レガシィツーリングワゴン 徹底 研究

初代〜4代目現行モデル までのすべてをチェック!  レガシィツーリングワゴン 徹底 研究  国産ワゴンの 本質とはなにか?
見かけは従来のイメージと大きく異なることはない
そんなマイナーチェンジを敢行したレガシィ
しかし、中身は大きく変更されている
つねに進化し続け、変わるごとに気になるクルマ
その魅力を探る!
平成18年式2.0R(マイナー前)
LEGACY Touring wagon
1st 2nd 3rd 4th
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LEGACY Touring wagon
 今やクルマは一家に1台ではなく、ひとりで1台の時代になった。しかし、そのひとり1台のクルマに多様性を求める傾向は昔から変わっていない。いや、どちらかと言えば、多様性を求める傾向はより強まっているということだ。
 現在のミニバンブームはその大きな流れのなかにある。ミニバンブームが訪れる前には、ワゴンブームがあった。ちょうど初代レガシィがデビューした後、平成初期がその時代にあたる。平成初期のミニバン(という言葉さえ認知度が低かったが)は、走りの面でどうしても不満があった。そこで走りとユーティリティを両立していたワゴンに多くの人が魅力を感じたのだ。
 とはいえ今やミニバンが走りを手に入れたために、ワゴンの人気にはブレーキがかかっているのだが……。
 しかし、どんなにミニバンが走りの性能を高めようとも、その重心の高さは走りをスポイルするものにほかならない。ホンダがオデッセイの走行性能を高めるために、車高をワゴンなみにダウンしたのがいい例だ。
 クルマをドライブする魅力を知っている人は、どうしてもミニバンに移行しづらい。そこで見直したいのが、走りとユーティリティを高次元で融合しているワゴンだ。
 なかでも日本のワゴンをリードしてきたレガシィは、クルマをドライブする楽しみと、高いユーテリティ性能の両立に早くから取り組み、明快な解答を示してきた。
 日本のワゴンのスタンダードと言っても過言ではないレガシィを、最新モデルを含めて研究していこう。
TEXT:諸星陽一 PHOTO:犬塚直樹、 森山俊一
Intelligent LEGACY ビッグマイナーチェンジなにが変わった?FISCO試乗で走りの違いを実感する スバル・レガシィツーリングワゴン
スバル・レガシィツーリングワゴン
新しいステージへ!
ワゴンブームの牽引車は進化を止めない!!
 最新レガシィがすごいのは、SIドライブの採用によって、今までどおりの走りと良好な燃費を両立した点。燃費については、実走データを計測していないが、カタログ値を見るかぎり、明らかにアップしている。
スバル・レガシィツーリングワゴン さて走りだが、今回は富士スピードウェイでのサーキット試乗の機会が与えられた。ターボモデルのパワフルさは言うまでもない。SIドライブをもっともパワーを出すS#モードにすれば、タイトコーナーで十分に減速しても、立ち上がり加速でそれをカバーできる。もっともおだやかなIモードでは、加速に力強さがなくなるが、クルージングレベルでの走りは十分に満足がいくもの。
 ボディ剛性を高め、サスペンションのアーム取り付け位置までも変更したというシャシーは、キリッと引き締まった印象で、コーナリングの限界付近でも挙動を読み取りやすいものに進化させている。
SI-DRIVE スバル・レガシィツーリングワゴン
スバル・レガシィツーリングワゴン スバル・レガシィツーリングワゴン
 エンジンとミッションを統合制御して、パワーの出方を調整するのがSIドライブ。スポーツモードが中間に位置し、スポーツモードよりもさらに上のS#、燃費に重点をおいたIの3つのモードが用意されている。操作はドライバーに任されていて、センターコンソールのジョグダイヤルで切り替えを行う。ただし、S#への移行はステアリングのスイッチで行うことも可能。各モードに対応したトルクカーブが、タコメーター内の液晶パネルに表示される。
 今回、ターボエンジンはタービンに変更が施された。タービンのコンプレッサー部(空気を圧縮する側)の通路形状を変更することで、より効率のよい過給が可能になり、中低速域でのトルクをアップ。ターボエンジンの最大トルク発生回転数は、ATでは400回転も引き下げられ、2000回転となった。また、3Lモデルもトルクカーブのフラット化を実現。2.5Lは新たに可変バルブタイミング機構を採用。吸気バルブを回転数に合わせて制御している。
スバル・レガシィツーリングワゴン ENGINE
スバル・レガシィツーリングワゴン スバル・レガシィツーリングワゴン
Detail
 センターコンソール部分には、航空機の翼をイメージしたという金属調のデコレーションパネルを装着。ターボと3LのATモデルにはステアリングから手を離さずにシフト操作が可能な、パドルスイッチが装着された。同じくターボと3Lにはテレスコピックステアリングが標準装着されている。シートもターボと3Lは電動アジャストが標準装着となる。ラゲッジスペースは言うまでもなく、広々として使いやすいもの。タイヤハウスの処理も上手だ。
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■レガシィシリーズ・主要バリエーション&価格(全国統一メーカー希望小売り価格、単位=万円)
ツーリングワゴン 2.0i (4AT/5MT) 229.95/224.7
2.0R (4AT/5MT) 257.25/252.0
2.0GT (5AT/5MT) 313.95/306.6
2.0GT スペックB (5AT/6MT) 329.7/329.7
3.0R (5AT) 319.2
3.0R スペックB (5AT/6MT) 334.95/334.95
B4 2.0i (4AT/5MT) 214.2/208.95
2.0R (4AT/5MT) 241.5/236.25
2.0GT (5AT/5MT) 298.2/290.85
2.0GT スペックB (5AT/6MT) 313.95/313.95
3.0R (5AT) 303.45
3.0R スペックB (5AT/6MT) 319.2/319.2
アウトバック 2.5i (4AT) 268.8
2.5i L.L.ビーン・エディション (4AT) 294.0
3.0R (5AT) 319.2
3.0R L.L.ビーン・エディション (5AT) 339.675
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