超人気コンパクトカー5番勝負

新生活のパートナーは? 超人気コンパクトカー 5番勝負
フィットにしようかヴィッツにしようか……
そんな、まったく同じ土俵で
クルマ選びをしている人よりも
フィットにしようかノートにしようか……
ってちょっとずれたところで迷っている
読者のみなさん、たくさんいるでしょ
そんなみなさんのために、人気コンパクトを
徹底解剖しちゃいましょ
PHOTO:中村宏祐
森口将之
COMMENTATOR
森口将之
 速く大きいクルマが好きな人が多いこの業界。だが、過去7台ものコンパクトカーを乗り継いできた、小さいクルマ好きな森口氏が語ります。
ROUND1 居住性 背の高さを活かした ラクティスが一歩リード ノートの広々感も◎
ROUND2 積載性 最新ライバルにも 負けないフィットの スペースユーティリティ
ROUND3 走り ワールドクラスのスイフトの走り ノートはいやし系
ROUND4 室内ユーティリティ どれも使って便利だが ノートとフィットの 工夫が光る
ROUND5 アピールポイント フィットの独創的な パッケージングは 評価すべきポイントだ
コンパクトカーだからこそそれぞれハッキリとした 個性と方向性を持っている
車種も街行く台数もホントに多いコンパクト
 それにしても増えたよねコンパクトカー。街を走っている台数もすごいけれど、車種もすごい。
 昔は1メーカー1台というのが常識だったのに、今は「全長4m以下、排気量1.5L以下」という自分が勝手に作ったコンパクトカー基準を当てはめると、15車種以上もある。しかも売れスジだからということで、いずれもキッチリ造り込んでいるとあって、どれもあまりスキがない。これは買うときに迷いそうだ。
 自動車雑誌では同じコンパクトカーでも、みなさんがわかりやすいように、ベーシック系やユーティリティ系など、いくつかにジャンルわけして紹介するのがよくあるパターン。でも実際に買う人は、そんなことはあまり気にしていないのでは?と思ったりもする。
 こういう仕事をしているこっちとしてはちょっとサビシイけれど、同じぐらいの価格のクルマが2台あったなら、パッケージングやボディサイズの違いはあまり気にしないで、デザインや走りなどを比べて決めるというのがホンネじゃないだろうか。だから迷って当然。白状してしまうと、今まで7台のコンパクトカーを乗り継いだ自分も同じような選び方をしてきたわけだし。
 というわけで、ベーシック系もユーティリティ系も関係なく、4つのメーカーから、編集部が独断と偏見でイチオシの4台を選び出して、走りから使い勝手まで5つのテーマで、横並びで比べてみましたというのがこの企画。
 ボディが長いとこんなメリットがあるんだとか、背が低いとやっぱり走りに有利なんだとか、今まで知らなかったことがわかるかも?
ENTRY CAR
TOYOTA RACTIS
TOYOTA RACTIS
TOYOTA RACTIS
TOYOTA RACTIS
広々室内空間にスポーティさをプラス
 ラクティスのウリは高速大容量。前作ファンカーゴに負けないキャビンとラゲッジスペースの広さながら、デザインはボンネットとフロントウインドウを一直線に仕上げてスポーティに。ドライバーを囲むようなインパネもパーソナル感覚だ。エンジンは1.3Lと1.5Lがあり、1.5LFFが使うCVTは7速マニュアルモード付きとなる。
■ラクティスX Lパッケージ(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 3955×1695×1640mm
ホイールベース 2550mm
車両重量 1120kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1296cc
最高出力/最大トルク 87ps/11.8kgm
10・15モード燃費 18.4km/L
サスペンション前 ストラット
サスペンション トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 175/60R16
NISSAN NOTE
老若男女だれでも乗れる懐の深さ
 マーチやキューブと同じ日産のBプラットフォームを使うノートは、女性がターゲットのマーチ、若い男の子向けのキューブに対して、幅広いユーザーに向けたモデル。2600mmのロングホイールベースによる前後に長い室内、ゆったりした乗り味も特徴になっている。エンジンは1.5Lのみだが、そのわりに価格はリーズナブル。
■ノート15RX(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 3900×1690×1535mm
ホイールベース 2600mm
車両重量 1090kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1498cc
最高出力/最大トルク 109ps/15.1kgm
10・15モード燃費 18.2km/L
サスペンション前 ストラット
サスペンション トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 175/60R15
NISSAN NOTE
NISSAN NOTE
NISSAN NOTE
HONDA FIT
HONDA FIT
HONDA FIT
HONDA FIT
だれもが認めるベストセラー・コンパクト
 燃料タンクを前席下に置いた驚きのパッケージングで、サイズを超えたスペースとマルチパーパス性を実現した、ホンダらしいアイデアフル・コンパクト。デビューから5年たったが、レベルの高さは新しいライバルに負けていない。エンジンは1.3Lと1.5Lを用意。トランスミッションはCVTが基本だが、1.5LFFには5MTも。
■フィット1.3A(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 3845×1675×1525mm
ホイールベース 2450mm
車両重量 1000kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1339cc
最高出力/最大トルク 86ps/12.1kgm
10・15モード燃費 24.0km/L
サスペンション前 ストラット
サスペンション トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 175/65R14
SUZUKI SWIFT
資質の高さは一級品 世界が認める実力
 2代目スイフトは、世界4拠点で生産されるスズキのグローバルカー。ボディサイズはほどほどに抑え、コンパクトカーらしい切れ味鋭い走りを実現している。1.3/1.5Lのほか、1.6L125馬力のホットハッチ「スポーツ」を用意するのもアピールポイント。ジュニアWRC(世界ラリー選手権)に挑戦し続けるファイターでもある。
■スイフト1.5XS(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 3695×1690×1510mm
ホイールベース 2390mm
車両重量 1030kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1490cc
最高出力/最大トルク 110ps/14.6kgm
10・15モード燃費 16.4km/L
サスペンション前 ストラット
サスペンション トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 185/60R15
SUZUKI SWIFT
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