3代続いたミニバンの伝統。
受け継いだもの、進化させたもの
セレナがデビューしたのは今から約15年前の平成3年3月。当時3列シートのクルマといえば「商用バン」に毛の生えたような1ボックスカー。ところがセレナは、いわゆるミニバン・フォルムでデビュー。ベースになったのは小型1ボックスカー「バネットコーチ/カーゴ」で、当初の車名は「バネットセレナ」。しかしスタイリングは、コーチ/カーゴとは一線を画す斬新なものだった。
セレナの人気が本格化するのは、のちのミニバンブームから。その人気を背景に2度のフルモデルチェンジを経ているが、初代、2代目に続き、新登場の3代目の販売も好調だ。人気の秘密は、セレナがあくまでキープコンセプトにこだわっているから。たとえばボディサイズはほかのミニバンが大型化していくなかにあって、あくまで5ナンバーサイズをキープ、エンジンも基本は2Lだ。
5ナンバーサイズといってもスタイルは丸基調から角基調に移行、それだけパッケージの効率重視で居住性は高まっているし、便利機能だって代を追うごとに充実してきている。止まらない「元祖ミニバン」の進化は、ますます多くのユーザーに受け入れられていくことだろう。 |