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ツーリングワゴンの魅力
ツーリングワゴンの魅力
セダンと比較して、ツーリングワゴンの居住性に劣るところはほとんどない。シートなどの品質は当然のこと、ラゲッジルームとキャビンが貫通していることで危惧される騒音レベルも、入念な遮音が施されることで格段に低く抑えられている。
やはり、プレステージ性が重視されるツーリングワゴンならではだ。
クルマによっては、ラゲッジと空間がフリーなことを利用して、リヤシートにリクライニング機構を設けているクルマもある。加えて、ロングルーフは圧迫感のない頭上空間や頭部に直射日光が当たらないといった居住性のメリットがある。ロングツーリング時の後席パッセンジャーにとっては、ツーリングワゴンに軍配が上がるときもあるだろう。
ユーティリティもプレステージに恥じない内容が用意されている。たとえば、イモビライザー装着率もツーリングワゴンでは高い。クルマそのもののセキュリティはもちろん、ラゲッジに積んだ荷物に対するユーザーの精神的負担も和らげてくれる。
最近は、カードキー、スマートエントリーなどの採用も多くなり、ラゲッジへアクセスする場合に、パワーゲートやイージークローザーも含めて、非常にスピーディかつ便利になってきている。
ユーティリティ=実用性ではあるが、近ごろでは実用度を高めてくれる基本装備はほとんど備えているのが常識でもあり、むしろセキュリティのような、さらにかゆいところに手が届く的装備でいかにユーザーニーズを満足させるかが重要なのだ。
HONDA
アコードワゴン 24T
中古車平均相場→
215万円
DATA:平成16年〜17年式
現行で4代目。初代からカジュアル&スポーティなイメージがアコードワゴンのセールスポイントだ。
現行は、砲弾をイメージさせる力強さとエアロダイナミクスがうまくミックスされたルックスになった。セダンよりもリヤオーバーハングは約10cm延長されているが、非常にキュートで引き締まって見えるスポーティなフォルムだ。
エンジンは直4i-VTEC・2.4Lに統一し、グレードや仕様によって160〜190馬力を使い分ける。
足まわりは、フロントがダブルウイッシュボーン、リヤがトレーリングアーム・ダブルウイッシュボーンというホンダらしい走りに対するこだわりを見せる。
ラゲッジルームに対するこだわりは、第1にイージーであること。パワーテールゲートに加えて、リヤシートはワンモーションでシートバックとクッションが同時にスッキリと折りたためる機構を採用。ルックス同様、スマートさがキーポイントだ。
エクスクルーシブパッケージ、スポーツパッケージもそれなりに流通し、それぞれ238万円、227万円平均。リースナブルな24Eは平均189万円。順当な相場で落ち着いている。
パワーテールゲートねらいなら
平成16年10月のマイナーチェンジ以前は全グレードに標準装備だったが、マイナー以降は、各パッケージ仕様のオプションでのみ対応する。
←セレクトレバーはノブが大型で扱いやすい。全車でカードキー&イモビライザーが標準。
←パワーテールゲートは、オープン/クローズが、ゲート本体のスイッチとカードキーのリモコン操作でできる。
NISSAN
プリメーラワゴン 25X
中古車平均相場→
175万円
DATA:平成16年〜17年式
先代から評判の高かったプリメーラワゴンは、現行でよりヨーロピアンテイストを増している。走り始めてまず感じるのは、クイックでレスポンスの正確なハンドリングと、しっかりした足腰だ。
現行は2Lと2.5Lのラインアップ。どちらも直4だが、2.5Lは直噴を採用、カタログデータは175馬力だが、高回転域まで豊かなトルクとCVT-M6とのマッチングは、静かな走行音とアクセルワークにリニア追従するスポーツ走行も楽しめる。
世界的に高レベルなスタイリングは、このクラスでグローバルスタンダードなディメンションを持つボディだからこそなし得た日産のデザイン力そのもの。とくにワゴンのリヤビューは、世界中から大絶賛を受けた。
全幅で5ナンバー枠を超えていることは、十分に許せる。それは乗り込んでみて、ヨーロッパ車的な包まれる感じの空間に配された各パーツを使い込めば納得できるだろう。
年式を問わずプリメーラワゴンは台数が少ない。なかでも25Xは少数派。20Gの平均が16年〜17年式で168万円であることを考えると、25Xの買い得感は相当高い。
見えないところまで
ヨーロッパでも高い評価を受けているプリメーラのランバーサポートには、その元祖ともいえるドイツ・シュクラ社製を採用。真にグローバル品質なクルマなのだ。
←プリメーラから導入されたピアノタッチ集中オペレーション。現在はカーウイングスにも対応する。
←前後ともたっぷりとしたスペースが確保されたキャビン。リヤシートはリクライニングも可能だ。
VWゴルフIV
ワゴンGLi
中古車平均相場→
179万円
DATA:1999年〜2002年式
クルマそのものがユーティリティギアとも呼びたいゴルフのワゴンは先々代のゴルフIIIからラインアップに加えられた。元々、3/5ドアハッチバックでも十分以上だったラゲッジルームを持つゴルフIIIのリヤを約30cm延長、そのすべてがラゲッジルームにあてられたので、驚異的な広さを持つ。
ゴルフIVワゴンもやはり同じ方法が採られ、ハッチバックよりもリヤを約25cm延長して作られている。
とくに凝った部分はないが端正でプレーンなサイドビューは、長く乗っても飽きがこない、ロングライフ商品らしい正統性に好感がもてる。
ムダのないルックスからは想像できないほど、キャビンのしつらえはゴルフIVから格段に向上した。シートやトリムの質感、アメニティの充実など、国産ミドルクラスセダンに肩を並べられるほど充実している。
質も実も満足したい、しかしサイズはコンパクトに……そう考えるユーザーにベストバリューな1台だ。
低年式でも、さほど値落ちを見せないのがゴルフワゴンの人気を裏付けている。台数が豊富でないことも影響しているのだろう。距離は千差万別。コンディション優先が正解。
セーフティにもぬかりなし
基本は実用車、とはいえ安全性に手を抜いていないのはさすがにドイツ生まれ。ABSは当然のこと、スタビリティコントロールに加えて、雪道スタートで有効な電子式デフロックも備えるのだ。
←センターアームレストや前後格納式カップホルダー、前後パワーウインドウなどアメニティには事欠かない。
←タイヤの張り出しは極力小さく抑えられ、スクエアに近いラゲッジルーム。トリムも隅々まで施されている。また、12V電源も備えている。
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