中古車購入チェックポイント
更新日:2018.11.19 / 掲載日:2012.04.13

日産 セレナ(2007年~)中古車購入チェックポイント

  • 日産 セレナ(2007年~)中古車購入チェックポイント

    日産 セレナ

    DBA-C25
    参考車両:20RX
    初年度登録 (2007年5月)

  • 日産 セレナ

■全体のチェックポイント

2005年5月に発売した3代目(C25型)。参考車両は、グリルとアクセントカラーが特徴の「20RX」。当初、外装デザインは2タイプあったが、2007年12月のマイナーチェンジで廃止されている。中古車物件数は、どの仕様グレードも、オプションのHDDナビを付けていたり、電動スライドドアを装備している車両が多い。現車を見る時には、まず仕様グレードと装備を確認し、外装と内装をしっかりチェック。いちばん大切なのは、エンジンやトランスミッション、ブレーキなど走行機能の状態だ。不調や不具合などがないか販売店に聞いて確認。整備込か保証付か、販売条件も必ず確かめたい。セレナの中古車物件数は多いので、何台か比較して納得のいく車両を見つけよう。

  • 1.車両の雰囲気から探る

    日産 セレナ (正面)

  • 1.車両の雰囲気から探る

     まずは、車体の全体を見ながら外装や塗装などに違和感や不自然に見える部分などがないかチェックしよう。
     前方からは、バンパー/グリル/ボンネット/ヘッドライト/フェンダーなどのバランスを見る。前面は、基本的に左右対称になっていることもポイントだ。左右ライトの片方だけ新しい場合(交換の疑い)は、その側の車体部を修理している可能性もある。ナンバープレートの変形や補修跡なども、車体部の修理を疑ってみる。20RXはぶつけやすい部分にアクセントカラーが入っているが、バンパーの角や下側の損傷などにも注意しよう。

  • 2.後部のチェックポイント

    日産 セレナ (後部)

  • 2.後部のチェックポイント

     前面と同様に、バンパー/テールゲート/フェンダー/コンビネーションランプなどのバランスをチェック。後部ナンバープレートは、封印の傷(封印を剥がしてナンバープレートを外した形跡)が車体部の修理/交換を推測する手がかりになる。
     テールゲートの立て付けが全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間がずれている箇所は、その部分の車体部を修理していると考えられる。

  • 3.隙間の幅と色調を比べる

    日産 セレナ (正面左)

  • 3.隙間の幅と色調を比べる

     外装の立て付けは、例えば車体前部側面では、フェンダーを中心に見てみると、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、ピラー(フロントウインドウ部の柱)、ドアなどが隣接している。隙間の幅が均等になっていない部分があれば、ダメージを受けてずれたか、修理あるいは交換してずれた可能性がある。
     隙間を境に、隣り合っているパネルの色艶も比べてみよう。修理や交換で塗装していると、色調が違って見えることがある。

  • 4.角度を変えると見える

    見る角度を変えながらチェック

  • 4.角度を変えると見える

     外装は、見る角度を変えながらチェックしよう。プレスラインのずれや崩れ、立て付けの微妙な狂いなども判断しやすい。パネル表面を斜め方向から透かして見るようにすれば、浅くて広い凹みや波打ち(しわ)なども確認できる。
     しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡。部分的に色艶が違っている部分やザラザラした肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。

  • 5.整備状態を確かめる

    日産 セレナ (エンジンルーム)

  • 5.整備状態を確かめる

     定期点検整備記録と突き合わせて、消耗部品を中心に、エンジンと周辺をチェック。オイル漏れなどにも注意。できれば日常点検項目くらいは見ておきたいが、詳しい整備状況は販売店スタッフに聞いて確認しよう。
     交換した新しい部品が付いていれば、消耗品か、不具合か、それとも事故などでダメージを受けたのか、交換した理由を探ってみる。気になる部分があれば、販売店に聞いてみよう。

6.車体内側の鉄板部を確認

 カバーや機器類などがあって見づらいが、左右フェンダー側や室内側のパネル、フレーム(骨格)やメンバー(補強部材)など、エンジンルーム内側の鉄板を調べよう。車体の骨格となっている部分を修理している車両は、修復歴があることを明示しているはずだが、念のために、歪みや修理/交換跡などがないか確認。たとえ修復歴にならないような傷や凹みなどの軽度な修理だとしても、事故歴や修理歴がないか販売店に念を押しておこう。

