ニューモデル:シボレー コルベット
シボレー コルベット シボレー コルベット
■プロフィール
 1953年のデビュー以来、アメリカを代表するスポーツカーとして、その座を揺るぎないものにしているコルベット。モータースポーツの場での活躍もめざましく、2000年からは世界でもっとも過酷と言われるル・マン24時間レースに参戦し、3度のクラス優勝を果たしている。今回フルモデルチェンジされたモデルは6代目。2〜5代目で使い続けられたリトラクタブルヘッドライトを廃止、初代以来となる固定式ヘッドライトを採用した。
(発表:2004/11/25 UP:2005/3)
50馬力アップしたエンジンを搭載、シャシーを一新したニューコルベット
 新しいコルベットはホイールベースを30mm延長。全長は100mm、全幅は10mm短縮された。2代目コルベットではとくに明確なのだが、かつてのコルベットはスタイルのためのボディという発想だった。しかし、時代の移り変わりとともに機能のためのボディへと変化し、この新型ではついにそれが完成されたといえる。その象徴とも言えるのが空気抵抗係数Cd値で、なんと0.286という驚異的な数値を実現した。
 新型コルベットに搭載されるエンジンは、従来ユニットをモデファイしたもの。といってもその範囲は広く、ブロックは新開発のアルミ製、ボア径を拡大し排気量を302ccアップし、5967ccとした。それでもカム駆動はかたくなにOHV方式を取っている。
 日本導入モデルはクーペとコンバーチブルの2ボディで、クーペは6MTと4AT、コンバーチブルは4ATのみの設定。AT、MTともに従来タイプの進化版で、ATは過熱防止による耐久性の向上、MTはシンクロナイザー変更などによるストロークの短縮などが行われた。
 サスペンションは新設計。ブッシュやステアリングギヤなどを含めても従来型との共通部品は存在しない。しかし、基本構造は従来型と同様で、複合素材を用いたリーフスプリングを横置きに配置、上下不等長のアームを採用。日本仕様には電子制御ダンパーも標準装着される。
(文:諸星陽一 写真:堤 晋一)
シボレー コルベット エンジンの始動はボタン式に変更された。中央にタコメーターを配置するスポーツカーらしいレイアウト。ヘッドアップディスプレイも付き、ウインドウに速度が表示される。 シボレー コルベット フラットな形状を持つラゲッジエリア。ランフラットタイヤ採用により、スペアタイヤはレス。ハッチは電動アシストによって確実に閉めることができる。
シボレー コルベット アルミフレームに2層フォームを組み合わせたバケットシートを採用。6ウェイのパワーアジャストとシートヒーターを両席ともに備える。 シボレー コルベット 丸形4灯のテールランプはコルベットの伝統的デザイン。マフラーは縦置きに変更された。
シボレー コルベット 本国ではセットオプションとなるドリルホールドブレーキが日本仕様では標準装備。ホイールはフロント18インチ、リヤ19インチを採用。 シボレー コルベット シリンダーヘッドは、先代のZ06(日本未導入のスペシャルモデル)をもとに改良されたものを採用。先代に比べ50馬力の出力アップとなる。
シボレー コルベット クーペ(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4455×1860×1250mm
ホイールベース 2685mm
トレッド前/後 1575/1540mm
車両重量 1500kg
エンジン V8OHV
総排気量 5967cc
最高出力 404ps/6000rpm
最大トルク 55.6kgm/4400rpm
サスペンション前後 ダブルウイッシュボーン
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤ前・後 245/40ZR18・285/35ZR19
バリエーション&価格
コルベット クーペ 6MT/4AT 698万円/715万円
コルベット コンバーチブル 4AT 835万円
※価格は全国メーカー希望小売価格
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