今回のGT-Rは新たに設計されたプレミアム・ミッドシップパッケージと呼ばれるプラットフォームを採用。フロントに480馬力の最高出力を誇る3.8L V6ツインターボエンジンを搭載。ミッション、トランスファー、リヤデファレンシャルをリヤセクションに搭載する、トランスアクスル方式を採用。
第2世代のGT-R以降駆動方式は4WDで、今回のモデルもそれは変わらない。新型の場合、駆動力はエンジンからリヤトランスファーに伝わり、フロントへと戻される。このためリヤからフロントへ駆動力を伝達するプロペラシャフトも装備。フロア下には2本のプロペラシャフト(フロントからリヤへのメインシャフトはカーボン製)があることになる。
ミッションはデュアルクラッチ方式で、奇数段と偶数段を別々のシャフトに分けて配置。シフトアップされるギヤが、スタンバイすることで素早いチェンジが可能となり、間断ない加速を実現している。
熟練工の手によりクリーンルームで製造されるエンジン、出荷前にブレーキの焼き入れやミッションの当たり取りを行う慣らし走行など、製造・出荷行程も専用のシステムを採り入れているが、それにも増して驚かされるのが納車後のメインテナンス。1000km走行時、12カ月、24カ月、36カ月の点検を無料として、コンディションを保てるようにしている。
(文:諸星陽一 写真:日産自動車)
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