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クルマ購入シミュレーション
はっきりと自己主張 個性的な3台を選ぶ
会社から給料をもらうサラリーマンのなかでは、比較的収入に恵まれているのがマスコミ・情報関係のギョーカイの方々だろう。なかでもテレビ局や広告代理店の社員は、バブル崩壊もなんのその、高給・安定型の収入を続けてきていた模様。まあ、さすがにバブルのころとは比較にならないが、それでも今年の夏のボーナスは、ほかの業種と比べてもひとケタ多いくらいの予想額だ。
で、ここで紹介するのは広告代理店勤務・Bさんの例。32歳、独身、都内のマンションにひとり暮らし。給料はまずまずだが、とにかく多忙で、遊びも仕事も分刻み。仕事のほうは、こうと言い出したら引かないタイプで、はっきりとした自分のアイデンティティを確立している。クルマもそんなカレの生き方・考え方を反映してか、今の愛車はプジョー306カブリオレ。しかし30歳も超えたことだし、もう少しオトナなクルマに乗ってみては? と、本人も周囲も思っていたりする……。
そんなBさんにススメたいのは、やっぱり輸入車。業種を考えると流行の高級SUVか、スポーティカーってところだろうか? いずれにせよ、カレにとってはクルマも大切な自己表現のアイテム。オンタイム、オフタイムを問わず、はっきりと自分を主張するタイプだけに、ありきたりのクルマでは満足できないハズ。そこで輸入車のなかでも、とびきり個性的な3台を選んでみた。
MERCEDES-BENZ
G-CLASS
GクラスG320
中身はいらない
側だけでも超高額車
ミリタリースペックを満たす高耐久性とオフロード走破性が自慢の、ベンツのクロカン4駆も、ニッポンでは「押し出しの強い高価なベンツ」と受け止められているらしい。したがってオフロードを走るために充実した中身は関係なく、このスタイルとスリーポインテッドスターのエンブレムさえあれば、自己表現にはピッタリのクルマ、ということになる。
エンジンは年式によって様々だが、流通量の多さでは3.2LV6や、5.0LV8が主役。5.5LV8を積むAMG仕様もよく見る。とにかくお医者さん・ギョーカイ関係者からの人気が高いので、中古車でも価格落ちはわずか。96〜97年のV6車(G320)で、やっと400万円台に落ち着くくらいだ。
中古車平均相場
383
万円
1996年式 G320
■1996年式 G320(4AT)
全長×全幅×全高:4040×1800×1965mm
エンジン:3.2L 直4DOHC
最高出力/最大トルク:210ps/31.0kgm
乗車定員:5名
最小回転半径:5.3m
ウッド&レザーを配したインパネはさすがの高級感。オフ走行用に前後デフロックなども装備する。
4WDシステムはフルタイム式。トランスファ・ローレンジも備える(まず使うことはない?)。
96〜97年ころのGクラスは、まだ高級志向も中途半端。それでも快適装備の数々は充実している。
3.2LV6は低速走行から高速まで得意。V8に比べれば若干見劣りするが、見た目ではわからないし……。
BさんがGクラスを購入する場合
Bさん 32歳 情報通信系(広告代理店勤務)
家族構成:独身
住まい:マンション(賃貸)
現在のマイカー:1997年式プジョー306カブリオレ
年収:900万円
(手取り55万円/月、賞与/年2回)
貯蓄額:50万円
2005年夏季
ボーナス予想額
120
万円
1996年式GクラスG320の購入例
支払方法ボーナス併用36回
車両本体価格
383万円
諸費用
20万円
小計
403万
円
−
頭金
50万円
下取り車
70万円
小計
120万
円
=
283万円
ギョーカイ系のヒトだけに、収入に見合った思い切りのいいローンを組んでいます。ちょっとだけ惜しいのは収入のわりに貯蓄額が低い(遊びすぎ?)。頭金を倍にできれば、月々の返済額も3万円前後とグッと楽になったのに! まっ、関係ないかな?
金利(%)
5.0
分割手数料
23万5850円
支払総額
306万5850円
1〜35回目
4万8853円
36回目
4万8836円
ボーナス月加算
20万円
ひとクセありの
オレ様流に
おススメ・クルマ型録!
クルマはあくまで自己表現の
アイテムのひとつ
だから見られることを思い切り
意識した選び方で、この3台
ALFAROMEO
147
アルファ147
イタフラ系なら
センスのよさを主張
なんでもいいからイタリア、フランス車に乗っていると、周囲を納得させられちゃうのが広告代理店関係。147はアルファロメオの入門モデルではあるが、そのエキセントリックなマスク、スタイリッシュなボディラインと、乗る者を引き立ててくれること、間違いなし。もちろん装備なども「プレミアム・コンパクト」そのもので、満足度は高いはずだ。
ボディは5ドアと3ドアがあり、エンジンは2.0Lツインスパークが主力。ミッションはセレスピード(セミAT)と、3ドアでは5速マニュアルも用意。選ぶならパドルシフトのカッコいいセレスピードでしょう。
中古車
平均相場
218
万円
2002年式 アルファ147セレスピード
■2002年式アルファ147セレスピード(5AT)
全長×全幅×全高:4170×1730×1420mm
エンジン:2.0L 直4DOHC
最高出力/最大トルク:150ps/18.5kgm
乗車定員:5名
室内のスポーティ感はイタ車ならでは。ステアリングのパドルシフトで同乗者に自慢しちゃおう。
販売中のモデルでは1.6Lや3.2Lもある147のエンジンだが主力は2.0L。ツインスパークは加速が魅力。
RENAULT
AVANTIME
アヴァンタイム
ギョーカイ人にさえインパクト十分
ミニバン風のフォルムを持ちながらも、じつは2ドアクーペ。まさに独創的な存在感を見せるのが、アヴァンタイムだ。すでに本国での生産も終了しているので、もはや中古車で探すしかない。
乗り心地はピラーレスのサイドウィンドウ、上面をほとんど覆い尽くしているガラスルーフで、開放感満点。ワンタッチボタンでルーフを開ければ、オープン車と呼んでも差し支えないほどだ。
パワートレーンは3.0LV6とマニュアルモード付き5ATの組み合わせ。全幅はかなり広いが、慣れれば市街地の取りまわしも意外に楽にできる。
中古車平均相場
416
万円
2002〜04年式 アヴァンタイム
■2002年式アヴァンタイム(4AT)
全長×全幅×全高:4660×1835×1630mm
エンジン:3.0L V6DOHC
最高出力/最大トルク:207ps/28.kgm
乗車定員:5名
外観同様、これまた独創的なコクピット。デザインが未来的すぎて、メーター類は見にくいが……。
そのフォルムは、どう見てもミニバン風? でもドアは2つしかないし、シートは5人分しかない。
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