エスティマのすべて

エスティマ人気の秘密を検証!
検証1 デザイン(エクステリア)
エスティマ
遠くからでもわかる
個性的なスタイリング
 数あるミニバンのなかで、どのクルマにも似ていない個性的なデザインを採用し、遠くからでもすぐにエスティマとわかる。精悍な印象を与えているのは、ボディまわりを走るキャラクターラインとちょっと悪そうなヘッドライトだ。
 また、ボンネットとフロントウインドウをほぼ同じ傾斜角度にすることで、一体感のある未来的なデザインに仕げている。さらにスライドドアのレールは、プライバシーガラスのサイドウインドウ下部にうまく溶け込み、スタイリッシュさを損なっていない。
 撮影に使用したのはスポーティグレードのアエラスなので、丸型フォグランプを内蔵する専用フロントバンパーとリヤバンパーを装着する。
エスティマ ボディサイドを走るキャラクターラインの効果により、スポーティさを感じさせる。フロントマスクにも1本の縦ラインが走る。
エスティマ リヤコンビネーションランプがボディの中央部に位置するため、バランスのよいリヤビューに仕上がっている。
エスティマ いちばん後ろのサイドガラスの下端にスライドドアのレールが存在。その存在はほとんど目立たず、すっきりとしている。
 
検証2 デザイン(インテリア)
エスティマ
退屈さを感じさせない
センターメーター
 エクステリアとの調和が見事にはかられた魅力的なインテリア。メーターのデザインは初代エスティマから受け継がれたものだが、それをダッシュボード中央に配置するセンターメーターにすることで、退屈になりがちなミニバンのインテリアを飽きさせない工夫を凝らしている。
 ブルーグラデーションメーターは、助手席やセカンドシートからも針の動きが見えるので、ドライバーとパッセンジャーとの一体感を強めることに成功している。とくに夜間走行の際には、車内を幻想的な雰囲気にする演出効果もある。
 コラム式のシフトノブは、握りの部分をL字型に曲げることで握りやすさを高め、同時に野暮ったさを取り払うことに成功している。
エスティマ 左右非対称のインパネは、新鮮で飽きのこないデザイン。視認性や操作性にも優れており、非常に使いやすいものだ。
エスティマ イグニッションオンでゆっくりと盤面が浮かびあがるブルーグラデーションオプティトロンメーター。夜間はとくにキレイだ。
エスティマ 握りの部分をL字型に曲げることで、操作性を高めているシフトノブ。もちろんそれだけではなく、デザイン性もアップしている。
 
検証3 ユーティリティ
エスティマ
7人乗りを選ぶとセカンドシートはご覧のようなキャプテンシートとなり格納式のオットマンが備わる。いちばん贅沢なポジションだ。
贅沢さを味わうなら
7人乗りがおすすめ
 フロント&セカンドシート自体が快適なのはもちろんのこと、セカンドシートの足もとを広くしてもサードシートの居住性はしっかりと確保される。大人6人での快適移動が約束された本物のミニバン。
 ひとりでも多くという心理的な需要からか、2列目がベンチシートとなる8人乗りのほうが売れているが、快適さの向上とサードシートへのアクセスの容易さを考えるならキャプテンシートの7人乗りがベスト。格納式の両側肘かけとオットマン(足乗せ)が備わる。シートバックをリクライニングさせオットマンを使用すれば、そこは新幹線のグリーン車さながらの快適な居住空間が誕生。ちなみに、アエラスSには、スポーツキャプテンシートが採用される。
エスティマ サイズ、クッション性ともにまったく不満のないフロントシート。肘かけが備わるので、リラックスした姿勢でドライブを楽しむことができる
エスティマ サードシートが補助席でないことは、この写真を見ればわかる。ルーフとピラーで多少圧迫感はあるが、窮屈というほどではない。
エスティマ サードシートにもスライド機構が備わる。シートバックをたたむこともできるので、ユーティリティを高めることも可能。
 
