ニューモデル:ダイハツ エッセ
ダイハツ エッセ ダイハツ エッセ
■プロフィール
 東京モーターショーに出品されたダイハツの軽自動車「エッセ」が、生産モデルとなって登場した。エッセはミラとプラットフォームを共有するモデルだが、ミラの名は冠されない。ネーミングの由来は英語の「エッセンス=本質」。クルマの本質を追求したモデルという思いが込められている。
 ダイハツの軽自動車ラインアップのなかではもっともベーシックなモデルとなり、最廉価モデルは68万2500円。もっともこれはビジネスユースを意識した5MT車で、3ATの場合は75万6000円。アルトとガチンコ対決する設定だ。
(発表:2005/12/19 UP:2005/12)
アルトの対抗として登場したダイハツのエコノミー&エコロジー軽自動車
 軽自動車のパッケージングは、スペース効率の追求に精力が注ぎ込まれることが多いが、エッセは徹底したスペース効率追求ではなく、親しみの持てるデザインを目指した。
 前後オーバーハングを削り、水平のルーフを採用する部分を見ると効率が追求されているが、リヤハッチは大きな傾斜を持たせることで個性を表現。ヘッドライトはボンネットとフロントフェンダーに大きく食い込むデザインで、現代的なフィニッシュになっている。ドアミラーも軽としては大きめだ。さらに、インテリアを見るとキュートでやわらかな色使いで、親しみやすさが感じられる。
 エッセに搭載されるエンジンは3気筒DOHCで、アルミブロックや樹脂パーツを多用し、クラス最軽量の47kgを実現した。エンジンはブロックを含め新開発だが、ボアピッチはブーン用1L・3気筒と同一で、工作機械も同じものが使われているという。
 組み合わされるミッションは、ビジネス対応のECOが5MTのみ、ベーシックのDと中間のLが3AT、上級のXが4ATという設定。ECOはFFのみ。D、L、XにはFFと4WDが用意される。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
ダイハツ エッセ シンプルなデザインのインパネ。メーターはセンター配置でツイストして装着される。ドア上部、Aピラーなどは塗装パネルがむき出しで、フルトリム仕様とはなっていない。 ダイハツ エッセ Xのリヤシートは、クッションが厚手で座り心地がよい。ヘッドレストは高さ調整式で、食い込み量は少ないがL型形状を採用し、未使用時の後方視界を確保。
ダイハツ エッセ ハイバックタイプのシートが装着されるフロント。LとXはボディカラーとコーディネートされたシートファブリックが採用される。 ダイハツ エッセ リヤハッチが大きく傾斜しているのがわかる。写真はLで、最上級のXの場合はドアミラーウインカーも装着される。
ダイハツ エッセ 一体型シングルフォールディングでスペースアップ可能なラゲッジルーム。多少の段差は生じるが、使い勝手への影響はほとんどないだろう。 ダイハツ エッセ 全車で平成22年度燃費基準プラス5%を達成。排出ガス規制はFFが4つ星、4WDが3つ星を達成している。
エッセX(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 3395×1475×1470mm
ホイールベース 2390mm
トレッド前/後 1310/1300mm
車両重量 720kg
エンジン 直3DOHC
総排気量 658cc
最高出力 58ps/7200rpm
最大トルク 6.6kgm/4000rpm
10・15モード燃費 22.0km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 ディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 155/65R13
バリエーション&価格
ECO 5MT 68万2500円
D 3AT 75万6000円(89万2500円)
L 3AT 82万9500円(96万6000円)
X 4AT 92万4000円(106万500円)
※価格は全国メーカー希望小売り価格。()内は4WDの価格。
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