Goo的ファミリーカー買い替え論
Stage 3 子供が進級/進学した
一家4人で、もっと楽しく乗れるのは……?
 買い替え例  セダン→ミドルサイズ・ミニバン
 本誌の独自調査によると、子供が小学校や中学校に入学した、あるいは最高学年に進級した、なんてことをきっかけに、新しいクルマに乗り替えた、なんて人も多いようだ。
 これもまた、ライフステージがワンランクアップしたというふうに考えていいだろう。子供たちも日々、目に見えて成長、カラダもどんどん大きくなっていく時期だから、やはりクルマを乗り替えたくもなってしまうんだろうね。
 で、そんなライフステージではどんなクルマがオススメかというと、家族がもっと心地よく、そして楽しく乗れるということで、ミドルクラスのミニバン。実際のサイズはさほど大きくなく、5ナンバークラスに属するクルマも多く経済的でもある。いわゆる「ミニバン人気」を支えているのも、何を隠そう、このクラスのミニバンたちなのだ。
 人気の秘密は経済性だけじゃない。ワンボックスカーから受け継いだ伝統の四角いボディワークと、多彩さを極めたユーティリティが、何よりのセールスポイント。
 とくにシートアレンジの豊富さは枚挙にいとまがないほどで、フルフラットシートはもとより、回転対座やラゲッジのスペースアップ、長尺物の積載性をうたったミニバンだってある。つまり、ミニバンとしての基本機能をしっかり備えたクルマが多いということだ。
 もちろん、2Lクラスとはいえ、最近のエンジンはパワフル&エコノミー。ファミリーそろってのロングドライブも、力強く、快適にサポートしてくれるに違いない。もっともお買い得と言えるクラスだ。
 第1候補   HONDAステップワゴン(先代) 
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HONDA ステップワゴン(先代)
子供の成長した家族に
オススメのポイント

 広々リビングルームのような室内
 どんなニーズもOKのシートバリエーション
 サードシートの居住性は超余裕
大ヒットした初代より
使い勝手と走りを向上

 ミドルサイズのボックス型ミニバンで、人気ナンバーワンといえばステップワゴン。平成13年4月〜17年4月まで販売された先代(2代目)モデルは、大ヒットした初代からキープコンセプト。5ナンバーのボディ&エンジンを受け継ぎながら、ミニバンとしての資質を大きく開花させた。
 具体的には全車8人乗りとして、セカンドにベンチシート+補助席を採用。それにより全車2−3列目対座モードを実現させた。さらに上級の「K」と「I」には1列目回転シートや、リモコンや運転席手もとのスイッチでスライドドアを開閉できるパワースライドドアを、ライバルに先駆けて採用、標準装備としていた。ただし、両側スライドドアは先代ステップワゴンでは採用されなかった。
 エンジンは先代同様2L。しかし、i-VTEC仕様となり、よりパワフルかつクリーンな走りが可能になった。
中古車
相場価格
142 万円 平成13年式 K 新車当時価格:229.8万〜245.8万円
●ヴォクシーと似た相場を形成する。価格帯は下が75万円、上は185万円前後と幅広い。カーナビの装着率は高く、ねらうならリヤカメラ付きの物件をオススメしたい。
主要装備/K
リヤカメラ付きホンダナビゲーションシステム/パワースライドドア/電波式キーレスエントリーシステム/フロント・フルオートエアコン(高性能脱臭エアクリーンフィルター付き)/AC100V電源/1列目回転シート/2列目シートサイド照明/全面高熱線吸収UVカットガラス/アルミホイール
主要スペック/K(FF)
全長×全幅×全高=4670×1695×1845mm/車両重量=1510kg/乗車定員=8名/最小回転半径=5.3m
エンジン=2.0L、160ps/10・15モード燃費=13.2km/L
HONDA ステップワゴン(先代) HONDA ステップワゴン(先代) HONDA ステップワゴン(先代)
ラゲッジルームはフル乗車でも広々。オプションの電動アシスト自転車ステップコンボも積載可。 最上級の「K」にはリヤカメラ付きホンダナビシステムが標準装備された(14年5月MC後モデル)。 初代で不評だったコラム式ATシフトを改め、インパネシフトを採用。グラスエリアが広く運転席からの視界も前方、側方とも良好。
HONDA ステップワゴン(先代) HONDA ステップワゴン(先代) HONDA ステップワゴン(先代)
左/2−3列目回転対座モードは全車に標準。2列目の左シートは補助席。中/3列フルフラットモードも全車標準で機能する。右/2列目はチップアップ&ロングスライド、3列目はスライド&跳ね上げでスペースアップ。
 第2候補   TOYOTAヴォクシー&ノア 
ヴォクシー
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ノア
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TOYOTA ヴォクシー&ノア
子供の成長した家族に
オススメのポイント

