ニューモデル:日産 セレナ
日産 セレナ 日産 セレナ
■プロフィール
 バネットセレナの名前で平成3年にデビューしたのが、初代モデル。この初代はキャブオーバーレイアウトの後輪駆動モデルであった。その後、11年にフルモデルチェンジを果たし2代目に移行。FF化と両側スライドドア化を行った。今回、登場するモデルは3代目に当たる。
(発表:2005/5/31 UP:2005/6)
ダウンサイジングしたライバルとは異なりひとまわり大きくなった3代目
 新しいセレナは先に発売されたラフェスタ同様、ルノー・メガーヌと共通性のあるCプラットフォームを用いて設計された。先行して発表されたライバルのステップワゴンは、全高&全長を短縮するダウンサイジングを行ったが、セレナは逆に全高&全長を延長して、ボディを大きくしている。しかし、全幅は1695mmを維持し、5ナンバーサイズに収めている。
 搭載されるエンジンは2Lの直列4気筒のみ。最高出力は2WDが137馬力、4WDが129馬力を発生。駆動方式にかかわらず、ミッションはCVTが採用される。
 従来、日産のミニバン系にはハイウェイスターというスポーツモデルが存在していたが、このセレナにはその設定はない。グレード展開はRS、RX、S、Gの4車種で、このうちRSとRXはスムージングされたグリルを装着するスポーツモデル、SとGがメッキ加飾が施されたグリルなどを装着するラグジュアリーモデルという位置づけとなる。
 シート配列は前から2-3-3名の8名定員。セカンドシートには、エルグランド同様のマルチセンターシートを採用。このマルチセンターシートを前方にスライドすることで、セカンドシートはセパレートになる。さらに、この状態からは、セカンドシート左側を横スライドすることも可能。セカンドシート右側はチップアップ機構も備えるなど、アレンジは多彩だ。また従来、広げたままはね上げたサードシートは、たたんでからはね上げる方式に変更された。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
日産 セレナ 厚みを持たせたインパネデザイン。センターコンソール部分がグッと張り出し、操作性を向上している。ATセレクトレバーは、ラフェスタ同様に、電子制御パワーアシスト付き。 日産 セレナ 左右独立してスライドが可能なセカンドシート。写真はマルチセンターシートを、前方にスライドさせた状態。助手席側(奧)は横スライド可能。
日産 セレナ 前面にまでクッションを回り込ませた、独自のデザインを採用するフロントシート。助手席シートバックは前倒し可能で長尺物が積みやすい。 日産 セレナ サードシートも独立してスライドが可能。リヤ側からストラップを引くと、ロック解除に連動してシートバックが折りたたまれる。
日産 セレナ フロントドア・ガラスの前方を下げたデザインとすることで、ルーミー感と視界を確保。 日産 セレナ 全グレードで平成17年基準排出ガス50%低減レベルと、平成22年度燃費基準+5%以上を達成し、グリーン税制対象車となっている。
セレナ 20RS(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 4690×1695×1840mm
ホイールベース 2860mm
トレッド前/後 1480/1485mm
車両重量 1610kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1997cc
最高出力 137ps/5200rpm
最大トルク 20.4kgm/4400rpm
10・15モード燃費 13.0km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 195/65R15
全国メーカー希望小売り価格
20G 238万3500円(266万7000円)
20S 210万円(238万3500円)
20RX 224万7000円(253万500円)
20RS 212万1000円(240万4500円)
※価格は全国メーカー希望小売り価格。()内は4WDの価格。
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