ニューモデル:ルノー メガーヌツーリングワゴン
ルノー メガーヌツーリングワゴン ルノー メガーヌツーリングワゴン
■プロフィール
 2003年、ヨーロッパでのルノーは、前年に引き続き乗用車のシェアでVWを抑えて1位。その差もわずかながら広がった。好調のポイントはメガーヌの健闘による。日本でも好調のメガーヌだが、シリーズにツーリングワゴンを加えてますます勢いづきそう。ラインアップは、1.6、2.0、同プレミアムの3グレードの構成だ。
(発表:2004.6.9 UP:2004.6)
ワゴン追加でさらに魅力的になった注目のメガーヌ・ラインアップ
 HB(ハッチバック)をベースに、全長×ホイールベースを290×60mm延ばしたワゴンは、抜群のスペースユーティリティを備えることになった。もちろん、スタイリッシュなデザイン面での魅力はそのまま。これで走行性能が優れていればいうことはない。
 1.6に乗る際、気になっていたのはボディ剛性。ベースとなるプラットフォームがきっちりできていても、ボディ延長による影響があるのではと思えたから。結果はまずまず。3.2回転のパワステに対し、万人向きで安定志向のハンドリングは、ワゴンにふさわしく扱いやすい。乗り心地もマイルドで、快適な部類といえる。ただし、厳密にいえば微振動が気になる。加速時や荒れた路面での振動が、フロアやステアリングから伝わってくるのが惜しい。エンジンマウント部か、あるいはボディ剛性自体に起因するところに、若干のモノ足りなさを感じた。
 しかし、パワーは必要十分。Dレンジフル加速では5750〜6000回転でシフト。一方的に加速するかぎり、スムーズで気持ちいい。MTモード付きプロアクティブ4ATは、シフトプログラムが日本向きにチューンされているとあって、加速感には期待をかけたが、不用意なシフトと変速ショックがわずかに気になった。むしろ、スムーズなのは高速巡航。100km/hは4速2750、3速3800、2速5750回転で、フィール面でも余裕を感じさせてくれる。
 ちなみに17インチタイヤ装着の2.0は、さすがにスポーティ。だが、反力の強いパワステと、バランス面でいまひとつなのが残念……。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
ルノー メガーヌツーリングワゴン 低めのダッシュにより視界良好。もっとも魅力的なのは、機能的かつ造形的な美しさをかもすデザインの妙。ドアトリムやコンソールなどの造りにもひと味違うアイデンティティが生きる。いくぶん気になるのは、スペース的な圧迫感 ルノー メガーヌツーリングワゴン HBよりニールームが+55mmとあって、断然の広さを持つ。シアターレイアウトで視界良好、開放感満点だ。ただコーナーでのサポート性がいまいち。
ルノー メガーヌツーリングワゴン シートはソフトタッチで、フィット感がある。ドア内張り部が外側にラウンドして、右側にゆとりたっぷり。リフター&ランバーサポートは標準。 ルノー メガーヌツーリングワゴン メガーヌの魅力のひとつはスタイリッシュさ。それはHBより全長を延ばしたツーリングワゴンにも当てはまる。どのアングルからでも、むしろワゴンのバランスのよさに惹きつけられる。標準のガラスハッチも便利だ
ルノー メガーヌツーリングワゴン 最大の魅力は、優れたスペースユーティリティ。荷室はなんと520〜1600Lと広々。フルサイズのスペアタイヤを低床な床下に格納するのだから価値がある。 ルノー メガーヌツーリングワゴン 1.6L VVTは可変吸気バルタイなど、最新装備を備える。最大トルクの90%を2000回転から発生。
■ルノーメガーヌツーリングワゴン1.6(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4505×1775×1505mm
ホイールベース 2685mm
トレッド前/後 1520/1525mm
車両重量 1330kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1598cc
最高出力 113ps/6000rpm
最大トルク 15.5kgm/4200rpm
10・15モード燃費 12.0km/L
サスペンション前/後 ストラット/トレーリングアーム
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 195/65R15
■バリエーション&価格
メガーヌツーリングワゴン1.6 246万7500円
メガーヌツーリングワゴン2.0 281万4000円
メガーヌツーリングワゴン2.0プレミアム 307万6500円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。
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