カーライフ充実 特別予算案
【予算案の概要●オーディオ編】 カーAVデジタル化 プロジェクト
オーディオ・ビジュアルの充実は、快適なドライブに欠かせない要素
「デジタル化」によって、より高画質・高音質・簡単操作・多機能に
大きく進化したメーカー各社の最新モデルを紹介!
 液晶の薄型テレビやDVDレコーダー、携帯音楽プレイヤーといったいわゆる「デジタル家電」のブームによって、私たちの身のまわりは急速に変わりつつある。
 デジタル家電が優れているのは、音楽や映像がきれいなことに加え、お互いを接続することで、これまでにない便利さを生み出してくれること。そして、さまざまな商品が、デジタル家電へと生まれ変わっているのだが、その流れがいよいよカー用品の世界にも波及してきた。クルマのなかで好きな映像が高画質で楽しめるDVDビデオの登場は、まさに革命的だったが、これもデジタル化が可能にしたことだ。
 今年発表されたカーオーディオの春モデルは、まさにデジタル化のオンパレード。ハンズフリーはより便利さを増し、6.1chサラウンドシステムの登場でDVDの臨場感がアップ。オーディオは携帯オーディオプレイヤーとの連携を強め、これまで映像が乱れがちだったテレビも、デジタル化によって高画質を安定して楽しめることになりそうだ。
 カーAVは今まさに世代交代のとき。ボーナス予算を投入して、一気に最新のシステムを手に入れよう!


進化するハンズフリー
ついにコードレス化が実現
 運転中の携帯電話が規制されてから、ハンズフリー通話のためのアイテムが数多く発売されてきた。その最新版が、「ブルートゥース」を使ったハンズフリーシステムだ。
 ブルートゥースについては、下でくわしく説明しているが、いちばんのメリットは、携帯電話と機器をケーブルでつなぐ必要がないこと。
 これまでにも、ブルートゥースに対応した専用のハンズフリーキットやヘッドセットは存在したが、カロッツェリアが発売したのは、カーオーディオのメインユニットにブルートゥース機能を追加するユニットと同機能内蔵のヘッドユニット。
 携帯電話をカバンなどに入れたままで使えるというのはとても便利だし、ケーブルのつなぎ忘れや携帯電話を車内に置き忘れてしまうという失敗もなくなるはず。着信は自動で行ってくれるほか、オーディオを操作するのと同じ感覚で扱えるところもポイントだ。
Bluetooth
Bluetoothって何?
 ブルートゥースは、携帯情報機器向けの無線通信技術で、ケーブルを使わずに機器同士を接続し、音声やデータをやりとりする技術。従来の赤外線を利用するシステムと違い、機器間の距離が10m以内であれば障害物があっても利用することができるのが最大のメリット。これまではパソコンなどで普及してきた。
カロッツェリアブルートゥースアダプター「CD-BTB10」
●カロッツェリアブルートゥースアダプター「CD-BTB10」(価格:2万1000円)は、同社のIPバスを持つメインユニットと接続し、ブルートゥース機能を追加するユニット。対応機種については、カロッツェリアのホームページからも確認可能。
「+1」で臨場感はさらにアップ!
6.1chシアターシステムが登場
 通常、クルマのオーディオというのは、たくさんのスピーカーが装着されていたとしても、音の信号は左右の2ch分しか出ていない。しかし、映画やライブなどのDVDソースには、それに加えて中央や斜め後ろ、低音専用の信号が収められていて、それに対応するシステムがあれば、より臨場感のある再生が可能になる。それがいわゆるマルチチャンネルサラウンドで、5.1chが一般的だった。
 そのさらに上を行く6.1ch、合計7スピーカー用のソースに対応したのが、カロッツェリアの「AVH-P90DVA」。真後ろの位置に追加されるサラウンドバックの効果によって、さらに立体感のある音響環境が実現する。
カロッツェリア7.0型ワイドVGAインダッシュメインユニット「AVH-P90DVA」 ●カロッツェリア7.0型ワイドVGAインダッシュメインユニット「AVH-P90DVA」(価格:26万2500円)。再生するソースに合わせて6.1chおよび2chを自動で切り替えする。
●既存の5.1chシステムにサラウンドバックと呼ばれるスピーカーを追加(イラストの赤い部分)。DVDなどのマルチチャンネルサラウンドでさらなる臨場感を味わえる。
ヘッドユニットのトレンドは
携帯音楽プレイヤーとの接続
 かつてカーAVの花形として、ダッシュボードの一等地を占めていたCDヘッドユニットは今、変革のときを迎えている。音質にこだわる高級機ではまだまだメインとなるものの、DVDビデオの登場や、それに伴うナビゲーションシステムとの一体化の流れによって、CDヘッドユニットの存在感は薄くなっていた。
