エスティマのすべて

エスティマの歴史とオススメモデルを紹介
ロングセラーとして
つねに変化を続ける
 この手のクルマが、まだミニバンではなくワンボックスと呼ばれていた平成2年に、初代エスティマはデビュー。従来までのワンボックスの常識を覆す斬新なスタイルはまたたくまに人気を得て、一躍ヒットモデルに。2代目となる現行モデルがデビューする平成12年までの10年間という長きに渡って生産されたロングセラーだ。現行モデルは登場からすでに5年以上が経つが、いまだ根強い人気を維持。前頁の変遷を見ればわかるとおり、マイナーチェンジはもちろんのこと、追加グレードや一部改良といった細かいモディファイを繰り返しながら進化を続けている。
エスティマ
エスティマ
この年のトピックス&
3.0L Xの動向
平成 12 年(2000年)
■TOPICS
 平成12年は現行モデルがデビューした年。先代モデルのデザインを踏襲しながらも、より先進的なフォルムへと進化したことで話題を呼んだ。時代を先取りした大型ヘッドライトは、いまだに古さを感じさせないどころか、あと数年は十分通用しそうなほど洗練されている。当時のグレード構成はスポーティ系のアエラスとラグジュアリー系のG、X、Jの4グレード構成。全グレードで2.4Lか3L、FFか4WDかを選択できるようになっていた。
■3.0L Xの動向
 タマ数としてはアエラスや最上級グレードのGと比較するとかなり少ないが、買い得感は高い。上記2モデルに比べ平均して15万円ほど安い流通価格になっている。平成12年式ということは、今年2度目の車検を迎える計算。賢い中古車購入の基本ともいえる車検2年付きを手にすることができる。走行距離は物件によってマチマチだが、5年落ちともなればその距離が5万kmを超えているものもあるが、それほど気にすることはないだろう。13年式以降になると平均相場は200万円を超えるので、200万円以下でねらうならやはりこの年式。
この年式でねらうなら 3.0L X
中古車相場 182万円
3.0L X
エスティマ T→ 詳細カタログ 中古車検索
エスティマ L→ 詳細カタログ 中古車検索
排気量は大きいが
装備内容はシンプル
 ラグジュアリーモデルの中間グレードがここで紹介するX。このグレードには8人乗りしか設定されていなかったので、セカンドシートはベンチ式となる。
 3Lエンジンを搭載するので、それなりの装備は標準で付いているが、アルミホイールやオーディオはオプションとなっている。とはいっても、オーディオなしで乗っている人はまずいないので、純正以外が装着されている可能性が高い。これは中古車では大きなチェックポイントだ。また、電動格納式ドアミラーや、プライバシーガラス、オートエアコンなどの快適装備はしっかりと標準装備されている。
 人気が高い現行エスティマだが、200万円を切る価格で購入できることを考えると、このモデルのコストパフォーマンスは非常に高い。
3.0L X 3.0L X 3.0L X
Xは8人乗りのみの設定。セカンドシートを反転させたり、サードシートをたたんでラゲッジスペースを広げたり、さまざまな使い方ができるのも魅力だ。
この年のトピックス&
Gセレクションの動向
平成 13 年(2001年)
■TOPICS
 トヨタのハイブリッドモデル第2弾として、エスティマ・ハイブリッドがデビューしたのがこの年。先行発売していた素のエスティマもこの年に一部改良を行い、盗難防止装置や機能装備の充実をはかった。そして前年に登場したばかりだというのに、早くも特別仕様車を設定。カーナビを標準装備した内容として、お買い得感を強調させた。モデリスタからはハイブリッドをベースに社長向け4人乗り仕様を発売し、環境志向の企業にアピールした。
■Gセレクションの動向
 Gセレクションはベースグレードに装備を充実させたモデル。7/8人乗りのどちらも設定されている。ベース車にプラスで装備されるのは、15インチアルミホイール、ディスチャージヘッドライト、クルーズコントロールやパワーシートといった贅沢なアイテムばかり。ハイブリッドモデルだけで見ると、Gセレクションのほうが流通量は断然多い。この年式のGセレクションの平均相場は243万円だが、下は180万円を切るものから上は300万円まで幅広いのが特徴。14年、15年式もあるがタマ数は非常に少なく、価格も200万円後半とまだ高価だ。
この年式でねらうなら ハイブリッド Gセレクション
中古車相場 243万円
ハイブリッド Gセレクション
詳細カタログ 中古車検索
初期型にはなるが
ハイブリッドねらいも
 現行エスティマのフルモデルチェンジから約1年後の平成13年に、ハイブリッドモデルが追加設定された。つまりこの年式は、ハイブリッドの初期型になる。オリジナルモデルよりも割高なハイブリッドは、ほしいけれども二の足を踏む存在。しかし中古車となれば話は別。価格もだいぶこなれてきているので、選択肢のなかに十分入れられる。
 ノッペリしたフロントマスクとクリアタイプのリヤコンビネーションランプは、ひと目でそれとわかるデザイン。エスティマはたくさん走っているが、ハイブリッドなら遭遇率もグッと低下。所有する喜びに加え、素のエスティマとすれ違う度に優越感を味わえる。
 それに加え、変速ショックゼロのCVT、走行安定性が高まる4WD、そして家計にも優しい低燃費の3つのメリットを手にすることができる。
ハイブリッド Gセレクション ハイブリッドモデルの場合、タコメーターと水温計が省かれ、代わりに瞬間燃費計が備わる。DVDカーナビは標準装備される
ハイブリッド Gセレクション 写真は7人乗りだが、セカンドシートがベンチ式となる8人乗りも設定される。しかし優雅さを味わうなら断然7人乗りがオススメ。
ハイブリッド Gセレクション 走る発電機なので、充電も可能。クルマにコンセントがついているのはなんとも不思議だが、これぞまさにハイブリッド
 
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