| 全世界プリウス化計画燃費に命かけてます |
ドラえもんとともに、「21世紀に間に合いました!」というフレーズで登場した初代プリウス。かなりセンセーショナルな登場でしたよね。
そのころすでに、環境問題が叫ばれてはいたけれど、実用に耐えうるハイブリッドカーが、正直あんなに早く登場するとは思っていなかった人も、多いのではないでしょうか。
しかも、ハイブリッドカーなんて聞くと、動かすのも難しいような気がするけれど、「普通の人が普通に乗れる」、そういうカタチにして世に登場したところが、スゴイところだったと思うんですよね。プリウスに乗るだけで、地球に貢献できる。そんな簡単な図式を、カタチにして見せてくれた、新たな価値観を提供してくれたクルマだったと思うんです。
でも、初代のプリウスは、バッテリーへ電力を回生するための、回生ブレーキのフィーリングに違和感があったり、上り坂でガンガン飛ばしちゃうと、バッテリーの許容量がないので、電力でのフォローはできませんという意味の、カメさんマークが出ちゃったり(カメさんマークが出てしまうと、エンジン出力のみになるので、突然パワーダウンしてしまう)と、シチュエーションによっては、ストレスを感じることもありました。
そこを、システムを改良したり、電圧を上げたりと、ストレスを感じないどころか、運転していて楽しいクルマにブラッシュアップして登場したのが、2代目プリウスってワケなんです。
というワケで、そんなプリウスの実力に魅せられてしまった、オーナーさんのご意見をちょっとお伺いしてみることにしてみましょう。
オーナーの伊藤順子さんは、うら若き26歳の女医さんです。いわゆるセレブリティの方と言ってしまっても、語弊はないですよね。でも、じつはプリウスを当初選んだのは、クルマ好きのお父様だとか。そしてそれが、伊藤さんとプリウスの出会いだったそうです。さて、お父様のクルマだったプリウスが、伊藤さんのパートナーになるのは、研修で八王子の寮に入ることになったのがきっかけとのこと。
伊藤さん本人は、特別エコロジストという意識はないそうで、「とくにキマリはなくても、リングノートとか洋服とか、ゴミの分別はきっちりやるくらい」とか。
「でも、プリウスに乗ってから、燃費には命かけてます。刻々と変わっていくモニターを見ながら、ゲーム感覚で燃費記録にチャレンジしてるんですよ。だから、目の前の信号が黄色になったら、すぐアクセルから足を離しちゃいますね。ええ、もちろん燃費のためです。燃費が伸びることが、もう楽しくって仕方ないんですよ」と、プリウスの話になると、熱がこもりだしました。う〜ん、十分エコロジスト。でも伊藤さんは、もっともっと壮大な夢を持っている人なんです。
「じつは、みんながプリウスに乗ってほしいと思うんです。だって、プリウスに乗れば絶対燃費を意識して走るから、むやみに飛ばすこともなくなるし、信号でムリすることもなくなるでしょ。そうすれば、事故も減るだろうし、燃費がよくなればガソリン代だって安くなるかもしれない。もちろん、環境にも優しいですよね。でも、優しいのは環境に対してだけではなくて、プリウスに乗ると運転が優しくなると思うんです。まわりの人にも優しくなれます。だから、みんながプリウスに乗ってほしいんですよ。全世界プリウス化。どうです?」とのこと。
つまり、環境にも人にも優しい、この意識の高さがスゴイところ。人とクルマが優しい気持ちで共存できる、優しい交通社会を作り上げる力をプリウス=ハイブリッド車が持っているということなんです。
「別にプリウスに乗っているからって、まわりからエコロジストだとは思われないと思いますよ。でも、友達を乗せると、ウケはいいですよね。ちゃんと走るのかどうかとか、燃費はどうなのかとか、みんな気になっているみたいです」と、伊藤さん。
周囲へのアピールではなく、自分の志として乗っている、そんな彼女は、ステキなスマートライフを送っていると言えます。
そんな伊藤さんに、あえてプリウスに改善してほしいところをあげてもらうと「シートヒーターと、サンルーフがないところ」とのお答えが。ちょっと気になるのは、「静かなのはいいけれど、住宅地などでは歩行者が気づいてくれないことがあって、危ないなって思うことがある」ところだそう。つまり、ふだん走っていて、パワーがないといった走行性能の不満はないということ。それだけ、プリウスはフツーのクルマなんですね。だから、みなさん、世界プリウス化計画に参加してみるってのはどうです?
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| 伊藤順子さん |
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研修で八王子の寮で独り暮らしをするときに、パートナーとして連れていったプリウス。以来、プリウスにゾッコンの伊藤さん。 |
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