 しかし、携帯音楽プレイヤーの登場によって、そんな状況に変化が見えてきた。ヘッドユニット本体の価格を手ごろなものに抑えつつ、携帯音楽プレイヤーとの接続性を高めたモデルが登場。たくさんの曲を、手軽にクルマに持ち込むというスタイルが今後はメインになりそうだ。
iPod
●HDDを搭載した音楽プレイヤーとして登場するやいなや大人気となり、携帯音楽プレイヤーの世界を変えてしまったのが、アップル社によって、開発・販売されているデジタル音楽プレイヤーiPodだ。自宅のコンピューターに取り込んだ曲を大量に持ち運べるのが特徴。他メーカーからも同じような方式のプレイヤーが発売されている。
パナソニックCDメインユニット「CQ-C7303D」
●パナソニックCDメインユニット「CQ-C7303D」(価格:3万3600円)。デジタルオーディオへのスムーズな接続を可能にした1DINタイプのCDメインユニット。別売りのケーブルによりiPodを操作。AUX拡張により、その他の携帯音楽プレイヤーとも接続可能。自動調整機能によって、まるで耳の高さにスピーカーがあるかのように再生する。
クラリオンCDメインユニット「DB565USB」
●クラリオンCDメインユニット「DB565USB」(価格:2万1000円、7月下旬発売予定)。最大の特徴はUSBスロットの採用。MP3/WMA形式の音楽ファイルの再生が可能で、USBメモリに音楽ファイルを入れておけば、コードなどを接続することなく音楽を楽しめる。サウンドのテイストを調整する機能や、低音を強化する機能も搭載。
アルパインCDメインユニット「CDA-9857Ji」
●アルパインCDメインユニット「CDA-9857Ji」(価格:3万9690円)。ミュージックプレイヤーiPodとの連携を最大限に押し出したモデルで、単なる操作可能というレベルからさらに進み、使い勝手のよさを追求しているのがポイント。モードを選び、曲を探して再生する手順や操作はiPodと同じ。接続に使う専用ケーブルも付属している。
どちらも同じデジタル放送。何が違う?
「地上デジタル」と「ワンセグ」
 これまでのアナログ放送が平成23年に終了し、地上デジタル放送へと移行することが伝えられているが、それはカーTVでも同じ。
 地上デジタル放送になることで、クルマでもチラツキやゴーストのない、きれいな画面が見られるようになるという。カーTVの弱点がついに解決されるのだ。
 さらに、音質もアップ、マルチチャンネルにも対応する予定だから、5.1ch以上のシステムを組んでいれば、DVDビデオだけでなく、地上デジタル放送の番組も臨場感たっぷりに楽しめるというわけだ。そのほかにも、番組表やドラマの字幕を表示するサービスも受けられる。
 地上デジタル放送を導入するときに、覚えおいてほしいことがある。それは「地上デジタル」と「ワンセグ」の違い。「ワンセグ」は地上デジタル放送のひとつで、内容は同じものの、データ量を移動体向けにコンパクトにした方式。電波の強いエリアでは、高画質の「地上デジタル」で受信する。
 一方、電波の弱いエリアでは、「ワンセグ」方式で受信するというのが違い。ちなみに、携帯電話で受信できるのは「ワンセグ」。番組の内容はどちらでも同じだが、画質と一部データ放送への対応が異なる。カー用品でも両方に対応するチューナーと、「ワンセグ」のみに対応の商品がある。
地上DIGITAL

ワンセグ
パナソニック車載用11V型ワイドVGA液晶カラーテレビ「TR-T110WV1」 ●パナソニック車載用11V型ワイドVGA液晶カラーテレビ「TR-T110WV1」(価格:11万5500円)。高画質映像を映し出すためのデジタル放送拡張端子、D2端子を搭載。
パナソニック車載用地上・BS・110度CSデジタルチューナー「TU-DTV200」 ●パナソニック車載用地上・BS・110度CSデジタルチューナー「TU-DTV200」(価格:8万4000円)。地上デジタル放送やCSなどデジタル放送3波にフル対応。
パイオニア11.0型ワイドVGAモニター「TVM-W1100」 ●パイオニア11.0型ワイドVGAモニター「TVM-W1100」(価格:10万5000円、7月上旬発売予定)。光沢のあるブラックボディを採用した大型のリヤモニター。
パイオニア地上デジタルTVチューナー「GEX-P9DTV」 ●パイオニア地上デジタルTVチューナー「GEX-P9DTV」(価格:10万5000円)。サイバーナビ009シリーズおよび「AVH-P90DVA」専用とすることで高機能を実現。
●問い合わせ先 アルパイン TEL:0570-006636/クラリオン TEL:0120-112-140/パイオニア TEL:0070-800-8181-11/パナソニック TEL:0120-878-365
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