中古車選びの本流を極めろ!先代ねらいが王道です

中古車選びの本流を極めろ!先代ねらいが王道です
偉大な先代があったからこそ、今の繁栄があるのは人間でも企業でも、もちろんクルマでも同じ。で、今回は、大きな業績を残し、なおかつ魅力も鮮度もいっこうにダウンしていない先代モデルにスポットを当ててみる。価格も納得、内容も満足……と、じつは先代モデルがベストチョイスなんだと見えてくるはずだ!
TOYOTA CROWN ATHLETE 先代クラウン・アスリート
SUBARU LEGACY TOURING WAGON 先代レガシィ・ツーリングワゴン
HONDA STEP WGN 先代ステップワゴン
NISSAN SERENA 先代セレナ
NISSAN SELGRAND 先代エルグランド
TOYOTA HARRIER 先代ハリアー
世界一売った男が語る
「買い」の重要な要素は?
 15年間で通算1万3001台(1日平均6台!)の新車を売ったジョー・ジラードという脅威的な男がいる。当然「世界ナンバー1のセールスマン」とギネスブックで認定され、今もそのレコードは破られていない。
 彼は自伝的な著書のなかで、人がクルマを買うとき最初に考える重要な要素が、クルマそのもの(メーカー、スタイル、オプション)。2番目の要素は価格(納得の値段か、払える金額か)だと述べている。もちろん2番目の要素には、安く買いたいという、未来永劫失われない客の心理が息づいている。なるほどね、実際この2つはだれもがクルマ購入でハズしたくないポイントだ。
 ところが、中古車の場合はもうひとつ重要な要素が加わる。それは、どの年式や世代(現行か先代か、それよりも前か)のクルマにするか、ということだ。
 年式や世代は、中古車の価格を決める大きなポイントだ。だから、前述した2番目の要素として掲げた価格の面で、年式や世代のチョイスは大きくかかわってくる。たとえば同じクラウンでも、より低予算でねらいたいなら年式を下げ、予算に余裕があるならば高年式のモデルもターゲットに入るといった具合だ。
 このワザは、新車ねらいではできない。ジラードもセールストークに使えなかったはずの、時系列も加えた選択肢でクルマが選べる中古車ならではの大きなメリットだ。
 ただし、見落としてならないのが、年式や程度、プライスなど総合的に見てオイシイポイントが中古車には存在するということ。ズバリ、鮮度も落ちず時代に乗り遅れもしない「先代」がスイートスポットである。距離的にもまだ安心ゾーンが多く、場合によっては新車のハーフプライス!……と、ちょっと結論を急いでしまったことを反省しつつ、まずは同じ先代でも現行と似て非なる「コンセプト転換派」、キャラを継承した「キープコンセプト派」の2種類があることから解説し、続いてオススメの6台を紹介していこう。
「王道にはずれなし」 先代をねらう2つの理由  もちろん、価格や程度のオイシサも伴うが、現行では失われてしまったキャラを求めたり、売れ筋現行も引き継ぐ功績を重視したいのだ!
TARGET LOCK-ON!! コンセプト転換派
ステップアップだけでなく新境地を求めて変わった?
 先代の栄光を守りながらも、新世代のクルマのありかたとはなんぞや? と、そこまで深刻ではないにしても、既成のイメージからブレイクスルーする目的でコンセプトを変更するケースもある。当然、先代にあったキャラや特色、細かい所では装備などが現行では消滅してしまうこともありうる。そこで、中古車買いの王道を行く身としては、先代だからこそキラリと光るポイントに目を向けたい。ちょっとしたウラ技になるが、現行人気の影で先代の相場が買いやすいゾーンになっているケースがあることも検討項目に加えておいてほしい。
TOYOTA クラウン アスリートG(3L)
TOYOTA クラウン アスリートG(3L)
先代 型式:GH-JZS175
年式:平成11年9月〜15年11月
↓
TOYOTA クラウン アスリートG(3L)
現行 型式:UA-GRS182
年式:平成15年12月〜
SUBARU レガシィ・ツーリングワゴンGT系(2L)
SUBARU レガシィ・ツーリングワゴンGT系(2L)
先代 型式:GF-BH5
年式:平成10年6月〜15年4月
↓
SUBARU レガシィ・ツーリングワゴンGT系(2L)
現行 型式:TA-BP5
年式:平成15年5月〜
HONDA ステップワゴン(2L/FF)
HONDA ステップワゴン(2L/FF)
先代 型式:LA-RF3
年式:平成13年4月〜17年4月
↓
HONDA ステップワゴン(2L/FF)
現行 型式:DBA-RG1
年式:平成17年5月〜
TARGET LOCK-ON!! キープコンセプト派
先代の偉大さがクローズアップされる効果も大きい
 成功した先代があるからこそ、現行がある。ナンだか、老舗の宣伝文句みたいだがクルマでも同じことだ。だから、メーカーは先代のイメージを壊すことなく現行へのシフトアップをはかるのだ。それを、逆に考えれば、現行で人気の高いクルマで先代と大きく変わっていない場合は、先代を買っても満足度は高いはず。賢くリーズナブルなクルマ選びを実践したい派ならば、見落としてはいけないポイント。さらに、先代モデルは出始めよりも後期のほうがブラッシュアップと充実度が増し買い得! これは両派で通用する超基本セオリーだ。
NISSAN セレナ(2L/FF)
NISSAN セレナ(2L/FF)
先代 型式:GF-PC24→UA-TC24
年式:平成11年6月〜17年4月
↓
NISSAN セレナ(2L/FF)
現行 型式:CBA-C25
年式:平成17年5月〜
NISSAN エルグランド(3.3L→3.5L/FR)
NISSAN エルグランド(3.3L→3.5L/FR)
先代 型式:E-ALE50→GH-APE50
年式:平成9年5月〜14年4月
↓
NISSAN エルグランド(3.3L→3.5L/FR)
現行 型式:UA-E51
年式:平成14年5月〜
TOYOTA ハリアー(3L/FF)
TOYOTA ハリアー(3L/FF)
先代 型式:GF-MCU10W
年式:平成9年12月〜平成15年1月
↓
TOYOTA ハリアー(3L/FF)
現行 型式:UA-MCU31W
年式:平成15年2月〜
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