  • 7.取り付け状態を調べる

    取り付け状態を調べる

  • 7.取り付け状態を調べる

     フロントフェンダーは、エンジンルーム側に錆、腐食、修理跡などがないかチェックする。同時に、固定ネジを回した形跡がないかチェック。下でフェンダーを支えているブラケット(台座金具)の状態にも注意しよう。
     フロントフェンダーは、車体構成上の重要な車体補強部材とはなっていないので、傷や凹みなど外傷を修理しても修復歴にはならない。しかし、大きな衝撃を受けて修理/交換しているとなれば、車体内側の骨格部にダメージが及んでいないか調べる必要がある。

8.ボンネットの裏側も見る

 外面をチェックしたら、裏面側に修理跡などがないか確認。特にパネル接合部のシーラーの状態に注意。
 外して修理、あるいは交換することもあるので、ヒンジ部のネジもチェック。ヒンジおよび車体側のヒンジ固定部周辺の状態も調べよう。
 ボンネットを修理/交換していれば、ボンネット単独の損傷なども考えられるが、車体部を修理/交換している可能性があると考えて、車体前部一帯を慎重にチェックする必要がある。

9.前部の必須チェックポイント

 エンジンルームの前部にある、車体の左右に繋がっているラジエターコアサポートは、車体に大きな衝撃を受けると影響が及びやすい。修正、修理、交換の形跡などがないか調べよう。左右フェンダーへ伸びている部分も慎重にチェック。カバー類やヘッドライト、フロントグリルなど関連部品の状態もチェック。バンパーやフェンダーなど、周辺の状態にも注意しながらチェックしよう。

  • 日産 セレナ (エンジンルーム1)

  • 日産 セレナ (エンジンルーム2)

10.縁と奥もチェック

 フェンダーは、ホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)を傷付けることも多い。傷や凹み、修理跡などがないか、フェンダーに歪みがないかチェック。さらに、鉄板を内側に折り込んでいる縁の部分に修理跡がないかチェック。奥を覗いて、タイヤハウス内の状態もチェック。フロントフェンダーは、ライナー(内側にある泥よけ)の状態にも注意。バンパー側の状態も見ておこう。

  • 日産 セレナ (フェンダー1)

  • 日産 セレナ (フェンダー2)

  • 11.周辺も調べて判断する

    日産 セレナ (ドアヒンジ)

  • 11.周辺も調べて判断する

     ドアに大きなダメージを負うと、外して修理することがあり、交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジをチェックしよう。
     ただし、ドアの立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけではドアを修理/交換しているとは断定できない。ドア自体はもとより、ピラー(柱)やサイドシル(梁)など、周辺にダメージや修理跡などがないか調べて判断する必要がある。

  • 12.スライドドアのチェック

    日産 セレナ (スライドドア)

  • 12.スライドドアのチェック

     損傷や修理跡などがないかチェックし、立て付け状態を確認。
     開閉具合とスライドの動作もチェック。スライドの動きが重いとか、引っかかりがあるなどの症状に注意。電動開閉式の場合も、スライド動作やオートクローザーの機能を慎重にチェックする。

13.金具類の状態もチェック

 フロントドアと同様に、スライドドアの内側に修理跡がないかチェックし、ドアを支えている金具類を修理/交換した形跡がないかチェック。ドア開口部のルーフ部とステップ部、車体後部側面にあるレール(溝金具)に異常がないかも注意してチェックしよう。

  • 日産 セレナ (レール1)

  • 日産 セレナ (レール2)

  • 日産 セレナ (レール3)

14.下側に注意ポイント

 車体側面は、ドア下の車体側に設置しているサイドシルプロテクターに損傷や修理/交換の形跡がないかチェック。重要なのは、プロテクターを被せている内側にあるサイドシル(車体の梁)だ。床下側を覗いて、腐食や損傷、修理跡などがないかチェック。特に、下に突き出ている部分に損傷や歪み、修理や交換跡などがないか慎重に調べよう。
 前後ドアを開けて、ステップ部(サイドシルの上側)の状態もチェックしよう。

  • 日産 セレナ (下部1)

  • 日産 セレナ (下部2)

15.リアフェンダーのチェック

 損傷や修理跡などがないかチェックし、周辺部も含めて立て付けをチェック。上側にあるスライドドアのレールとレールカバー、コンビネーションランプの状態もチェック。スライドドアを開けて、開口部にマスキング跡や修理/交換跡などがないかも確認。車体右側は、フューエルリッドを開けて、内部にマスキング跡や修理跡がないかチェック。リッド表面の色調がフェンダー部と違っていないかも注意する。

