路の走行ではハイブリッドのメリットはあまり出ない。しかし、もともと燃費重視のエンジンだけに、やはり燃費はいい。
空気抵抗は速度の二乗に比例するため、燃費には大きな影響を及ぼす要素。空気抵抗についても徹底した研究が行われた。
CHECK!
今、旬を迎えているハイブリッドカー
 ハイブリッドカーのなかでもっとも人気があるのは、現行モデルのプリウス。先代はセダンスタイルだったが、現行モデルは北米マーケットへの対応も考慮し、5ドアハッチのスタイリングで3ナンバーボディとなった。初期モデルが今年9月以降に初車検を迎えるタイミングとなるので、中古車はそれからが一気に活性化しそうだ。
■平成18年式・プリウス G(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高
車両重量
エンジン
総排気量
エンジン最高出力
エンジン最大トルク
モーター
モーター最高出力
モーター最大トルク
10・15モード燃費
ブレーキ前/後
タイヤ前後
乗車定員
新車時価格
4445×1725×1490mm
1270kg
直4DOHC
1496cc
77ps/5000rpm
11.7kgm/4200rpm
交流同期電動機
68ps/1200〜1540rpm
40.8kgm/0〜1200rpm
33.0km/L
Vディスク/L&Tドラム
185/65R15
5名
241.0万円
プリウス
216万円
平成16年式:G
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燃費で選ぶなら COMPACT SEDAN
TOYOTA
PRIUS
トヨタ・プリウス(先代)
トヨタ・プリウス(先代)
 平成9年に世界初のハイブリッドカーとして発売されたのが、初代プリウス。5ナンバーサイズのボディを持つセダンスタイリングを採用し、ハイブリッドとしての性能だけでなく、ふだんの使い勝手も十分に考慮したモデルとなった。
 初代プリウスはシリーズ途中で2度のマイナーチェンジと、1度の一部改良を受けているが、もっとも変化があったのが12年に行われたマイナーチェンジ。
 このマイナーチェンジでは、バッテリーユニットを形状から変更し小型化した。小型化によって、6対4分割のトランクスルーも可能となり、使い勝手がさらに向上したほか、エアコン性能の向上などもはかられている。
 14年のマイナーチェンジではウインドウガラスを変更し、さらにエアコンの効きがよくなるようにしている。
トヨタ・プリウス(先代) ダッシュボード・センター上段にデジタル式スピードメーターを配置。モニターは平成12年のマイナーチェンジ以降がタッチパネル式。
トヨタ・プリウス(先代) 平成12年のマイナーチェンジで採用されたバッテリー。なかに組み込まれているモジュールそのものの形状も変更されている。
平成12年式・先代プリウス G(CVT)
全長×全幅×全高 4310×1695×1490mm
車両重量 1220kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1496cc
エンジン最高出力 72ps/4500rpm
エンジン最大トルク 11.7kgm/4200rpm
モーター 交流同期
モーター最高出力 33ps/1040〜5600rpm
モーター最大トルク 35.7kgm/0〜400rpm
10・15モード燃費 29.0km/L
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 165/65R15
乗車定員 5名
新車時価格 228.0万円(消費税抜き)
BUYERS CHECK!
 平成9年12月から5年9カ月にわたって発売されたモデル。使い勝手などを考えれば12年のマイナーチェンジ後のモデルのほうが、トランクスルーなどが付いていておりオススメしたい。また、特別仕様車も多く発売されている。装備の充実などを考えるなら、そうしたクルマを探すのもいい。
102万円 平成12年式 S
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HONDA
CIVIC HYBRID
ホンダ・シビックハイブリッド(先代)
ホンダ・シビックハイブリッド(先代)
 ホンダはインサイトというハイブリッド専用ボディを持つスポーツカーを製造していたが、セダンに関してはシビックのボディを使用している。
 先代シビックハイブリッドは、平成13年12月にデビューした。薄型のバッテリーをリヤシートの背面に収めることで、トランクスペースへの影響を最小限に抑えつつ、室内空間はガソリンエンジン車と同等の空間を確保することに成功している。
 15年のマイナーチェンジでは、前後バンパーのデザインを変更。ウッドパネルなどを装着し、高級感を高めた。
ホンダ・シビックハイブリッド(先代) 基本的にはガソリンモデルと同様のデザインとなるインパネ。ナビはオプション。
ホンダ・シビックハイブリッド(先代) エンジンとCVTの間にモーターユニットを配置するホンダのハイブリッドシステム。
平成14年式・先代シビックハイブリッド(CVT)
全長×全幅×全高 4455×1695×1430mm
車両重量 1190kg
エンジン 直4OHC
総排気量 1339cc
エンジン最高出力 86ps/5700rpm
エンジン最大トルク 12.1kgm/3300rpm
モーター 交流同期
モーター最高出力 14ps/4000rpm
モーター最大トルク 5.0kgm/1000rpm
10・15モード燃費 29.5km/L
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 165/65R15
乗車定員 5名
新車時価格 209.0万円(消費税抜き)
BUYERS CHECK!
 プリウスと同レベルの相場となっているが、発売時期が遅く高年式が多いので、同年式なら少しリーズナブル。買い得感を求める方にはおススメだ。
116万円 平成14年式 ベースグレード
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HONDA
CIVIC HYBRID
ホンダ・シビックハイブリッド
ホンダ・シビックハイブリッド
 平成17年9月にシビックシリーズがフルモデルチェンジ。ハイブリッドは2カ月遅れの11月にフルモデルチェンジし、現行シビックベースとなった。
 最大の特徴はベースモデルが3ナンバーになったことによる室内空間の拡大。従来、シビックと言えば、日本を代表する小型車の1種であったが、最新モデルは1755mmという堂々した全幅を持つクルマに進化している。
 搭載されるエンジンは基本的に同様だが、パワーを向上。モーターはトルクを2倍以上にアップしている。
ホンダ・シビックハイブリッド ネット状のスポークをあしらった独得なデザインのステアリングを採用する。
ホンダ・シビックハイブリッド バッテリーとコンバータ+インバータで構成されるインテリジェントパワーユニット。
平成17年式・シビックハイブリッドMX(CVT)
全長×全幅×全高 4540×1755×1490mm
車両重量 1280kg
エンジン 直4OHC
総排気量 1339cc
エンジン最高出力 95ps/6000rpm
エンジン最大トルク 12.5kgm/4600rpm
モーター 交流同期
モーター最高出力 20ps/2000rpm
モーター最大トルク 10.5kgm/0〜1160rpm
10・15モード燃費 28.5km/L
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 195/65R15
乗車定員 5名
新車時価格 236.25万円
BUYERS CHECK!
 まだデビュー後、1年を経ていないモデルだけに中古車市場への物件流入は少ない。グリーン税制の活用などを考えると、新車を購入したほうがお得なこともある。
229万円 平成18年式 MX
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