高級SUVに乗る

reach for the OffRoad もう一歩、自然の奥深くへ 卓越の走破性が生命線だ
ミニバンでもなくワゴンでもなく、SUVがSUVたるゆえん、
それはやはり卓越したオフロード走破性を秘めているからだ。快適な移動性能と積載能力を
満たしながら、さらに マルチなフィールドへ……。 SUVは僕らを誘う。
オフ走破性は、万が一のときのための信頼性
ランドクルーザー100 都会で映えるフォルム、街なかでの扱いやすさ、そして快適な居住性、優れた積載能力と、これらだけにスポットライトを当ててみたのでは、じつはSUVはミニバンやステーションワゴンと違いはない。ではミニバン&ワゴンとSUVを分かつものとは? そう、それは走る道を問わない、マルチな走破性能だ。
 たとえばアウトドアレジャーに出かけた際、ほかのクルマが入れないような、もう一歩奥の自然のなかにも安心して踏み込める(具体的には河原の奥、とか)オフロード走破性。また冬場であれば、急な降雪でも出動できる頼もしさ。外出先で天候が急変しても、「帰って来られる」信頼感。つまり遊びのシーン、日常的な場面を問わない機動力の高さが、SUV最大の魅力なのだ。
 とは言っても「通勤に乗るだけ」「乗用車と同じように使っている」と、そんなSUVの実力を十分に引き出していないオーナーも多いことだろう。しかし、卓越した走破性は、万が一のときのための秘めたる機能、つまり保険である、という考え方もありだろう。だからこそ逆に、「SUVの生命線」は、輝いて見えてくるのかもしれない。
ランドクルーザー100 ランドクルーザー100 ランドクルーザー100
ランドクルーザー100 新進のSUVはともかく、ランクルやレンジローバー、Gクラスなど、伝統的なSUVはローレンジ・トランスファも持つ。ギヤリングを低くすることで、オフロードや牽引時の駆動力を強力にする。
未踏の大地を征するデバイス
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ランドクルーザー100
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ランドクルーザー100
【1】ランクル100上級グレード車に標準装備される車高調整機能。【2】ワンタッチで標準の車高から、乗降しやすいローモード、オフロード走破性を向上させるハイモードと、ショックアブソーバーのガス圧で車高を変化させる。多くの欧州製SUVもこれを採用している。
ランドクルーザー100
ところで……  NOx法はどうなった?
 国の定める「自動車NOx・PM法」、そして関東一都三県の条例などによりSUVのディーゼル車の状況は厳しい。まず国の規制によって関東、中部、関西の対策地域内では、排出基準に達していないディーゼルSUVは登録不可。使用中のクルマは初度登録からの一定の猶予期間(クルマによって異なる)はあるが、いずれ期限はくる。ただし、今でも規制地域外ではディーゼル車に根強い人気がある。
 オフロード派SUVのライバルたち
日産 サファリ
クロカンの伝統を守りながら高級装備も満載
日産  サファリ ランクルのよきライバル、国産SUVもう1台の最高峰がサファリだが、平成9年に登場した現行型がなおも前後リジッドサスペンションを採用するなど、こちらはあくまでタフネスさにこだわっているよう。現行デビュー当時は2.8Lディーゼルターボ(のちに3.0Lに変更)搭載の3ドアショートもあったが、中古車市場での主役は4.5L直6ガソリン搭載の5ドアロング車だ。ちなみに現行型は4.8Lガソリン5ドアオンリー、乗車定員は7名だ。
中古相場価格 380 万円
平成14〜16年式 グランロードLTD
4.8Lバージョンはさすがに高値維持。11〜13年式の4.5Lだと280万円前後。
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日産  サファリ 日産  サファリ
ランドローバー ディスカバリー
電子デバイス充実の2代目モデルがねらい目
ランドローバー ディスカバリー ランドローバー社のミドルレンジを成すディスカバリーは、99年、日本に投入された2代目モデルが中古車市場での主役。ちょうどこのころに実用車からプレステージSUVへのグレードアップ化がはかられ、トラクションコントロールやヒルディセントコントロール(ヒルダウン時、自動的に速度調整される)など、オフロードを安全に走るための電子デバイスが充実した。エンジンは4.0LV8ガソリン、ボディタイプは7人乗りの5ドアのみだ。
中古相場価格 183 万円
99年式 V8 i-ES
年式のわりに5万km以下の走行距離の少ないクルマが多く、程度はよさそう。
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ランドローバー ディスカバリー ランドローバー ディスカバリー
トヨタ ランドクルーザー80ワゴン
本格的オフローダーの間で人気再燃
トヨタ ランドクルーザー80ワゴン かのNOx法により、絶滅寸前まで追い込まれた先代以前のランクルシリーズだが、4.5L直6ガソリンエンジン搭載の80系ワゴンなら問題ナシ。100系につながるプレステージ性を備えたモデルだけに、その豪華装備は今なお垂涎モノ。100系と違って前後リジッドサスペンションを採用することも、マニアの間では再評価されている。機能的にはシンプルだが、フルタイム4WD+前後デフロックなど本格オフロード装備満載。ウインチ付きも多い。
中古相場価格 180 万円
平成5年式 VX-LTD
さすがに多走行車が多いが10万kmくらいなんでもないクルマ。足まわりのチェックは必須。
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トヨタ ランドクルーザー80ワゴン トヨタ ランドクルーザー80ワゴン
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