ニューモデル:トヨタ クルーガーハイブリッド
トヨタ クルーガーハイブリッド トヨタ クルーガーハイブリッド
■プロフィール
 クルーガーはハリアーと同じプラットフォームを用いて造られたSUVで、平成12年のデビュー。ハリアーがラグジュアリーSUVという新しいジャンルを切り開いたのに対し、クルーガーはどちらかと言えば従来からのクロカン色の強いモデルとなっている。
 当初はネッツ店で販売されるクルーガーVのみの設定であったが、15年にカローラ店用モデルのクルーガーLを設定。同時にそれまでは2列シート・5名定員モデルのみだったものに3列シート・7名定員モデルを追加。同時に内外装の変更などを行った。
(発表:2005/3/22 UP:2005/4)
3列シートモデルをベースにハイブリッドシステムを装着
 今回設定されたハイブリッドは、3列シートモデルをベースとしている。同時に設定されたハリアーハイブリッドが2列シートなので、あえてクルーガーの2列モデルを用意する必要はなかったのだろう。またこのハイブリッドにはVとLの区分けはなく、ネッツ店、カローラ店ともにクルーガーハイブリッドの名称で販売される。
 ハイブリッドシステムはハリアーと同様で、プリウスに採用されているTHS IIと、エスティマなどに採用されているTHS-Cとを組み合わせ、さらに進化させた4WDハイブリッド。搭載されるエンジンは、ガソリン仕様よりも排気量の大きな3.3L・V6となる。
 大トルクを必要とする発進時は4WD状態、低速走行時はバッテリーを使ったFF(充電容量が低いときなどはエンジンを始動)、通常走行ではバッテリーとエンジンを使ったFF状態で走行。全開時は4WD状態となる。また回生ブレーキ時は前後のモーターを発電機として使い、エネルギー効率を高めている。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
トヨタ クルーガーハイブリッド インパネの基本デザインは、ガソリンモデルと同一。ハリアーハイブリッド同様にタコメーターではなくkW表示のパワーメーターを装着する。 トヨタ クルーガーハイブリッド 6対4分割機構を持つセカンドシート。サードシート収納時にセカンドシートをホールディングすると、かなりの広さのラゲッジルームを作り出せる。
トヨタ クルーガーハイブリッド フロントシートは8ウェイのマルチアジャスタブルシートを採用。Gパッケージの場合は、電動ランバーサポート付きのフルパワー仕様になる。 トヨタ クルーガーハイブリッド 見た目はそれほど変わらないが、リヤコンビランプの中身(テールランプとブレーキランプ)はLEDを採用している。
トヨタ クルーガーハイブリッド 4WDでありながら電気で動力を伝達するため、プロペラシャフトは存在しない。バッテリーはセカンドシート下に配置。 トヨタ クルーガーハイブリッド リヤタイヤ駆動用のモーター。ギヤトレインまでを一体化して、コンパクトな仕様としている。システム電圧は650Vとかなりの高圧を使用する。
クルーガーハイブリッド(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 4710×1825×1700mm
ホイールベース 2715mm
トレッド前/後 1575/1550mm
車両重量 1890kg
エンジン V6DOHC
総排気量 3310cc
エンジン最高出力 211ps/5600rpm
エンジン最大トルク 29.4kgm/4400rpm
フロントモーター 交流同期電動機
フロントモーター最高出力 167ps/4500rpm
フロントモーター最大トルク 34.0kgm/0〜1500rpm
リヤモーター 交流同期電動機
リヤモーター最高出力 68ps/4610〜5120rpm
リヤモーター最大トルク 13.3kgm/0〜610rpm
10・15モード燃費 17.8km/L
サスペンション前後 ストラット
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 225/60R17
バリエーション&価格
クルーガーハイブリッド 399万円
クルーガーハイブリッド Gパッケージ 436万8000円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。北海道・沖縄地区は価格が異なる。
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