ファミリーカーナンバーワングランプリ
STATION WAGON アップヒルでその実力を十分に引き出せ! バンピーな路面も何のその ステーションワゴンの好バランス
 いにしえから多用途車のジャンルを担ってきたワゴンは、昨今ミニバンに押され気味とはいえ、固定したファンがまだまだ健在です。
 理由はセダンと並ぶ走りの安定感、ミニバンに劣らぬ積載力の融合。まさに走りの「質」と積める「実」の両方、理想の質実コラボレーションが味わえる。まさに、使い勝手のワザのデパート、使い倒し燃焼派には注目の1台であります。
 さらに、ここ数年ワゴンは、ミドルクラスを中心にマルチパーパスに加えて、スポーティ路線へと全体的にシフトしてきました。その代表格がレガシィツーリングワゴンですが、ほかにもステージア、アコードワゴンなど、まさに百花繚乱。
 なかでも、やはりレガシィツーリングワゴンが切り開いたハイパフォーマンス4WDの世界が、オールシーズン安心して使えるツールとしてワゴンの実力を高く押し上げたと言えましょう。
 期待は、その動力性能でありますが、コース上では、胸突き八丁、心臓破りと呼ばれたシケイン直後のアップヒルを、モノともせずに安定して駆け上がりました。さらにレース中盤、突然降り出したスコールにも、まったく動じない走行安定性。一歩間違えれば奈落の底へ一直線のダウンヒルも、降りしきる豪雨のなか、まったくペースダウンなくクリアしたのであります。
 ミニバンほどの容積は不要、しかもドライビングプレジャーは失いたくないという、永遠のクルマ遊び人間にとって最後に行きつく選択はワゴンなのか?という疑問に即答できる結果を見せてくれたのです!
●基本的に、セダンの居住性を損なわずに荷室を追加したのがワゴンの成り立ち。ゆえに、リヤシートの快適性は少しも損なわれることはない。もちろん、前席も同様だ。対してミニバンは、シートアレンジやシート間のスペース確保のために、セカンド&サードシートのサイズや形状が犠牲になっているケースがある。とくにミドル級以下のサードシートは、事実上「もしものときの」的サイズしか確保されていないことも。少人数が快適に乗るならワゴンに軍配かも。
●シケインでは、ボディサイズの差が如実にタイムに反映した。もっとも有利だったのがコンパクト、不利だったのがミニバン。ミニバンは、その大きさに加えて死角の大きさもマイナスポイント。サイドビューモニターや補助ミラーがほしくなる。
●リヤビューのよさではコンパクトがトップクラス。ストレートでは直後に迫ったミニバンをタイトコーナーではグンと引き離した。 ●コンパクトの最小回転半径は4mなかほど、対してミニバンは5mなかばが平均的。その差1m。車幅や見切りのよさも加わるので、実際は数字以上の差が!
STATION WAGON ステーションワゴン
居住性、走り、積載の要素が集約されたクルマ
それが現代のスポーティなワゴン!
ほかでは得られない世界を堪能したい
HONDA
アコードワゴン
 平成14年式 24E
中古車平均価格150万円
 4代目になるアコードワゴン。初代はアメリカ製だったが、現行はレッキとしたドメスティックバージョンだ。荷室は全面フラットにでき最大容量は921L、最大奥行きは1310mm。相当ライバルを意識? エンジンは2Lと2.4L NA直4VTEC。それをグレードや駆動方式によって160馬力〜200馬力に使い分けている。ちまたでスポットライトを浴びているのは200馬力を搭載する24Tシリーズ。標準、エクスクルーシブ、スポーツの3タイプがある。中古車相場も、コアは24Tシリーズだ。
HONDA アコードワゴン
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HONDA アコードワゴン HONDA アコードワゴン ●ヨーロピアンな雰囲気になった現行アコードワゴン。ATセレクターは、ストレート&セレクタのパターンで、これもヨーロッパ車のトレンドのひとつ。シートもロングドライブでも疲労感が少ない形状とマテリアルになった。さらに、パワーリヤゲートを採用し、日常的な使い勝手の面でもいい。ボディカラーで、人気があったグリーンパールが廃止になったのは残念。
TOYOTAU
カローラフィールダー
 平成14年式 1.8S
中古車平均価格109万円
 従来の4ナンバーを廃し、ホーム&パーソナルユースに徹したカローラワゴンがフィールダー。ワゴン大国ヨーロッパでも評価の高い骨太なワゴンだ。とは言ってもちゃんとボディサイズは5ナンバーに納まる。1.8Lと1.5L、そして2.2Lがあり、1.8Lはスポーティ、1.5Lはラグジュアリーと明確な区分。
TOYOTAU カローラフィールダー
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TOYOTAU カローラフィールダー TOYOTAU カローラフィールダー ●1.5Lは明るい色調、1.8Lはシックな色調のインテリアを基本とする。装備の充実度とスポーティさに欲張るならば、1.8Zエアロツアラーがベストチョイスだ。荷室は同クラスヨーロッパ製ワゴンにひけをとらない使い勝手と容量がある。
TOYOTA
マークIIブリット
 平成14年式 2.5iRS
中古車平均価格178万円
 先代のクオリスはカムリグラシアワゴンの兄弟車だったが現行のブリッドは、正当なマークIIセダンから派生したFRベースのワゴン。そのクオリティもマークIIファミリーに恥じない内容。グレード構成は走りにこだわるiRに特化し、2.5L280馬力〜2.0L160馬力。その内容のわりには中古車の買い得感は高い。
TOYOTA マークIIブリット
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TOYOTA マークIIブリット TOYOTA マークIIブリット ●インパネやインテリアはマークIIセダンとほぼ共通。居住空間もそのまま引き継いだ印象だ。FRであることを考えると、かなりゆとりあるキャビンになっている。セダンで木目調のトリムパネルは、ブリッドではカーボン調パネルになる。荷室には折り畳み式ラゲッジボックスも装備され、パーティションを切ることもできる。
NISSAN
ステージア
 平成14年式 300RX
中古車平均価格178万円
 現行ステージアも、先代と同様にスカイラインのプラットフォームやパワートレインを流用して作られている。当然エンジンはV6DOHCのVQ型。排気量は2.5Lと3Lだ。マイチェンを機にエンジンラインアップが見直され、ターボからNAがメインとなった。パワー重視派には寂しい気もするが、2.5Lのピックアップはスタート時からパワフルな実力を見せつける。環境性能や経済性を加味すれば、NAの存在感は大きい。中古車相場では、初期も現行も4WDモデルの人気は高いレベルをキープ。またターボモデルもAR-Xを中心に高値をキープ。
NISSAN ステージア
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NISSAN ステージア NISSAN ステージア ●インテリアはスカイラインの雰囲気やデザインに沿ったもの。視界が開け、明るく、広々感もたっぷりだ。日産最上級ワゴンとしての貫禄も十分。荷室は、リモコン可倒リヤシートによりワンタッチでサイズアップが可能。加えて、バックドアオートクロージャー付きで扱いは楽。ガラスハッチも荷物の出し入れが簡単で楽々!
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