ニューモデル:三菱 アイ
三菱 アイ 三菱 アイ
■プロフィール
 三菱の軽自動車ラインアップに新たな1台が追加される。すでに先行展示などもされているi(アイ)だ。昨年の東京モーターショーに展示されたモデルと基本的に同じで、スタイリングもそのままで市販化されることとなった。軽自動車としてはハイグレードタイプのモデルで、小型車からの乗り替え層や既存の軽自動車からのアップグレード層をターゲットに据えている。
(発表:2006/1/24 UP:2006/2)
プラットフォームから新設計したミッドシップ軽がいよいよ走り出す
 すべてが新しいというのがiの第一の特徴と考えていい。まずクルマの基本となるプラットフォームだが、これはまったくの新設計。エンジンをフロントではなくリヤミッドシップに搭載し、燃料タンクをフロア下に配置。キャビンの居住性アップをはかっている。サスペンションはフロントがストラット、リヤはド・ディオン式を採用。
 搭載されるエンジンは新開発の3気筒DOHCターボのみ。シリンダーブロックのアルミ化、インテークマニホールドの樹脂化などを行い、軽量化がはかられているほか、三菱としては初の電子制御スロットルも採用された。リヤ搭載ということで、エアインテークは右リヤフェンダー部に装着。ラジエターは前面に装着され、冷却水はセンタートンネル内に配されたパイプを通って、エンジンとの間を還流する。
 エクステリアのデザインは、現在の軽自動車の主流のひとつとなりつつあるワンモーションスタイル。リヤエンジンを採用したiは、従来のフロントエンジン車よりも、さらにワンモーションスタイルが強まっているのが特徴。フロントピラーはかなり寝かされた配置となるため、フロントウインドウは広大な面積を持つ。このウインドウはガラスメーカーに、「このサイズで限界」とまで言わしめたもの。デザインにもかなりの気合いを感じる。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
三菱 アイ 先進性を感じるインパネデザイン。メーターは液晶表示を多用したデジタル感覚にあふれるものだ。グローブボックスの上側は、ティッシュケースになっていて、リッドを開けずにティッシュを取り出せる。 三菱 アイ 配管類が通るセンタートンネルがあるため、リヤエンジンながらフロアには突起がある。リヤシートも左右独立してリクライニングが可能だ。
三菱 アイ 後突時のむちうち症を軽減する形状を採用したフロントシート。ベーシックグレードのS以外は、運転席シートリフターを標準装備。 三菱 アイ デザイナーの話によると「最初に描いたスケッチのイメージどおりに仕上がってきた」と言うエクステリア。ホイールベースの長さに目を見張る。
三菱 アイ エンジンを45度傾斜して搭載したことでラゲッジルームの容量もしっかりと確保されている。リヤシートはシングルフォールディングでフラットになる。 三菱 アイ ラゲッジルーム下に配置されるエンジン。エンジンの重心点がリヤアクスルより前にあると、ミッドシップとなる。
i G(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 3395×1475×1600mm
ホイールベース 2550mm
トレッド前/後 1310/1270mm
車両重量 900kg
エンジン 直3DOHCターボ
総排気量 659cc
最高出力 64ps/6000rpm
最大トルク 9.6kgm/3000rpm
10・15モード燃費 18.4km/L
サスペンション前/後 ストラット/ド・ディオン
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前・後 145/65R15・175/55R15
バリエーション&価格
S 128万1000円(140万7000円)
M 138万6000円(151万2000円)
G 149万1000円(161万7000円)
※価格は全国メーカー希望小売り価格。()内は4WDの価格。
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