  • 日産 セレナ (リアフェンダー1)

  • 日産 セレナ (リアフェンダー2)

16.テールゲートのチェック

 解錠・施錠の具合をまずチェック。テールゲートを開閉して、上げ下げする動き具合をチェックし、上げた全開状態でしっかり止まっていることも確認。
 閉まり具合がよくない場合は、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。なにか不審に思えたら、販売店スタッフに聞いてみよう。
 テールゲートは、内側に修理跡などがないかチェック。取り付けネジもチェック。ヒンジおよび車体側のヒンジ固定部周辺に歪みや修理跡などがないかも調べよう。

  • 日産 セレナ (テールゲート1)

  • 日産 セレナ (テールゲート2)

17.鉄板の接合部を調べる

 テールゲートを開けて開口部を見ると鉄板の接合部がある。修理/交換の形跡がないか、溶接やシーラー、塗装の状態を慎重にチェック。コンビネーションランプやバンパーの状態もチェック。
 後方から強い衝撃を受けると広範囲に波及することがあるので、フェンダーやルーフ、ピラー、キャビン(室内)なども含めて慎重にチェックしよう。

  • 日産 セレナ (鉄板の接合部1)

  • 日産 セレナ (鉄板の接合部2)

  • 18.タイヤとホイールのチェック

    日産 セレナ (タイヤ)

  • 18.タイヤとホイールのチェック

     タイヤは、残り溝の深さを点検し、傷や異物の刺さり、ひび割れなどがないかも確認。
     接地面の摩耗状態も調べよう。外側だけとか内側だけなど、一部が極端に減る偏摩耗が起きていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているのか、あるいは車体が歪んでいるのか、確かめる必要がある。いずれにしても、異常摩耗には要注意。
     ホイールは、傷や歪み、破損などがないかチェック。リム部(タイヤと接している縁の部分)の傷や曲がりにも注意。アルミホイールは、過度な衝撃で生じることがある変形や割れにも注意したい。

  • 19.床下を覗いて確認

    日産 セレナ (床下)

  • 19.床下を覗いて確認

     パネルやフレーム(骨格)、メンバー(補強部材)など鉄板部。マフラーやサスペンション、ブラケットなど、部品類や金具類も、傷や曲がり、歪み、修理/交換の形跡などがないかチェック。前後バンパーの裏側奥や、左右サイドシル側からも奥まで覗いて慎重にチェックしよう。
     油汚れ(オイルやグリスなどの漏れ)、樹脂やゴム部品の破損などにも注意。錆が発生していれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、広がり範囲と腐食の進行状態を確かめておこう。

  • 20.不具合の兆候を探る

    日産 セレナ (エンジンをかける)

  • 20.不具合の兆候を探る



     エンジンをかけてもらい、始動具合やアイドリング回転、排気ガスの色などをチェック。できれば自分でエンジンをかけて、始動時には表示/警告灯類の点灯にも注意したい。
     始動困難、不安定なアイドリング回転、異音や大きな振動、白煙(水蒸気なら問題ない)や黒煙の排気ガスなどが出ていれば、なんらかのトラブルを抱えている。異常を感じたり、疑問があれば、販売店スタッフに聞いてみよう。

  • 21.オートマチックのチェック

    日産 セレナ (オートマチック)

  • 21.オートマチックのチェック

     エンジンをかけてブレーキを踏んだままセレクトレバーを操作して、各ポジションにスムーズに切り替えできるかどうかチェック。できれば試乗して、走行中のオートマチック動作を確認したい。アクセルペダルの操作具合と自動変速の連動状態にも注意したい。とはいっても、異常や不具合を判断するのは難しい。車両の購入を決めるなら、エンジンやCVTのほか、ブレーキやサスペンションなども販売店で点検、整備してもらうほうがいい。

22.装備機器類の機能を確認

 ウインカーやヘッドライト、ブレーキランプなど保安装置類の作動状態を確認。パワーウインドウの開閉や室内ランプの点灯、リモコンキーでの各部動作もチェック。エアコンは冷房・暖房とも効き具合を確かめる。とりあえずはわかるところだけでもチェックしたら、あとの細かいところは販売店で点検してもらおう。
 参考車両には、HDDナビゲーションシステムやTV&DVDビデオ用後席液晶モニターなどが付いている。車両の装備は、販売店で事前に確かめておこう。

  • 日産 セレナ (HDDナビゲーションシステム)

