カーライフ充実 特別予算案
【予算案の概要●カーナビ編】 2005年モデルをねらって財源確保
旅先や初めて訪れた街での案内にとっても便利なのがカーナビゲーション
高価な買い物でもあるし、一度購入したら当分使うものだけに、下調べは入念に
しかも、人によっては最新モデルが最高の買い物とはかぎらないのだ
 いまやドライブに欠かせないアイテムとなりつつあるカーナビゲーション。CDからDVDへ、そしてHDDへと地図データの情報量を増やし、さらに近年ではカーオーディオとの連携を強化するなど進化を続けてきた。
 しかし一方で、カーナビ本来の機能であるルート案内については、もはや成熟を迎えたと言っていい状況。発売される製品も、使いやすさを重視したものがトレンドとなっている。つまり、自分にとってはずせない機能だけ抑えておけば、最新モデルの上級クラスを選ばなくても、十分に満足できてしまうのだ。
 また、この春発表された各メーカーの2006年モデルも、ナビ本体の劇的な進化は少なく、クルマで言うところのマイナーチェンジに近い傾向にある。
 そこで、最新モデルではなく、手ごろになった2005年モデルをねらってみようというのがこの予算案。モデルケースとしてセレクトしたのは、2005年に発売された商品のなかでHDDを採用したメインストリームモデル。3モデルともに、DVDビデオの再生とHDDへの録音に対応している。また、定価とともに本誌が調査した実勢価格も掲載しているので、参考にしてもらいたい。
 最後に、従来モデルねらいで気をつけておきたいのが、カーTVの問題。2011年にアナログ放送が終了してしまうことを考えれば、後付けのチューナーなどで、地上デジタル放送に対応するモデルを選んでおきたいものだ。
これから買うならHDDナビ
 これからカーナビを買うのであれば、よほど価格に差がないかぎりDVDナビよりもHDDナビを選びたい。道案内そのものの性能に劇的な差はないものの、検索や表示のスピードはHDDナビのほうがが速い。また音楽や画像のデータなどをHDDに保存しておけるのもDVDナビにはない機能。
多様なメディアに対応するか
 パソコンや家庭用DVDレコーダーの普及によって、自分で録音・録画したCD-R/CD-RWやDVD-R/DVD-RWメディアがカーナビで再生できるかも重要なポイントになってきた。また、逆のパターンとしては、CDから直接ナビのHDDに録音する機能を持つナビもある。
必要なオプションが用意されているか
 ナビ選びで見逃しがちなのが、拡張性がどれだけあるかについて。後方視界の悪いミニバンなどのクルマには、バックカメラは必需品。商品によっては、ナビ本体とセットになっている場合もある。オーディオ機器と同じメーカーでそろえれば、すべての操作をタッチパネルで行えて便利だ。
ミニバンならばリヤモニターがほしい
 一部の高級ミニバンなどから始まったリヤモニターも、一度使うと便利さを実感してしまうアイテム。モニターがひとつでは、3列目まで人を乗せた場合に、後ろの席からは画面が見えないケースがほとんど。さらに、2画面あれば、運転手は地図を、リヤモニターはビデオをという使い方も可能。。
音と映像そしてナビゲーションの
すべてを1DINのスペースに集約
 1DINサイズのスマートなボディでナビゲーションとAV機能を両立させた「AVN075HD」。HDDによる豊富なデータを活かすために、目的地検索をさらに洗練。新採用となる「エリア絞り込み検索」によって、従来よりも少ない手順でのスピーディな検索を可能にする一方、検索ジャンルを細分化することにより、目的のお店や施設をより的確に探し出せるようになった。ルート探索についても、HDDによる高速レスポンスをさらに向上することで、最適なルートをスムースに探し出す。HDDに録音可能な楽曲は1250。ナビ用CPUと録音用LSIを分離させることで、つねに4倍速での録音を実現させたのも自慢だ。
