オデッセイ 快走の秘密

3代に渡るミニバン革命……受け継いだもの、進化させたもの オデッセイ進化論
走り
今どきの性能ならMC後の
2.3Lモデルがねらい目
 洗練された走りという点では、やはり現行型が有利。エンジンは160馬力、そして200馬力の、2種の2.4L・i-VTECエンジンを用意。トランスミッションもCVT+7スピードモードと、5AT+Sマチックの2タイプをそろえ、走る楽しさを追求。もちろん低重心化やサスペンションの見直しで操縦性も大幅に向上している。
 一方、初代に搭載される2.2L(145馬力)+4ATは、今となってはややモノ足りない。ただし初代・後期型から搭載の2.3L VTEC(150馬力)や3.0L V6 VTEC(200馬力)などは、力強さや静粛性の面で今なお先進的。2代目ではこの両エンジンに4速と5速、いずれもSマチック付きATを用意。走りはさらに洗練された。
初代
オデッセイ ●2.2Lエンジン+コラムシフト式4ATを組み合わせる初代。4輪ダブルウィッシュボーンの足まわりで高い操縦性も実現した。
先代
●2代目からはインパネシフトを採用。2.3Lには4速、3.0Lには5速の、いずれもSマチック付きATを組み合わせ、走りの質を高めた。
現行
●最新のエンジン+トランスミッションに、車間制御機能IHCCなど先進メカも用意。リアルタイム4WDシステムも大幅に改良された。
ユーティリティ
シートアレンジを充実させ
室内をより使いやすく
 低車高ながら、独自の低床設計で、室内空間はワンボックスカー並みに確保されているのが、オデッセイの最大の特徴だ。初代は2+3+2、あるいは2+2+2の、7人乗りと6人乗りを用意。シートバリエーションは多くないが、フロアにすっぽりと収納でき、ゲートを開けて後ろ向きに座れる「オープンベンチモード」にアレンジできる3列目がユーティリティの幅を広げていた。これは、3代目まで受け継がれている。
 また2代目では居住スペースを拡大しながら2列目に6対4分割スライド&座面跳ね上げ機構や、3列目のスペース拡大などを実施。3代目は低い車高ながら2代目より5mm上まわる室内高を確保。2列目のフラット収納機能など、さらに使いやすくなっている。
初代
先代
現行
安全性
つねに世界最高水準を
追求した安全性能
 オデッセイは初代から、衝突安全性能など欧米の安全基準を考慮した設計。対向式の広払拭大型ワイパーなど、雨天時などの安全視界確保も特筆できた。ただし、フロント両席のエアバッグやABSは、当初一部グレードにのみのオプション扱いだった。ちなみに両席エアバッグは平成8年9月、ABSは同9年8月から全車標準となった。
 2代目ではホンダ独自のGコントロールボディを採用して世界最高水準の衝突安全性を獲得して、歩行者傷害軽減や乗員頭部保護も高いレベルで実現。また3代目では自己保護と相手への攻撃性を低減したコンパティビリティ対応ボディほか、ステアリング舵角対応ヘッドライト(AFS)、VSAなど、先進の安全機能を充実させている。
初代
オデッセイ
先代
現行
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