  • 日産 セレナ (TV&DVDビデオ用後席液晶モニター)

22.隅まで細かくチェック

 室内は、シートや内装材などに汚れや染み、傷、穴などがないかチェック。運転席周辺だけでなく、2列目席、3列目席、ラゲッジスペースまで念入りに調べよう。フロアや天井の状態も確認。ボックスやポケットなどは内部もチェック。エアコンの吹き出し口やボックスの蓋などは、可動部の破損にも注意。セカンドシート折りたたみチップアップ&ロングスライドやサードシートマルチアップなども試してみよう。

  • 日産 セレナ (室内1)

  • 日産 セレナ (室内2)

  • 日産 セレナ (室内3)

  • 日産 セレナ (室内4)

■車両の情報をチェック

  • 書類

     備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。
     現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容も見ておこう。

  • 書類

車両チェックの勘どころ

塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような“直線状の段差”があれば、何らかの理由で塗装している。●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。

取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。

溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。
●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。
●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。

立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。●プレスライン(外板パネルを折り曲げている角の線)やモール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。

■今回の車両のプロフィール

●2005年5月にフルモデルチェンジして3代目(C25型)となったセレナ。広い居住空間と荷室空間、大開口両側スライドドアや低いステップ、広くなったサイドウインドウのほか、シートアレンジを工夫するなどでミニバンとしての機能と使い勝手を向上。外装デザインには、「20RX/20RS」と「20G/20S」の2タイプを設定。2.0Lエンジンを軽い操作感の電動アシストシフト機能付CVTを組み合わせて、燃費も向上している。2005年12月に一部改良。2006年6月にエアロバージョンの「ハイウェイスター」を追加。2006年12月19日に一部仕様や車体色設定を変更している。
*注:この記事では、特別仕様車やオーテックカスタムカーシリーズなどは省略しています。

●仕様グレードの「20RS/20RX」は、前面にパネルを付けたスムージンググリルと開口部が大きなバンパー、サイドシルプロテクター、車体下部アクセントカラーの外装。フォグランプ、リモートコントロールエントリーシステム、ウレタン3本スポークステアリング、ブラック・ジャージシート地、シルバーセンタークラスター、CD一体AM/FMラジオなどを標準装備。「20RS」は、フルホイールカバー・15インチスチールホイールが標準装備。「20RX」は、オートライトシステム、撥水加工付ブラックシート地、マルチポジションネット、15インチアルミホイールなどが標準装備。「20S/20G」は、メッキグリル&バンパー、メッキバックドアフィニッシャーの外装。「20S」の装備は20RSとほぼ同じだが、フォグランプとオートライトシステムは付かず、サンドベージュ・ジャージシート地、フルホイールカバー・15インチスチールホイールなどが標準装備となっている。「20G」は、オートライトシステム、本革巻3本スポークステアリングホイール、インテリジェントキー、木目調フィニッシャー、シャンパンゴールドセンタークラスター、MD・CD一体AM/FMラジオ、サンドベージュ・ヌバック調クロス/スエード調トリコットシート地、リモコンオートスライドドア、15インチアルミホイールを標準装備。
「ハイウェイスター」は、専用外装(フロントグリル、フロントバンパー、リアバンパー、サイドシルプロテクター、他)、バイキセノンヘッドランプ、メッキリング付フォグランプ、オートライトシステム、本革巻3本スポークステアリング・シルバー加飾、リモートコントロールエントリーシステム、インテリジェントキー、ブラック・ジャカード織物/トリコットシート地、オーディオレス、16インチアルミホイールを標準装備。
2WD車はオートエアコン+リアクーラー、4WD車はオートデュアルエアコンが標準装備となっている。20G以外は、バックビューモニター、サイドブラインドモニター、ステアリングスイッチ、両側スライドドアオートクローザーなどをセットにした追加装備「HDDナビパッケージ」を設定している。

■参考車両と同時期の仕様グレード設定

グレード型式シフト駆動
20RSDBA-C25CVTFF
DBA-NC25CVT4WD
20RXDBA-C25CVTFF
DBA-NC25CVT4WD
20SDBA-C25CVTFF
DBA-NC25CVT4WD
20GDBA-C25CVTFF
DBA-NC25CVT4WD
ハイウェイスターDBA-CC25CVTFF
DBA-CNC25CVT4WD

●その後、2007年12月のマイナーチェンジで仕様グレードを「20S」「20G」「ハイウェイスター」の3タイプに整理している。

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グーネットマガジン編集部

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