ニューモデル:メルセデス・ベンツ SLKクラス
メルセデス・ベンツ SLKクラス メルセデス・ベンツ SLKクラス
■プロフィール
 1988年、マツダが登場させたMX-5ミアータ(日本名ユーノス・ロードスター)に触発され、世界中の自動車メーカーがコンパクトロードスターの製造に着手した。その一連の流れのなかにあるのが、メルセデス・ベンツのSLKだ。
 初代のSLKは96年にデビュー。以来30万台以上を世に送り出したヒットモデルとなった。デビューから8年目にあたる今年、いよいよSLKがフルモデルチェンジし2代目に移行した。
(発表:2004/9/6 UP:2004/9)
SLRマクラーレンのイメージそのまま! ニューSLKがいよいよ上陸
 ダウンサイジングが進むクルマ社会にあって、SLKはその流れに逆らった。ホイールベースは30mm、全長は80mm、全幅は65mmとボディディメンションは、ひとまわり大きくなった。そのスタイリングはコンセプトスポーツであるSLRマクラーレンを彷彿とさせるもので、低く構えたノーズと大きな傾斜角を持ったフロントウインドウが、スポーティな印象を与えてくれる。
 日本に輸入されることになっているモデルは、272馬力の3.5L・V6DOHCエンジンを搭載するSLK350と、AMGチューンによって360馬力の最高出力を得た5.4L・V8OHCエンジンを搭載するSLK55 AMGの2タイプ。
 どちらも7Gトロニックと呼ばれる7ATを介してリヤタイヤを駆動する。このATは単にギヤ段数を増やしただけでなく、キックダウン時に順番にダウンシフトするのではなく、1段飛ばして(5速→3速のように)ダウンシフトすることによって、鋭い加速を得られるなど各種の制御が行われている。
 サスペンションはフロントにストラット、リヤにマルチリンクを採用する。フロントサスは、通常のマクファーソンストラットに3本のリンクを追加したもので、支持精度と振動対策に大きな効果をもたらしている。
 ルーフは従来どおり、バリオルーフと呼ばれる電動ハードトップを採用。開閉所用時間は3秒短縮され22秒となった。
(文:諸星陽一)
メルセデス・ベンツ SLKクラス ステリングに装着された、マルチファンクションスイッチは全車に標準装備。日本に輸入されるモデルはSLK350がステアリング位置の選択が可能、SLK55 AMGは左ハンドルのみで、全車7ATとなっている。 メルセデス・ベンツ SLKクラス バックレスト部分にマグネシウムを採用し、軽量化を実現しているシート。調整幅も先代に比べて広がっている。
メルセデス・ベンツ SLKクラス 新フロントサスの採用は、フロント部分のクラッシャブルゾーン拡大にも役立っている。 メルセデス・ベンツ SLKクラス バリオルーフはリモコンキーによる開閉も可能になり、よりエンターテイメント性が増した。
メルセデス・ベンツ SLKクラス リヤウインドウに新しい開閉機構を採用し、185Lにまで拡大され2名分の荷物が搭載できるトランクルームを実現。 メルセデス・ベンツ SLKクラス 2005年から実施されるEU4規制にも対応するなど、排ガス対策についてもしっかり取り組む姿勢を見せている。
メルセデス・ベンツ SLK350(7AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4090×1810×1300mm
ホイールベース 2430mm
トレッド前/後 1525/1550mm
車両重量 1490kg
エンジン V6DOHC
総排気量 3497cc
最高出力 272ps/6000rpm
最大トルク 35.7kgm/2400〜5000rpm
10・15モード燃費 8.5km/L
サスペンション前/後 ストラット/マルチリンク
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前・後 225/45R17・245/40R17
バリエーション&価格
SLK350 672万円
SLK55AMG 959万7000円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。
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