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ターゲットはお買い得グレード
日産・セレナ(先代)
つねに進化を続ける元祖国産ミニバン
今回とりあげたミドルサイズのボックス型ミニバンのなかでも、とりわけデビューが古いのがセレナ(平成3年登場)だ。その当時からすでに今のスタイルをほぼ完成させていたわけだから、時代がやっとセレナに追いついた、というわけだろうか。
また3代目になった現行型でもなお、5ナンバーサイズにこだわり続けており、ファミリー層を中心に根強いファンを獲得している。ライバル車が大きくスタイルを変えていくなかで、セレナの固定ファンが多いのもうなずける。
さて、そんなセレナだが、中古車としては2代目が旬を迎えているところだ。
初代ではFRレイアウトを採用したセレナだが、2代目からはFFレイアウトで広く快適な室内を実現。国産ボックスカーとして、初めて両側スライドドアを全車に採用したのもトピックスだった。乗車定員は全車8名、シートは2列目分割タイプを基本に2列目ベンチタイプも選べる。
どちらも2、3列目が800mm以上のスライドを可能にしていて、多彩なアレンジメントを誇っている。とくに分割タイプは2列目シートの脱着も可能という大技も持つ。ミニバンの持つ積載能力の高さをフルにいかしたいという人なら、セレナのシートアレンジ・バリエーションの豊富さは魅力だろう。
エンジンは2Lガソリンと2.5L直噴ディーゼルエンジンを用意、2Lガソリン車にはハイパーCVTを組み合わせ、また4WD車には先進のオートコントロール4WDシステムが搭載された。さらに後期型ではディーゼルエンジンが排され、かわって2.5Lガソリン(これは3ナンバー車)が登場。2列目セパレートの7人乗りもこのとき設定されている。
5ナンバーサイズの室内を最大限にいかす豊富なシートバリエーションがセレナの魅力。
■平成14年式セレナ V-Gナビパッケージ
エンジン
直4DOHC
総排気量
1998cc
最高出力
147ps/6000rpm
最大トルク
20.2kgm/4000rpm
10・15モード燃費
12.2km/L
サスペンション前
ストラット
後
ストラット
ブレーキ前/後
Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後
195/65R15
国産車でノーズの突き出たミニバンスタイルを採用したのは、このクルマが元祖。
5ナンバーサイズにこだわるその存在は、ファミリー派ユーザーには頼もしいかぎり!
平成14年式セレナのグレード構成
25X
V-Gナビパッケージ
V-G
V
25ハイウェイスターX
ハイウェイスター
先代セレナのお買い得車はこれだ!
平成14年式 V-Gナビパッケージ
中古車相場価格
151
万円
お買い得指数
値落ち率
★★★★★
★
装備
★★★★★
★
タマ数
★★★★★★
新車時価格:229.0万円。順当な値落ち率に加えて、豊富な物件数がある。3年落ちとはいえ多走行車も多いが、物件数でカバーできる。標準ルーフとハイルーフの比率は8対2程度。
カーナビ+バックビューモニター
オートスライドドアと目玉装備がたっぷり
2代目セレナのイチバン人気で、もっともお買い得な車種と言えるのは、マイナーチェンジ後に登場した「V-Gナビパッケージ」。MC後のグレード構成は、2.5Lガソリン搭載車が「25X」と「25ハイウェイスター」、2L搭載車が「V-G」「V」「ハイウェイスター」の3車種が基本となっており、さらに「V-G」には7インチワイドモニター&DVDナビと、カラーバックビューモニターを標準装備とした「ナビパッケージ」も用意されていた。
ちなみに「V-Gナビパッケージ」には標準ルーフとハイルーフがあり、7人乗りを基本に、ハイルーフでは8人乗りも選べる。さらにそれぞれで、FFと4WDの選択も可能。車種構成はかなり複雑だが、それだけ選択肢が広いとも言える。
また「V-G」系では助手席側のスライドドアがリモコン操作で開閉できるオート式となる。これはセレナのなかでもかなりおススメの装備だ。
センターパネルに埋め込み式になる7インチワイドモニター。DVDナビ+TV+バックビューモニターがセットされるマルチ機能タイプ。
運転席と助手席の間には折りたたみ式センターテーブル。カップホルダーも4つ備えながら、ウォークスルーの邪魔にもならない便利アイテム。
両側スライドドアをいち早く採用した2代目セレナ。助手席側リモコンオートスライドドアも「V-Gナビパッケージ」魅力の機能だ。
平成14年式 ハイウェイスター
中古車相場価格
166
万円
お買い得指数
値落ち率
★★★★
★★
装備
★★★★
★★
タマ数
★★★★
★★
新車時価格:225.0万円。ハイウェイスターは、同じ年式・走行距離でも他グレードに比べて、10〜20万円高くなる。なかでも黒系のボディカラーは人気で、ほかの色より10万円ほど相場が高い。
エアロルックをまとったブラックボディが買い!
もはや日産ミニバンの代名詞的存在になった「ハイウェイスター」だが、2代目セレナは登場時からラインアップ。ボディカラーにホワイト系、シルバー系のほかブラック系も加え、いっそうのコワモテぶりを強調。インテリアもブラック/ベージュの2トーン調でスポーティ感をアピールしている。専用装備としては、もちろん外装のエアロパーツをはじめ、バンパー埋め込みフォグランプ、15インチアルミホイールなどがあげられる。
上下、2トーンにはっきり分かれたインテリアカラー。ステアリングも専用ブラックだ。オーディオは4スピーカーを残したレス仕様。
シート地はスエード調クロス。2列目は5対5分割式、脱着機能や対座機能、スライド機能付き。このシート機能はほかのグレードも共通。
平成11年式 J-Vパック
中古車相場価格
103
万円
お買い得指数
値落ち率
★★★★★
★
装備
★★★
★★★
タマ数
★★★★★
★
新車時価格:204.9万円。ミニバンの相場はなかなか落ちないという好例。MC後のモデルより装備は落ちるが、とにかく物件数は多い。トランポとして買いのモデル。
バリューな装備を納得価格で
先代前期なら低予算でOK
人気車の2代目セレナでも、先代前期型はかなり相場がこなれてきている。そのなかでもとくにおススメは、装備充実の「J-Vパック」。前期型のグレード構成は「X」を筆頭に「J」「B」、そしてスポーティモデルとして「ハイウェイスター」が設定されるが、「J-Vパック」はパック車として電動格納ドアミラーやリモコンエントリーシステムなどを標準とし、最上級の「X」に劣らない充実装備、しかもタマ数が多いのが魅力だ。
2列目から3列目を貫くリヤロングユーティリティグリップ。コートフックも装備されるなど、工夫次第で便利に使える。全車標準。
2列目乗員に便利な、折りたたみ式のフロントシートバックテーブルは「J-Vパック」以上のグレードに標準。カップホルダーと買い物フックも付いている。
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