富士通テン7.0型ワイドVGAインダッシュHDDナビ「AVH-P90DVA」 ●富士通テン7.0型ワイドVGAインダッシュHDDナビ「AVH-P90DVA」(標準価格:27万8250円、Goo調べ実勢価格:19万9500円)。AVNシリーズ唯一の1DINモデル。
簡単・便利で高機能なHDDナビ
「渋滞データバンク」で快適ルート
「ナビ」と「AV」、それぞれよく使う操作ボタンを3つずつ2分割表示したメニューを採用、目的地の検索と絞り込み機能を強化したハイブリッド検索など、簡単な操作と便利な機能を開発コンセプトとした「CN-HDS630D」。より安全で快適なドライブを実現するための機能として、「事故多発地点案内」や過去の統計データから渋滞をさけたルートを探索する「渋滞データバンク」を採用している。AV機能については、HDDを活かした映像や音楽のストック機能はもちろんのこと、自宅で録画したDVD-R/RWの再生にも対応。センタースピーカーがなくても5.1chのような立体的な音響が楽しめる「SRS CS Auto」も注目の機能。
パナソニック7.0型ワイドHDDナビ「CN-HDS630D」 ●パナソニック7.0型ワイドHDDナビ「CN-HDS630D」(標準価格:23万1000円、Goo調べ実勢価格:17万3800円)。MDプレイヤー搭載。リヤビューカメラ付きモデルもある。
「楽ナビ」伝統の使いやすさ
に十分以上の機能が加わった
 楽ナビシリーズの魅力である、直感的に使える簡単操作は、このHDDモデルでも健在。「AVIC-HRZ08」では、使用頻度の高い項目を「お出かけ」、「渋滞」、「周辺」、「お帰り」の4つのキーに割り当てるなどさらに操作性を洗練。ナビの操作もリモコンに加え、音声やタッチパネルからも可能と、わかりやすいインターフェースを目指した。さらに、関連する言葉から検索できる「ジャンルワード検索」など、使いやすさへのこだわりは随所に注ぎ込まれている。30GBのミュージックサーバーにはCDから4倍の速度で約2000曲分を録音することができる。
パイオニア7.0型ワイドHDDナビ「AVIC-HRZ08」 パイオニア7.0型ワイドHDDナビ「AVIC-HRZ08」(標準価格:21万円、Goo調べ実勢価格:16万8000円)。このほかにリヤモニターを標準装備する「AVIC-HRZ09K」もある。
2006年モデルってどう?
 6月から発売が開始されたパイオニアの上級カーナビシリーズ・サイバーナビ「AVIC-VH009」は、自宅のコンピュータに接続する「リビングキット」を付属としたのが特徴。走行履歴などのデータを専用サーバーに集め、渋滞予測などに生かす「スマートループ構想」をスタートしている。
パイオニア7.0型ワイドVGAインダッシュHDDナビ「AVIC-VH009」 ●パイオニア7.0型ワイドVGAインダッシュHDDナビ「AVIC-VH009」(価格:33万6000円)。5.1chサラウンドやDVDビデオにも対応。
これも立派なナビなんです
 年々高機能化を続けるカーナビ。だが、「もっとシンプルな、道案内のみのナビでいい」という人もいるだろう。そこで紹介したいのが、このメモリーカードを使った超小型ポータブルナビ。電源コードをシガーライターに差し込むだけで設置可能。案内もゼンリンの全国地図を使った本格派だ。
ブロードゾーンメモリーカードナビ「BZN-100」 ●ブロードゾーンメモリーカードナビ「BZN-100」(価格:4万9800円)。3.5インチタッチパネル液晶を採用。GPSアンテナを本体背面に装備。
●問い合わせ先 エクリプス TEL:078-682-7202/パイオニア TEL:0070-800-8181-11/パナソニック TEL:0120-878-365/ブロードゾーン TEL:03-6825-7979
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