クルマ購入計画

CALENDAR 1月10日〜1月20日

購入予定車をキチンと絞り込む
ニーズに合ったジャンルを選べ

「あれもこれもほしい……」と言っていると
肝心なモノを見失うことになる

 さて、クルマを買う意志はかためた。しかし、星の数ほどあるクルマのなかから、どんなジャンルのクルマを買えばいいのだろうか?
 唐突だが、今自分の家にあるビデオデッキを思い出してください。実際に目の前にある人は、それをじっくりと見てほしい。
 じつにさまざまな機構が付いていることだろう。その機構のなかで、使わないものの多さを考えてみよう。多くの人は、予約録画と再生、停止、早送り、巻き戻し、エジェクトくらいの機能しか使わないだろう。
 おそらく、そのビデオを買ったときは、編集機能などにあこがれて買ったはずだ。しかし……、実際は使わないことのほうが多いのでは?
 クルマだって同じだ。たくさんの人数が乗れたほうがいい、荷物が積めたほうがいい、エンジンはパワフルで、シートアレンジは多彩で、小物入れが多くて……なんて選び方をしたら、不要な装備が満載で、結局クルマが重くて燃費も悪い、という結果が待っているかも知れない。
 まずは何を最優先し、何は犠牲にできるかをしっかり決めること。乗車定員やエンジンパワーの下限、さらに次の項目にもからんでくるが、排気量や使用する燃料についても、決めておくとクルマ選びはずっと楽になる。

CASE-1
Aさん一家のニーズ
子供を楽に
乗せることのできる
ゆとりの広さと実用性
 今はまだいいけど、すぐに子供は大きくなる。チャイルドシートに乗せるにしても、室内にゆとりがないと姿勢が苦しい……。やはり、大きめのボディが必須条件のようだ。すでに奥さんは、セカンドシートが回転する友人のクルマを見て「なんだか観光バスみたいでいいなー」なんてことを言っている。しかし、家族でレジャーに出かけることを考えると、ドライバーに疎外感が生まれるようなシート配列だけは避けたいな、とAさんは考えていた。
Aさん一家の選択条件
・広い室内
・奥さんも運転しやすい
・収納が便利
・長く乗りたい
CASE-2
Bさん夫婦のニーズ
夫婦の平均値を取れる
バランスのよさが大事
大きすぎるのはちょっと……
 以前、地方転勤から帰ってきた先輩が「オレのクルマは8人乗りだから、いつも昼食はオレがクルマを出すはめになった」と聞いていたBさん。そうかあ、地方だと昼食もクルマで行くんだな〜と納得したことを思い出して、ミニバン系は却下。でもセダンでは犬が乗せづらいので、そこが思案のしどころ。自分としてはそこそこスポーティなクルマで、運転も楽しいのがほしいと思っているが、奥さんはとにかく取り回し重視の意見が強い。
Bさん夫婦の選択条件
・ハッチバックは必需
・スポーティ(夫)
・見切りがいい(妻)
・安全性が高い
CASE-3
C君のニーズ
彼女が気に入ってくれて
友達にも自慢できる
デザインもよくなきゃイヤだ
「彼女の気を引くなら、クルマよりも運転のうまさだよ」という先輩の言葉も無視。モノで事柄をいい方向に進めたがるC君は、男から見てカッコよく、女の子から見てカワイイなんていうクルマを物色。助手席に座る予定の彼女(募集中)に聴かせるために、クルマもないのにレンタルCDを借りまくってダビングしてBGM製作を始めてしまった。さらにこの自作CDを生かすために、最新のナビ&オーディオシステムを研究。カタログを研究し始めた。
C君の選択条件
・カッコイイ
・カワイイ
・ナビは最新
・オーディオも最新
POINT オーバークオリティは意味がない!
自分のニーズと予算の
マトをはずすな!
 本文にも書いたが、なによりもオーバークオリティにならないことが大切。それはエンジンパワーだけではない。基本的にひとりで乗るためのクルマなのに、3列シートのミニバンに乗っていることだってオーバークオリティなのだ。
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Page1 転機の時期に間に合うようにまずは購入スケジュールを立てよう
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Page3 3つのケースでクルマ探しをシミュレーション
Page4 購入後のカーライフも考えて支払い計画は多角的に立てる
Page5 ジャンルと予算を絞り込んだらクルマを見に行ってみよう
Page6 クルマ選びに最終判断を下す 契約から納車までチェックを怠るな
Page7 選択肢が多ければいいクルマに出会える確率もアップする
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