注目度No.1SUV small&medium large

注目度No.1 SUV
 ここ数年、世界中の著名なメーカーが開発にいそしむカテゴリーがある。それがハイクラスSUVだ。
 日本ではミニバンこそがクルマのメインストリームのようだが、世界レベルでは、これまでおもにエグゼクティブを対象としてきたメーカーでさえSUVに熱を上げているのだからレベルも事情も異なる。
 ベンツ、BMW、キャデラック、そしてポルシェまでもがSUVのラインアップを敷く。まさにセレブ御用達一覧にSUVは欠かすことのできない存在と言ってもオーバーではない。
 このブームは、高級なスーツとベゼルの大きなクロノグラフを組み合わせるようなファッションと共通する。教科書的にはミスマッチだが、着こなす本人がいかにアクティブであるかをアピールする点では効果的だ。
 ただし、建設機械のようなゴツイだけのクルマではセンスに欠ける。ある程度ルックスもキャラクターも都会的に洗練されていることに重きを置いて、初めて都会でも通用するSUVになる。
 その扉を開き、都会的SUVの真のパイオニアとなったのが初代(先代)ハリアーだ。デビューは平成9年。とくにこれといった素地を持たずに登場したハリアーがなぜここまで人気沸騰し世界中を巻き込むことになったのか、このあとくわしく見ていくことにしよう。
都会の一角にたたずむミディアムSUV。 近くに4WDを必要とする悪路などなく
泥の付いていないタイヤからは オフロードからの帰りとも思えない
しかし、絵としては絶妙にハマる。 その理由は何か? 探ってみることにしよう
 
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自然と人間のいい関係を見直す。そんな気運が高まっている現在
オフも走れるクルマが有用なツールとして今、再認識されている
しかも実用性のバランスも高いジャストサイズのクルマの人気が上昇中
その実力を改めて検証してみよう
 半世紀以上前に誕生したジープにルーツをたどれるクロカン4WD。原点はライトウエイトでシンプルなクルマだった。
 しかし、時の流れはクロカンにより大きなボディ、重厚な装備と大排気量のエンジンを与え、大半のクロカンは野を駆ける小動物のような機敏さは失ってしまった。そこへ一矢を報いるかのように登場したのがエスクードやRAV4を代表とするライトクロカンもこなすSUVだ。
 当初はエントリークラスと見られていたものの、世代を重ねるごとに熟成され、今では見た目だけではあなどれない実力を秘める。
 その代表格といえるのがエクストレイル。リーズナブルなプライスと、アウトドアフィールドでの使用に徹底的にこだわった内外装や装備、手を抜いていない駆動系や足まわり。ライトウエイトクロカン再認識の起爆剤となったことは十分うなずける。
 SUV全体の販売ボリュームでもこのクラスは大きなウエイトをコンスタントに占め、一過性のブームでないことを物語る。
 ユーザーが求めるバリューはどこにあるのか、この機会にその総合点を探ってみる価値がある。
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