ニューモデル:マツダ ベリーサ
マツダ ベリーサ マツダ ベリーサ
■プロフィール
 マツダのブランニューモデル、ベリーサが登場した。すでに今年1月のデトロイトモーターショーに、MXマイクロスポーツとして発表されたモデルの市販化で、マツダのラインアップのなかでは、デミオとアクセラの間に位置するモデルとなる。
 ベリーサの登場には、ファミリアの後継車となるアクセラがサイズアップしたという事情がある。アクセラが3ナンバーモデルとなったことで、マツダの小型車はデミオとロードスターのみ(2Lのボンゴフレンディもあるが……)となってしまった。その透き間を埋め、ラインアップを強化する必要があったというわけだ。
(発表:2004.6.28 UP:2004.7)
アクセラとデミオの間を埋めるブランニューコンパクトカー
 ベリーサはデミオの基本コンポーネンツを用いて、ショートワゴンのボディをまとわせたクルマで、ホイールベースはデミオと同一。ボディ全長はデミオよりも50mm長い3975mm、全幅も15mm広げられ小型車枠ぎりぎりの1695mmとなった。全高についてはデミオと同一の1530mmとなる。
 ボディサイドラインは水平基調を大切にしたもので、サイドシル、ボンネットとの連続性を持つウエストライン、ルーフパネルが水平になり、まとまり感のあるスタイルを実現。
 ヘッドライトはサイドからの視認性も高い後退したタイプを装着。グリルは小さく薄いが、マツダ車に共通する五角形のデザインが与えられている。またフェンダーは大きく張り出したオーバーフェンダー状のもので、これも最近のマツダ車に多く見られるデザイン。
 搭載されるエンジンは113馬力の1.5Lのみで、駆動方式はFFが基本。4WDは専用ジェネレーターで発電された電気によって後輪を駆動するe-4WDで、前輪がスリップしたときのみに4WDとなるスタンバイ&アシスト方式。ミッションはどちらも4ATが組み合わされる。
 グレードはモノグレード展開となるが、多くのオプションが用意されていて、自分の好みに合わせたチョイスが可能だ。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
マツダ ベリーサ ほかのマツダ車とも共通性のある左右シンメトリーなデザインを採用。スイッチやエアコン吹き出し口も丸形として統一性を持たせている。シンプルながら高いクオリティが好印象。 マツダ ベリーサ 左右3点式シートベルトのアンカーは国産初の自立式を採用。ラゲッジルームスペースアップ後もアンカーがシート下に隠れることがない。
マツダ ベリーサ クッション部分にはアテンザと同じフレームを採用。シートバックを高く設定し、クッションが厚い高級感にあふれるシートを実現している。 マツダ ベリーサ カタマリ感のあるリヤコンビネーションランプが特徴的。リヤゲートは微妙な丸みがつけられていて、ボリューム感にあふれたデザインとなっている。
マツダ ベリーサ リヤシートはワンタッチで拡大が可能。写真はフレキシブルボードを下段に装着し、フラットに設定した状態。使い勝手のよいアレンジが可能となっている。 マツダ ベリーサ すでに定評のある1.5L MZRエンジン。全車SU-LEVと平成22年度燃費基準5%を達成している。
■ベリーサ 2WD(4AT)主要諸元主要諸元
全長×全幅×全高 3975×1695×1530mm
ホイールベース 2490mm
トレッド前/後 1475/1450mm
車両重量 1100kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1498cc
最高出力 113ps/6000rpm
最大トルク 14.3kgm/4000rpm
10・15モード燃費 16.8km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 185/55R15
■バリエーション&価格
ベリーサ 2WD 153万3000円
ベリーサ 4WD 172万7250円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。
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