ニューモデル:マツダ MPV
マツダ MPV マツダ MPV
■プロフィール
 初代のMPVは平成2年に日本に投入された。ワールドデビューはその2年ほど前で、当初は北米での人気は非常に高く、まさに「絶賛」という言葉が似合うクルマであった。当時の日本では、まだミニバンというジャンルはあまり認められていないものであったが、MPVはそうした時代にスタート地点を持つ息の長いモデルなのだ。今回の新型MPVは3代目にあたる。初代はFRの駆動方式を採用していたが、先代よりFF化。新型ももちろんFFだ。
(発表:2006/2/2 UP:2006/2)
245馬力のターボエンジンを搭載してエスティマの人気を追撃!
 すでに昨年の東京モーターショーに出展されたクルマなので、内外装のデザインについては目にした人も多いだろう。
 ボディサイズを先代モデルと比べると、若干長く幅広になりつつ全高をダウンした。もっともこれはカタログ数値上での話で、ミラーを含めた全幅は先代よりも若干狭くなり、実質上の使い勝手はアップしていると見ていい。サイズ面でさらに気になるのが、110mmという大幅に延長されたホイールベース。全長の延長が57mmなので、前後オーバーハングの合計は逆に53mm短縮されたことになる。
 プラットフォームは新しいもので、強固なラダーフレーム形状を持つ。フロントサスペンションはストラット、リヤはマルチリンクを採用する。
 そしてなんと言っても注目なのがエンジン。ミニバンとしては久々にターボエンジンが追加された。2.3L直列4気筒ユニットは、アテンザなどに採用されるものと基本的には同一。自然吸気は163馬力、ターボは245馬力にもなる。組み合わされるミッションは自然吸気は4ATだが、ターボは6ATを採用。どちらのタイプもマニュアルモードを備えている。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
マツダ MPV マツダ車らしいキッチリとしたデザインのインパネまわり。ATセレクターはセンターコンソールの右にオフセット配置。もちろんマニュアル操作時は押すとダウンのレイアウトを採用。 マツダ MPV セカンドシートのオットマン、スイング機構付きヘッドレストなどは、セットで23F以外に標準装備。横スライドさせると3名分の乗車スペースとなる。
マツダ MPV フロントシートにはラチェット式のシートリフターが全車標準。アームレストも全車に付くが、角度調整式が標準となるのはターボのみ。 マツダ MPV サイドスタイリングは、先代MPVの面影を残す。23Cスポーティパッケージと23Tはリヤコンビランプがクリアタイプとなる。
マツダ MPV 3名分が確保されるサードシート。6対4分割で可倒できる。23Cスポーティパッケージと23Tは、シートフォールディング後の電動復帰をオプション設定。 マツダ MPV ターボの装着によって約50%もの出力アップを行うという本格派。過給器でのパワーアップは、自動車税に影響がない。
MPV 23T(6AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4870×1850×1685mm
ホイールベース 2950mm
トレッド前/後 1610/1605mm
車両重量 1800kg
エンジン 直4DOHCターボ
総排気量 2260cc
最高出力 245ps/5000rpm
最大トルク 35.7kgm/2500rpm
10・15モード燃費 10.2km/L
サスペンション前/後 ストラット/マルチリンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤ前後 215/55R18
バリエーション&価格
23F 238万円(268万円)
23C 247万円(274万円)
23Cスポーティパッケージ 259万6000円(286万6000円)
23T 280万円(310万円)
※価格は全国メーカー希望小売り価格。()内は4WDの価格。
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