ひと昔前では考えられなかった技術が実現している今、クルマ社会が抱える問題は?
そして未来のクルマはどうなっていくのか……。夢のクルマは誕生するのだろうか?? |
| 日本のクルマ社会・文化はまだまだ改善の余地あり |
編集部●環境や安全性などの技術は日々発達しているわけですが、日本のクルマ社会……たとえば交通システムとか自動車文化的な部分は成熟してないように感じますが。
森野●何でもかんでも杓子定規というのに疑問を感じるなぁ。たとえば税制。イギリスなんかはクラシックカーを文化財産って感じで保護してるよね。
森口●そうそう。ヨーロッパだと税金下がったり、タダになったりする。まぁイギリスは、極端に古い物の価値が高い国だからということもあるけど……。
森野●文化としてそういうことが根付いてるんだろうね。ヨーロッパはクルマの歴史が長いし、生活に染みついているから。
森口●日本の場合は自己責任という考え方があまりないから、型にはめちゃうんだろうね。
竹岡●よくも悪くもね。そういう文化だけじゃなくて交通というか、道路に関してもヨーロッパのほうが進んでいると思うなぁ。日本も以前よりは道路マネージメントが進んで、作るべきところに道路を作るという方向になってるけれど。でも、まだまだかなぁ。
森野●交通とか道路とかっていろいろむずかしいことがからんでくるけど、環境面から言っても道路の建設とか交通システムは見直したほうがいいかもね。
森口●ヨーロッパみたいに規制する場所と交通が流れるところ、流すところを区別するとか。そういうとこまで来てるんじゃないかな。
竹岡●年中渋滞するところをなんとかするとか。それだけで環境問題に効果あると思うけどな。
森口●そうそう、環境面と言ったら、トヨタには『トヨタは4L以上300馬力以上は出しません』って言ってほしかったなぁ、個人的に。
森野●まぁ、そこはハイブリッドにってことなんだけどね。
森口●要するに、そんなにパワーがあっても扱いきれないんだから、それよりも環境面をということ。そう言ったらかっこよかったのに。
竹岡●勇気がいることだけどね。
森野●将来的には評価されるだろうね。
森口●すごくスマートだしクレバーだと思うんだよね。ハイブリッドカーのリーディングカンパニーなんだからさ。言えるポジションにいたと思ったんだけどなぁ。ってまた脱線しちゃった(笑)。。 |
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免許やライセンスで
モラルやマナーの向上を |
森口●そうそう、前々から思っていたけど、免許の段階を増やしてほしいな。高速免許とか、何とか免許とか。
森野●それはいい!
森口●ボクは2輪にも乗るから思うんだけど、2輪は大型免許とかあるじゃない。そういうのって4輪にも必要だと思う。簡単に高性能を引き出せるからこそね。
森野●たしかに問題あると感じることもあるなぁ。国産も280馬力規制がなくなったわけだし。ESPなどの電子制御が発達する分、運転する人の技量も考えないといけない。さっきも言ったけど、物理の法則には逆らえないんだから。
竹岡●免許に応じて乗れるクルマの制限もあったりして。
森野●昔、日産のZ432Rという、A級ライセンス持ってないと買えないっていう伝説のクルマがあったよね。
森口●メーカー側も、ある程度の技術がないと売れませんって姿勢を見せてもいいよね。
竹岡●メーカーがそのクルマに乗るためのライセンスを出すとか、テストをするとか。運転技術だけじゃなくてマナーもね。
森野●今度出るレクサスのLFーAなんかはそんなふうにしたらいいかも。技術もモラルもある人にしか売らないとか、やったらいい。
森野●そうなったら、そのクルマの価値も上がるし、そのクルマに乗っている人のモラルも上がる。ステータスにもなる。
森口●クルマ社会とかクルマに乗る人の熟成にもなるかもね。
竹岡●ブランドイメージも上がるよね。お金出せばだれでも乗れちゃうっていうのじゃなくって。 |
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