クルマで味わうモダンリビング

シンプルな造形に共感する
機能美を追求する姿勢がボクらの心をとらえる
約半世紀も前に登場した「モダンリビング」のコンセプトが
今なお斬新で、もてはやされている背景には
それが普遍的な機能美を備えているからにほかならない
使い勝手のよさはまた、人に優しい、ということでもある
機能あるデザインが家族の絆を深める
「モダンリビング」が人々を魅了するのは、なにもそれがセンスのいいデザインであるということばかりではない。そのデザインがしっかりとした機能をも裏付けているからなのだ。つまり、機能性を追求したら、このデザインになった……ということだろうか?
 たとえば、こちらも1950年代に活躍したアメリカの建築家・家具デザイナーであるチャールズ&レイ・イームス夫妻がコラボレートして生み出した家具は、今もなお全世界で愛され続けている。単なる目新しいデザインということなら、さすがに半世紀にわたって愛されることはないのではないか? そう、イームスの作品には使えば使うほど手に、カラダになじんでいく機能が息づいているからこそ、長きにわたって人々の心をとらえて離さないのだ。
 そして、機能性に優れている、ということは、使い勝手に優れていると言い換えることもできるだろう。人の動きや気持ちに、素直にこたえてくれる……押しの強い存在感はないけれど、そんなさり気ない優しさを感じられるのが、「モダンリビング」のコンセプトなんだと思うのだ。
 つまり機能に満たされた空間やデザインは、人に優しい。それはクルマにも十分に実現することができるし、事実、そんな人に優しいクルマを探すことも可能だ。
 たとえば自分本位のドライビングカーではなく、かけがえのない家族や友人を乗せる機会が多い、というのならば、そんなクルマを選んでみたらどうだろう? そのクルマは、家族や友人たちとの絆を、いっそう深いものにしてくれるに違いない。
中古車で手に入るモダンリビング 人に優しい機能を満載した最良のファミリーカー
居心地のいい空間とは、ただただスペースが広ければいい
というわけでもない。運転者、そして同乗者の心にスッと
入ってくる自然な機能を持った、そんな優しい2台を紹介しよう
TOYOTA MARKII
<トヨタ マークII>
上質な室内空間とスポーティな走りを両立
トヨタ マークII 運転席&助手席に配された木目調パネルによって造形されたラインが、サイドのトリム、さらには後席トリムまでぐるりと取り囲むようにレイアウトされているのが、マークII(最終型)のインテリアで最大の特徴。格調高い調度品に包まれたような空間は、ドライバーの居心地のみならず、同乗者をも自信を持って招待できるはずだ。
 さらに天井にビルトインされたエアピュリファイヤー(空気清浄機)、ファジー制御オートエアコン、バックウインドウサンシェードなど、快適さを保持するための装備にも余念がない。
 シートは全車ファブリックが標準となるが、上級のグランデG系と、スポーティなiR系には本革シートもオプション設定されている。エンジンは2.5Lが2タイプ(ひとつは直噴エンジンのD-4)と、iR-Vに搭載される280馬力の2.5Lターボ、そして2Lの計4タイプ。FRモデルのほか、4WDモデルも選べる。
トヨタ マークII 全車に配される木目調パネルはライトブラウンを基本に、iR系にはワインレッドカラーが。ファジー制御エアコンは快適そのもの。
トヨタ マークII 天井にビルトインされるエアピュリファイヤーはグランデG系に標準。粉塵・花粉を効果的に除去、LEDによる光脱臭機能もある。
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中古車平均相場価格
平成14年式: 2.5グランデG
186万円
HONDA ODYSSEY
<ホンダ オデッセイ>
メタリック+ウッディで現代的インテリアを演出
ホンダ オデッセイ ファニチャー・インテリジェンスをコンセプトにデザインされたのが、オデッセイ(現行型)のインテリアだ。鳥が翼を広げたような優美さをみせるインストルメントパネル、そこには先進の立体自発光メーターや、メタリック調にアレンジされたシフトゲートパネルなどが組み込まれ、モダンというよりも、現代的な機能美が表現されている。
 ただ、そんななかにも乗る者の気持ちをホッとさせてくれるのが、インパネからサイドのドアパネルにまで至る木目調パネル。マドローナ、ダークマドローナ、マホガニー、そしてダークマホガニーと、インテリアカラーに合わせて用意された色調はメカニカルなオデッセイのインテリアデザインともマッチして、居心地のいい空間を演出している。
 エンジンは全車2.4Lを搭載。人気グレードはスポーティな味付けのアブソルートだが、こちらはブラック調のインテリアで、クールな印象が際立つ。
ホンダ オデッセイ 伸びやかにラウンドしたインパネはセンターに操作系を集中。メタリックな雰囲気の中に木目がいいアクセント。TVはオプション。
ホンダ オデッセイ 7シーターのミニバンであるオデッセイは、シートユーティリティの多彩さも魅力。3列目シートはフラットに収納できてしまう。
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中古車平均相場価格
平成15〜16年式:L
245万円
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