初代でトールスタイルミニバンのドメスティックスタンダードを築きあげたステップワゴンは、2代目になる先代モデルはキープコンセプト、3代目の現行では、チェンジコンセプトの道を選んだ。
具体的には、2代目までは背の高いルックスとスクエアでめいっぱい容積効率をアピールしてきたが、現行では車高を約7cm下げて低床化。全長も少し短くして、全体のイメージもグラスエリアが小さく見えるスリムなルックスへと変貌した。
メーカーは、室内の実用性やルーミーな雰囲気は損なわれていないとは言うものの、実際に乗ってみると、やはり目線の高いミニバンならではのワクワク感は先代までのほうが強い。
話を先代にかぎると、先代はブラッシュアップの繰り返しでもあった。初代からファミリーユースの理想形を追求し完成度を増したデビューだったが、装備の充実度やスポーティ感などを武器に迫り来るライバルに対抗すべく、毎年のように仕様を変更。装備の豪華化、2.4Lの追加、スポーティなスパーダの登場などなどだ。ゆえに、年式のチョイスしだいでオイシサに差が出るから注意したい。 |