2Lミニバンを知り尽くす
微に入り細に入りCHECK 3 2Lミニバンはたっぷり積める!
大きなギアも飲み込むミニバンの積載能力
 ミニバンにとって最大の関心事はユーティリティ……と言うと、どうしてもシートアレンジの豊富さや居住性に目が行くが、もうひとつ、忘れることのできないのがラゲッジルームの広さ、使いやすさだ。
 そもそも3列シートを備えている、ということがミニバンの条件ではあるけれど、ではその3列目にどれだけの頻度で人が座るか……というと、年に1回なんていう人が意外と多い。
 つまり3列目は収納され、そこはラゲッジルームとして使われていることのほうが、圧倒的に多いわけだ。そのとき、4〜5人家族で旅行に行くにしても、アウトドアを楽しむにも、このラゲッジルームの広さは魅力的。とくにボックス型なら広いフロア面積に加えて、高さもたっぷりあるので、かなり大きなギアも積載できてしまうだろう。
 実際、サンプル車のセレナのラゲッジを測ってみると、2人乗車状態、つまりラゲッジ最大状態で奥行き165、幅(最大部)132、そして高さは124cmもあった。ちなみにこの状態ならMTB4台が積載可能になる。また1〜3列目の左側シート背もたれをすべて倒した長尺物積載モードでは全長280cmを確保。オヤジ世代のサーファーに人気のロングボードも、しっかり積載できるスペックだ。もちろん、3列目まで使ったフル乗車時でも、リヤのラゲッジにはスーツケース2つを収納できるほど余裕がある。
 一方、ストリームも2人乗車のときは、高さは83cmとモノ足りないが、奥行き180、最大幅131cmの広いラゲッジルームを実現している。
SAMPLE de CHECK!
実際に荷物を積んでみてわかる
圧倒的な室内空間の広さが魅力
NISSAN SERENA ニッサン・セレナ
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 セレナの多彩なシートアレンジでどれくらいのスペースが稼げるかを実測。ちなみに荷室幅は最小部(タイヤハウス部)で92cm、間口の幅は117cmだった。フル乗車時はラゲッジ後端の大容量アンダーボックスが有効。
ニッサン・セレナ ニッサン・セレナ ニッサン・セレナ
ホンダ・ストリーム
HONDA STREAM ホンダ・ストリーム
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 ストリームのタイヤハウス部荷室幅は104cm。またワゴンとして使った場合、2列目シートバックからラゲッジ後端まで(つまり5人乗り状態での奥行き)は100cmだった。
NEW SERENA
新型セレナ
新型セレナも市場に出てきた
 昨年5月の登場だけに市場の物件数は豊富というわけにはいかないが、そろそろ中古車市場にも現行型が顔を見せ始めた。ねらいはオプション装備率の高い20Gで決まり!
主要諸元 20G(FF・CVT):全長×全幅×全高=4690×1695×1840mm/車両重量=1610kg/乗車定員=8名/最小回転半径=5.5m/最高出力:137ps/10・15モード燃費=9.8km/L
中 古 車 相 場 価 格
243万円 平成17年式:20G
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2LMINIVAN OTHER LINEUP たっぷり積み込めるおすすめカタログ
ニッサン・セレナ(先代)
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NISSAN SERENA ニッサン・セレナ(先代)
主要諸元 V-G(FF・CVT)
全長×全幅×全高=4590×1695×1825mm/車両重量=1570kg/乗車定員=8名/最小回転半径=5.5m/最高出力:147ps/10・15モード燃費=12.2km/L
中古車相場価格
140万円 平成14年式:V-G
5ナンバーだからこそ室内アレンジを充実
 ファミリーの家計にもやさしい2Lエンジン+5ナンバーボディに、レイアウト・バリエーションも豊富な3列シートを効率的に配置。初代以来変わらぬコンセプトで、さらに便利機能を充実させて登場したのが、2代目(先代)セレナだ。デビューは平成11年6月。両側スライドドアやリモコンオートスライドドアなどをいち早く採用したのもトピックスだった。13年12月のマイナーチェンジでは、それまで設定された2.5Lディーゼルを廃し、代わって2.5Lガソリンエンジンが登場して、2Lとの2本立てになった。
 シート構成は7人乗りと8人乗りが選べるが(2.5Lは7人乗りのみ、2Lは8人乗り中心)、アレンジメントは両者とも2、3列目にスライド機能を持たせていて、じつに多彩。8人乗りの2列目シートは脱着も可能なのだ。
微細に CHECK!
オプションでサードはね上げ収納タイプも
 8人乗りの2列目は810mm(7人乗りは310mm)、3列目は870mm(同690mmもスライドする「マルチスライドシート」。標準は2、3列目とも収納はチップアップ&スライド式だが、オプションで分割はね上げ収納タイプの3列目を選ぶこともできた。右の大写真はその8人乗り、着脱式2列目シートをちょうど外したところだ。大きな荷物を載せる、ラゲッジをより広く取りたいたい人には、この仕様はオススメ。中古車流通量はちょっと少なめだが。
ニッサン・セレナ(先代) ニッサン・セレナ(先代) ニッサン・セレナ(先代) ニッサン・セレナ(先代)
 
トヨタ・ヴォクシー
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TOYOTA VOXY トヨタ・ヴォクシー
主要諸元 トランスX(FF・CVT)
全長×全幅×全高=4580×1695×1850mm/車両重量=1490kg/乗車定員=5名/最小回転半径=5.5m/最高出力:155ps/10・15モード燃費=14.2km/L
中古車相場価格
200万円 平成16年式:トランスX
シンプルなシート構成だが実用性は高い
 タウンエース/ライトエースというトヨタ伝統のワンボックスカーを元祖に持つヴォクシー。兄弟車のノアがファミリー色を全面に打ち出しているのに対し、こちらはクールさをアピールする。
 ただしクルマとしての内容はノアもヴォクシーもほぼ共通、シート構成などは、ミニバンの基本を押さえている。
 全車8人乗りで、もちろん両側スライドドア採用。2列目シートは6対4分割タンブル式で、3列目は5対5分割両側はね上げ収納式。すべてたためば、広大なラゲッジルームが出現する。
 また1〜3列目、全席にスライド機能が。シートアレンジは、この分割&スライドを生かしたモードと、2−3列目フルフラットモードくらいだが、実用性はかなり高い。またオプションでは2−3列目が対座モードになるセカンドマルチ回転シートも設定されている。
微細に CHECK!
積載性重視なら5人乗りと割りきった仕様もあり
 3列シートのミニバン、というイメージの強いヴォクシーだが、じつは2列シートの5人乗り仕様もある。それが平成16年8月から発売されている「トランスX」。3列目シートのないラゲッジスペースにはデッキボードが備えられていて、これをいろいろ置き換えることにより、多様なラゲッジルームのアレンジができる。左の大写真は2人乗車の最大ラゲッジスペースにした状態。またベッドモードやセパレートモードもユニークだ。
トヨタ・ヴォクシー トヨタ・ヴォクシー トヨタ・ヴォクシー トヨタ・ヴォクシー
 
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