 使い勝手に過不足ない室内
 5ナンバーならではの優れた経済性
 カッコよく乗りこなせてお父さん満足
ソツなくまとまった
クール派ミニバン

 アクの強いルックスが魅力のヴォクシーだが、中身は至って優等生……というか、基本的なユーティリティや装備をソツなく押さえた堅実さが感じられる。最大のライバルはステップワゴンだが、ヴォクシーのアドバンテージは両側に備えたスライドドア。もちろん最上級グレードの「V」などには助手席側だけだが、パワーアシストドア(リモコンキーや運転席スイッチによって自動開閉可能)も標準装備している。シートは全車8人乗り、セカンドが6対4に分割するタンブルシート、サードが5対5分割の跳ね上げ収納シートを標準に、オプションではセカンド回転シートも選べるようになっている。
中古車
相場価格
177 万円 平成14年式 Z Gエディション 新車当時価格:235万〜259万円
●相場の価格帯は100万円台から230万円までと幅広い。上位は例によってフルエアロのドレスアップ車が多く、別格の値段をつけている。中心価格帯は物件数も豊富で選びやすい。
主要装備/ヴォクシーZ Gエディション
16インチ専用アルミホイール/H∞TEMSサスペンション/HIDヘッドランプ/フロントUVカットグリーンガラス/サイド&リヤプライバシーガラス/前後大型バンパー/リヤスポイラー/ホワイトメーター/金属調塗装センタークラスター/デュアルオートエアコン/両側スライドドアイージークローザー
主要スペック/ヴォクシーZ(FF)
全長×全幅×全高=4315×1740×1630mm/車両重量=1480kg/乗車定員=8名/最小回転半径=5.5m/エンジン=2.0L、152ps/10・15モード燃費=14.2km/L
TOYOTA ヴォクシー&ノア こちらはヴォクシーの兄弟車「ノア」。リヤコンビランプがヴォクシーはクリア、ノアはレッドに。 TOYOTA ヴォクシー&ノア 両側スライドドアを採用。イージークローザーは両側、一部には助手席側パワーアシストドアも標準。
TOYOTA ヴォクシー&ノア センターメーター採用のクールなデザイン。スポーティな「Z」グレードにはホワイトメーターを採用。 TOYOTA ヴォクシー&ノア サードシートは5対5分割で跳ね上げ式。セカンドは分割タンブル式で荷物に合わせたアレンジが可能。
 第3候補   SUBARUトラヴィック 
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SUBARU トラヴィック 走りを目指した欧州ミニバン
 先代オペル・ザフィーラの、スバルへのOEM車がトラヴィック。ただしエンジンは2.2Lに、足まわりもスバル独自の設定で、走って楽しいミニバンを具現した。ドアは4枚ともヒンジ式、シートバリエーションもシンプルそのものだが、バッタの足のようにたたむサードシート機能は個性的で、フロアに真っ平らに収納される。ハイトワゴン的に乗りたい。
中古車
相場価格
117 万円 平成13年式 全グレード 新車当時価格199万〜234万円
●目立つ豪華装備は少ないが、値落ち率は魅力的。多走行車が多いので、程度のよいクルマを探したい。
主要スペック/Sパッケージ
全長×全幅×全高=4625×1695×1850mm/車両重量=1470kg/乗車定員=7名/最小回転半径=5.5m/エンジン=2.2L、147ps/
10・15モード燃費=10.0km/L
SUBARU トラヴィック サードシートは左右独立式で、スペースは十分。おりたたむと座面が跳ね上がり、バッタの足のように、そのまま前方フロアに収納。 SUBARU トラヴィック 機能最優先といった感じのインパネ。奇をてらった装備もとくになく、シートの座り心地、足まわり、操縦性も硬質なイメージだ。
ミドルサイズ・ミニバンならこんな使い方・こんな人にもOK!
 かつてのワンボックスカーのDNAを、もっとも色濃く受け継いでいるのが、ここで紹介したミドルサイズ・ミニバン。スタイリングも背高なボックス型のクルマが多く、その分、普遍的な居住性や使い勝手が確保されている。で、仲よしファミリー以外にどんな人にオススメかというと、アウトドアレジャーのトランスポーターにしたい、なんて人にどうだろう? 豊富なシートユーティリティは荷物の量に合わせてアレンジ可能、仮眠スペースだって作れるし、絶対的なラゲッジの広さもある。4WDなら機動力も十分だ。
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