検証4 走行性能
エスティマ
クルーザーのような
優雅な気分を味わえる
 試乗したのは、220馬力/31.0kgmのスペックを誇る3LのV6エンジン搭載車。試乗車はFFということもあり、車両重量では4WDよりも軽量。アクセルを軽く踏むだけで、デカいボディからは想像もできないほど軽快な加速を見せる。2人乗車で荷物なしの好条件だったということもあるが、これならフル乗車で荷物満載でもドライバーにストレスを与えることはないだろう。
 乗り心地はしなやか。急にハンドルを切れば多少グラッとするが、ゆっくりと切り込んでいけばそれなりにロールはするものの粘りのある踏ん張りを示す。
 また、奥行きのあるダッシュボードにより、クルーザーを運転しているような優雅な気分を味わえる。
エスティマ 3LのV6エンジンは、アルファードに搭載されるのと同じ。最高出力220馬力、最大トルク31.0kgmを発揮する。
エスティマ アエラスの足もとは、215/60R16インチタイヤにスポーツタイプのアルミホイール。アエラス−Sは17インチにサイズアップされる。
エスティマ コーナーではロールもするが、怖さを感じるような動きではない。ステアリングインフォメーションもしっかりしている。
 
検証5 使い勝手
エスティマ
使い勝手のよさは
安全性アップにも貢献
 場所を選ばず乗り降りできる両側スライドドアは、いまやミニバンの基本。半ドア状態でもドアが自動で閉まってくれるイージークローザー付きなので、力もいらず閉める際に大きな音をさせる心配もない。
 さらに豪華な気分を味わいたければ、オプションで用意されるリモコン付きのパワードアにすれば、外からでも車内からでもスイッチひとつでドアを開閉することが可能。小さな子供がいるファミリーなら、安全性がさらにアップするので、こちらのほうがオススメだ。
 また、マルチワイドAVステーション装着車ならば、フロントとリヤに内蔵されるカメラが、死角となる部分の映像をモニターに映し、ドライバーをサポートをしてくれる。
エスティマ バックギヤに入れると、バックドアに装着されたモニターが、車両後方の映像を映す。バックを苦手とするドライバーでも、これがあれば駐車もラクにできる。
エスティマ オプションのシアターシステムを選ぶと、カーナビといっしょに後席用9インチディスプレイが装着される。走行中テレビも見れる。
エスティマ グリルに装着されるブラインドコーナーモニター。左右に加えて真下の映像も映す親切設計。見通しが悪い交差点で効果的だ。
 
総論 まとめ
エスティマ
エスティマの価値は
外観デザインにあり
 個性的なエクステリアデザイン、遊園地のアトラクションのようなワクワク気分を味わえるインテリアデザイン、そしてトヨタ車ならではの使い勝手のよさを満たしているとなれば、人気車になるのはもはや当然。
 そして、人気車ということはリセールバリューもよく、なおかつ中古車のタマも豊富にそろっているということ。エンジン、駆動方式、乗車定員など、ユーザーの望むモデルを悩みながら探す楽しみが待っている。
 売れているクルマは、街なかですれ違う確率も高い。あまりにも多すぎると普通はイヤになるが、エスティマに関しては例外。車種は違えど、どれも箱のような形をしたその他大勢のミニバンと比較すると、その独特な外観は際立って魅力的といえる。
ドレスアップベースとしても
人気が高いエスティマ
エスティマ スポーツカーにドレスアップを施せば一段とカッコよく見えるのと同じで、基本形がスポーティなエスティマもドレスアップすることでより迫力が増す。人気グレードがアエラスということからもわかるように、エスティマに見た目のオシャレさを求めているユーザーは多い。
エスティマ エスティマ
しかし、控えめなメーカー純正のものより、アフターパーツとしてエアロメーカーからリリースされているもののほうが、オーナーの個性を発揮できることは間違いない。先代・現行を問わず、エスティマのエアロは豊富にあるので、選ぶ楽しみは十分にある。
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