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| ベンツのセダンにも見られるスタイリングの劇的変化 |
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日本車じゃなくて申し訳ないけれど、下の写真を見てほしい。メルセデス・ベンツ190〜Cクラスの3世代が並んだ写真だ。グリルやウインドウの傾きが強くなり、サイドのウエッジシェイプがはっきりして、スタイリングがダイナミックになっていったことがわかるはず。セダンがファミリーカーからドライバーズカーに位置づけを変えたことで、広さや使いやすさ以上に、カッコよさやスポーティさが求められるようになった。それがデザインの変化に表れているのだ。もちろん国産車も同じ。巨大なグリルをデンと据え、前後左右の絞り込みをほとんどなくし、なるべく大きく見せようとしていた造形は、すっかり過去のものになりつつある。 |
| さまざまな技術の進化がもたらした絶妙なカタチ |
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スタイリングは四角四面なのに、室内は広くないというのが、昔の国産ビッグセダンだった。前後のオーバーハングが長いほうが大きく見えるし、ホイールベースが短いほうが楽に設計できる。そのシワよせで、キャビンを長くできなかったのだ。しかもオーバーハングが長いので、操縦性でも不利だった。しかしヨーロッパでは、2世代前のBMW3シリーズあたりから、ホイールベースを思いきり長くとり、オーバーハングを短くすることで、室内の広さとハンドリングのよさを両立したパッケージングが主流になった。国産車も最近になってこの流れに乗り、現行型クラウンとマークXは70mm、フーガはなんと100mmも旧型より長くなっている。 |
| プレミアムという名が国産車にも似合うように |
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昔の日本のビッグセダンは、ダンナグルマと言われていたことからもわかるように、トロトロ流すためのクルマだった。しかし、ヨーロッパのプレミアムブランドは違う。走りがいいのも高級車の条件だとしているのだ。日本でもヨーロッパ車が売れるようになったことで、こういう考えを持つ人が増えてきた。そこで国産車も、走りを重視する方向にスイッチ。日産セドリック/グロリアのグランツーリスモをはじめ、各モデルがスポーティモデルを用意したほか、トヨタのクラウンやマークXは直列6気筒エンジンを軽量コンパクトなV6にスイッチし、日産フーガは国産初の19インチホイールを採用するなど、メカニズムでも意気込みをアピールしている。 |
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