当たり前のことだが、ロードスターはどの世代のモデルを選んでも2人しか乗れない。これは肝に銘じておいてほしい。しかし、それこそがぜいたくさを味わうことなのだ。たとえば100万円の中古ロードスターは、ひとりあたり50万円!
これを8人乗りミニバンに当てはめると、クルマ1台で400万円。新車で350万円程度の8名乗りミニバンが横に並んだって、「オレのほうが1名当たりのシートは高いんだよん」と胸を張ってほしい。
そうやって割り切ることがロードスターを所有し、ロードスターを楽しむことにつながる。
トランクの容量だって、普通のセダンとは比べものにならないサイズで、旅行用のトランクのように形が自由にならないものは積みづらい。
でも、大勢で乗るためや、大きな荷物を積むためにロードスターを選ぶという人はいないだろう。ロードスターで大きな荷物を積めるようにしたら、それだけでロードスターの魅力は思いっきり下がってしまう。そう、たくさん乗れないからいいし、大きな荷物を積めないからいい……それがロードスターなのだ。
そうは言っても、あまりに実用性がないのでは困ってしまう。このコーナーでは、各シリーズのユーティリティについて紹介していこう。
基本的には世代が新しいほどユーティリティ性は高いが、初代でも普通に使うことに不便を感じることはないだろう。 |
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古さを感じるのは初期ものの
エアバッグ非装着モデルくらい |
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初代ロードスターはトランクを開けると、スペアタイヤがドンと載っている。今ではちょっと考えづらいことだが、当時としてはこれで十分ユーザーも納得した。グローブボックスとセンターコンソールボックスは、必要十分な容量を確保。オープンカーということもあり、この2つのボックスはキーでロックができるようになっている。また、1.8Lモデルからは、ドアポケットを採用したほか、パワーウインドウにワンタッチ機構を追加。アンテナもオートタイプが装着されたモデルも用意されるなど、全体として使い勝手の向上がはかられている。 |
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オープン2シーターとしては
最大限の充実装備と言える内容 |
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懸念であったトランクルーム内に配置された、スペアタイヤとバッテリーをトランクのフロア下に納めることで、容量を22Lも拡大した2代目。トランク内の内張りなども見直され、9インチのゴルフバッグ2個を搭載することすら可能にしている。また、初代モデルでは装着されることのなかったカップホルダーを用意した。上の写真は後期型のカップホルダーで、カップホルダー後ろ側に独立したボックスを持つ。前期型は一体型のリッドでカップホルダーとボックスが収まっている。また後期型は、組み合わせ自由なコンポタイプのオーディオを採用していた。 |
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なによりも幌の開閉が楽にできること
これが最大の進化では!? |
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ついに3ナンバーとなった現行モデルは、トランク容量も150Lにまでアップされた。この大幅な容量アップはスペアタイヤを廃止し、パンク修理キットを搭載したことによる功績が大きい。またグローブボックスやセンターコンソールボックスといった従来から設定されているユーティリティ関連に加えて、シートの後ろ側にストレージボックス、センターコンソール後ろ側のCD10枚が収納可能なボックスを設定するなど、デッドスペースをなくすさまざまな工夫が施されている。また、2代目で採用されたドアポケットはなくなってしまったが、代わりにドア内側にはドリンクホルダーを設定した。 |
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