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オフロード派VSオンロード派
代表する2台を比べてみる
ミニバンやコンパクト、スポーティカーにセダン……ほかのカテゴリーなら、どんなクルマを選んでもキャラクター自体はどれも似通ったものなのだが、ステーションワゴンの場合は、そのクルマに「乗る」ことだけでなく、「使う」ことも考えなければならないせいか、さまざまなキャラクターの立ったクルマが多い。とりわけほかの車種ではありえないのが、「オフロード派」と「オンロード派」のカテゴライズだ。
オフロード派はもちろん、よりアウトドア志向を強めた仕様。車高……というより最低地上高を一般のステーションワゴンより高く設定しながら、ダート路や積雪路での信頼性を増している。一方、オンロード派は、オンロードというより、日常的な使い勝手を重視。静粛性や燃費に優れるタイヤを履かせたり、控えめなデザインながら、エアロ系のパーツを装着していたりもする。さて、ではそのどちらを選ぶべきか? 代表的な2台を比べてみた。 |
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SUBARU OUTBACK スバル・アウトバック |
| SUV風だがSUVでない街乗りの快適さがポイント |
レガシィツーリングワゴンをベースに、200mmの最低地上高を稼いだ仕様としたのが「アウトバック」だ。レガシィは2代目モデルから最低地上高を高めた仕様(グランドワゴン、ランカスター)を展開しているが、この「アウトバック」ではレガシィの名を省き、カタチとしては独立したモデルとなっている。
レガシィとのスタイリング上の違いは、車高の高さだけでなく、大型の前後バンパー、オーバーフェンダーなどを採用して、ボディがグッと大きく、たくましく見えること。このクルマを「SUV」としてとらえることも可能だが、しかし1600mm以下の全高、街乗りのしやすさなどは、SUVとは一線を画すところだろう。 |
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アウトドアユースを意識した
便利装備の数々がウレシイ |
基本的なラゲッジユーティリティはレガシィに準じている。リヤゲートの間口は横1160×縦960mm(最大部)を確保し、大型グッズの積載も楽々。ラゲッジの広さは、5人フル乗車時で幅1370(タイヤハウス内側1060)×奥行1090×高さ820mmを確保。6対4分割可倒式の後席をたためば、奥行きは約1700mm、さらに助手席をたたんだ状態なら2600mmを実現。サーフィンのロングボードも車内に収められることになる。
使い勝手の面では、ラゲッジのレバーひとつで折りたためる後席が便利、床下収納も広い。また荷物のニオイが車内にこもらないよう、カーゴファンも標準装備。アウトドアをどこまでも追求していることがわかる。 |
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車体の高さを感じさせない
バランスのとれた走り |
アウトバックに用意されるのは2.5L水平対向4気筒OHCと、3.0L同6気筒DOHCの、2タイプのパワーユニットだ。シルキーで滑らかなフィール、そしてパフォーマンスではやはり3.0Lが上まわるが、2.5Lも、街なかから高速道路の移動まで、まったくストレスがない。しかも3.0Lと比べて約1.4km/Lも上まわる燃費性能(10・15モードで13.0km/L)が、何よりのアドバンテージだ。
駆動系は、2.5Lが4AT、3.0Lが5ATを組み合わせるが、おなじみの「シンメトリカルAWD」は両車共通。車高の高さを感じさせない走りが身上だ。今回撮影したのは「L.L.Beanエディション」だったが、車体を水平に保つセルフレベライザーやアウトバックに全車標準の17インチアルミホイールとオールシーズンタイヤを装備する。 |
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HONDA ACCORD WAGON ホンダ・アコードワゴン |
伝統のスタイリッシュなデザインに先進の
走行支援システムを用意 |
初代モデルは北米で生産される、生粋のUSワゴンだったアコードワゴンだが、3代目以降は国内で生産、しかしスタイリッシュなフォルムは、現行の4代目モデルになって、より洗練された印象だ。
ただ、アコードワゴンというと、かつてエアロ系ドレスアップのベースとしてもてはやされたせいか、スタイルばかりを見てしまうが、ワゴンとしての実力もなかなか。そればかりか現行モデルでは、高速道路運転支援システム(HiDS)という先進機能も、最上級車(タイプS)にのみオプションながら、用意されている。
ちなみに今回の撮影車は、その「タイプS」。ロワードサスペンションやエアロパーツが標準で装備される。 |
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ハッチゲートの欠点を補う
パワーテールゲートが魅力 |
ボディサイズは上のアウトバックとほぼ同等だが、ラゲッジはやや狭い。同様に各部を測ってみると、まずリヤゲートの間口は横1180×縦910mm(最大部)。ラゲッジの広さは、5人フル乗車時で幅1300(タイヤハウス内側1000)×奥行1070×高さ850mmで、高さはあるがアウトバックより幅が少し狭めだ。さらに、やはり6対4分割可倒式の後席をたたむと、奥行きは約1800mm、助手席をたたんだ状態だと2300mmとなる。
後席はレバーでワンタッチ……とはいかないが、ワンアクションでたためるのがいい。またリモコンキーや運転席スイッチで開閉操作できるパワーテールゲートは、小柄な女性や力のない人にとってはかなり便利な機能だ。 |
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スポーティテイストを
とことん味わえるギミック |
アコードワゴンのパワーユニットは、当初2.4L/i-VTECエンジンのみであったが、現在では2.0L/i-VTECもラインアップ、さらに昨秋に追加されたタイプSには、同じ2.4L/i-VTECでも、VTC仕様(連続可変バルブタイミングコントロール)とした200馬力高性能型が搭載されている。
もちろん、その走りはスポーティそのもの。ドライブ・バイ・ワイヤの採用でスロットル制御されるためか、アクセルの踏み込み方で、アクティブにもジェントルにも走らせることができる。もちろん、控えめに踏めば「いつの間にか速い」大人の走りが味わえる。組み合わされる5ATはSマチック付きでマニュアル感覚の運転も楽しめる。ただ、ロワードサスと45扁平の17インチタイヤは、オジさんにはちょっと硬め。 |
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