ニューモデル:ダイハツ アトレーワゴン
ダイハツ アトレーワゴン ダイハツ アトレーワゴン
■プロフィール
 アトレーは昭和56年に商用モデルのハイゼットの乗用タイプ(当時は税制の関係で規格としては商用、装備的には乗用という軽自動車が多数存在した)としてデビューした。当時の車名はハイゼット・アトレーで、その後アトレーとして独立し、先代モデルで純粋な乗用モデルのアトレーワゴンとして登場している。現在までに4世代を経ていて、新型は5代目。なお、先代のシリーズ途中で姿を消した7人乗りアトレー7は今回の新型登場でも復活はしなかった。
(発表:2005/5/9 UP:2005/5)
ターボエンジンのみに特化し高級志向となった5代目が登場
 前述のようにアトレーは、ハイゼットの派生車として登場。今回の新型アトレーワゴンもその例に漏れず、今年1月にフルモデルチェンジしたハイゼットとプラットフォームを共有する。そのハイゼットは、フルモデルチェンジ時にホイールベースを拡大。新型アトレーもこれに準じたため、なんとFFのタントよりも10mm長いホイールベースを獲得している。
 その恩恵は室内にもしっかり生かされる。商用モデルベースの1ボックスワゴンらしく、エンジンをフロントシート下に搭載するキャブオーバー方式を採用。さらにインパネがコンパクトで薄い設計のため、軽自動車トップの2015mmという室内長を実現。また、インパネからバックドアまでの距離も2630mmと非常に長く、使い勝手のよさを物語っている。
 エンジンは64馬力のターボのみで、グレード構成はカスタムターボRSと同Rの2タイプのみ。それぞれにFFと4WDが用意される。新型はターボのみに絞り、装備を充実(RSにはディスチャージヘッドライトも標準装備)させるという思い切ったグレード設定だ。
 インテリアの質感や使い勝手の向上、装備の充実など、確実にレベルアップを果たしたにもかかわらず、先代と見比べ価格アップはわずか。さらに、ワルぶった顔立ち、使い倒せる室内など、新型アトレーは、ラフな感じで若者が乗ったらカッコイイと思える魅力を備えている。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
ダイハツ アトレーワゴン インパネまわりでもっとも変わったのはATセレクトレバー。従来はコラム式だったが、新型はインパネ部に移動。操作性は格段に向上している。ただ若干、各ポジション間が短いのが気になる。 ダイハツ アトレーワゴン リヤシートは、左右独立して180mmのロングスライドが可能。センターアームレストは、左シートに装着されている。
ダイハツ アトレーワゴン センターアームレストが装着されるフロントシート。左右独立でスライド&リクライニングできる、セミベンチタイプのシートを採用。 ダイハツ アトレーワゴン リヤシートの収納は奥のシートのようにシートバックを前に倒してから、手前のように足もとに落とし込む。拡大時の荷室もフラットだ。
ダイハツ アトレーワゴン もちろん左右スライドドアを採用。フロントウインドウの頂点より高いハイルーフを採用し、室内高を稼いでいる。 ダイハツ アトレーワゴン フロントシート下に収められるエンジン。液体封入エンジンマウントや、遮音材の最適配置などを行い、振動や音についても性能が向上している。
アトレーワゴン カスタムターボRS(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 3395×1475×1875mm
ホイールベース 2450mm
トレッド前/後 1295/1290mm
車両重量 970kg
エンジン 直3DOHCターボ
総排気量 659cc
最高出力 64ps/5900rpm
最大トルク 10.5kgm/4000rpm
サスペンション前/後 ストラット/3リンク
ブレーキ前/後 ディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 165/65R13
バリエーション&価格
カスタムターボR 133万3500円(145万9500円)
カスタムターボRS 142万8000円(155万4000円)
※価格は全国メーカー希望小売り価格。( )内の価格は4WD。北海道地区は価格が異なる。
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